羊刃星・陀羅星/原宿の占い師 中島多加仁 紫微斗数占い

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羊刃星・陀羅星

羊刃星・陀羅星

剛毅、粗暴、怪我を表します。
羊刃星は陽の金性に属します。
陀羅星は陰の金性に属します。
ともに北斗助星ですが「凶」の現象が強くなります。
命宮に羊刃・陀羅を持つ人は、決断力に富み、勇猛果敢な性格をしています。
気性は激しく、謀略に優れています。
力量さえ強ければ、権力を握ることができますが、弱ければ多くの困難に遭遇するし、大きな事故に会う危険性があります。
また、気持ちはいつも孤独になります。
押しの強い、威圧感のある雰囲気を漂わせています。
もし力量が弱く、殺星(火星・鈴星・天刑・化忌)が同宮すると、顔や体のどこかに傷跡が残るようになります。
人の指示に従うのを嫌うため、自営業や商業に向きます。
また、何かの技術や技能を身につけるようになりますが、芸術方面にはあまり向いていないようです。
勤め人ならばプロスポーツ選手をはじめ、警察、自衛隊、消防など体を張って仕事をする職種に適性があります。

●その他の星との配合

貪狼星と同宮し、命宮の力量が弱ければ、放蕩生活の末、それがたたって体を壊します。
破軍と同宮していたら、一時的に成功しますが、いずれ失脚します。
廉貞、巨門、火星、鈴星と同宮しますと、慢性病を患う暗示があります。
太陽、太陰と同宮しますと、夫婦仲がうまくいかないようです。
文昌・文曲・左輔・右弼と同宮しますと、顔や体にアザや傷跡がのこるような暗示があります。
四庫の地(子・午・酉・卯)にはいり、その時期に巡ると、刑罰をうけるような事件を引き起こしたりします。
とくに「酉」の宮に座すと、悲惨な死に方で人生の幕を閉じる傾向があります。
子と午の宮に座し吉星と同宮していれば、いくぶん厄は解除されます。
とくに官禄宮に入っていたら政治に関することは避けて下さい。
選挙に落選するばかりか、不利な状況に陥ることになります。
また陀羅は「骨」に関連します。
命宮に入り、凶星と加会していたら骨折か歯の異常に悩まされます。
陀羅の「陀」は阿弥陀や仏陀の意味があり、苦しい修行の後に悟りを開くという意味もあります。
また「羅」は、かつて羅刹という極悪な鬼が最後には神に帰依する、という伝説もあります。
すなわち若い頃は気性が荒々しく、社会に迷惑をかけるけれど、成長とともに悟りを開くことによって人生の後半は光明が差し込むという暗示もあります。

【教えてTaka先生!】紫微斗数 副星紹介 羊刃星・陀羅星(ようじん・だら)編

主星

紫微斗数にはいくつかの流派があって、それぞれ使う星が若干変わってきます。
古い紫微斗数では100個以上の星を使いますが、現代紫微の主流は働きの強い38星を使用します。
紫微斗数の星は3種に分類されます。それが「北斗」「南斗」そして「中天」です。
すべてに陰と陽との区別があり、しかも《木・火・土・金・水》の5性いずれかに属します。
まず、それぞれの星たちを簡単に紹介しましょう。詳細は、それぞれの星をクリックしてください。

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