HOME > 紫微斗数 > 紫微斗数の主星・副星・飛星 > 天同星(てんどうせい)
天同星(てんどうせい)
南斗4星【陽の水星】 平和、慈悲、協調、動揺
陽性の水星です。
テーマは、平和、協調、融和
争いが嫌いな平和主義者。頼りがいのない感じの優男(やさおとこ)です。爽やかな雰囲気で知的なところは、どことなく廉貞に少し似ています。「賢そうとかよく言われるけど、私の天同星の彼は、勉強苦手なの」と言うのは大きな間違い。ここでの「知的」とは、アクションやジェスチャーで何かを伝えるというより、トークの内容自体で話が通じるか、という意味です。 廉貞との決定的な違いは、アクが薄く、マイペースなところ。あせらず、はやらず、常に自分のペースを崩しません。「理知的でとっても頼もしい!」と、このキャラクターがたまらなく好きという人もいれば、「鈍感すぎるわ」と言う人もいて、好き嫌いがハッキリと別れるタイプです。 天同と仲良くなるには、自分が感銘や影響を受けた書籍や音楽などの話をすることです。つまり、なんらかの共通の話題を通して仲間意識を作っていくのが、天同の親密化パターンなのです。 天同は、時間や物事という概念をあまり重用視しません。その点では、昔の知り合いと再び恋に落ち、復縁するなんてこともよくあります。要するに感情ではなく、頭で恋愛するのです。恥ずかしがり屋ですから、合コンなどで芸をやった後にも「なんちゃってね」的な照れが入り、役柄を演じ切らずに、サラッと流したりするところがあります。 謙虚な人の良さも優柔不断と取られてしまうのが、天同の個性でしょう。 義理堅く、親や友人はとても大事にします。自己顕示欲も少なく、見栄を張らない性格のため、誰とでも等身大で付き合えます。天同の友情は本当に謙虚でピュアなものです。 普段はヘラッとしていても、ときおりもの凄く頑固な一面を見せることがあり、自分のポリシーとぶつかると、相手がどこの誰であろうと立ち向かってゆきます。内面には非常に強いモノを秘めているのです。しかし、クヨクヨして頼りがいのない印象を与えてしまうのです。
【教えてTaka先生!】紫微斗数 十四主星紹介 天同星(てんどうせい)編
主星
紫微斗数にはいくつかの流派があって、それぞれ使う星が若干変わってきます。 古い紫微斗数では100個以上の星を使いますが、現代紫微の主流は働きの強い38星を使用します。 紫微斗数の星は3種に分類されます。それが「北斗」「南斗」そして「中天」です。 すべてに陰と陽との区別があり、しかも《木・火・土・金・水》の5性いずれかに属します。 まず、それぞれの星たちを簡単に紹介しましょう。詳細は、それぞれの星をクリックしてください。
- 紫微星(しびせい) 北斗主星【陰の土星】 高貴、気品、徳、自尊心
- 天機星(てんきせい) 南斗3星【陰の木星】 知識、知恵、学問、精神
- 太陽星(たいようせい) 中天星 【陽の火星】 勇気、活動、陽気、活発
- 武曲星(ぶごくせい) 北斗6星【陰の金星】 勇猛、快活、指揮、財庫
- 天同星(てんどうせい) 南斗4星【陽の水星】 平和、慈悲、協調、動揺
- 廉貞星(れんていせい) 北斗5星【陰の火星】 現実、歪曲、利益、悪知恵
- 天府星(てんぷせい) 南斗主星【陽の土星】 寛容、聡明、温厚、大雑把
- 太陰星(たいいんせい) 中天星 【陰の水星】 精神、芸術、美意識、母性
- 貪狼星(どんろうせい) 北斗1星【陽の木星】 欲望、社交、歓楽、好色
- 巨門星(こもんせい) 北斗2星【陰の水星】 口舌、中傷、分析、弁論
- 天相星(てんそうせい) 南斗5星【陽の水星】 慈悲、参謀、寛容、奉仕
- 天梁星(てんりょうせい)南斗2星【陽の土星】 指導、親分肌、謙虚、実務
- 七殺星(しちさつせい) 南斗6星【陽の金星】 激烈、豪快、動乱、武勇
- 破軍星(はぐんせい) 北斗7星【陰の水星】 破壊、決断、短気、変動
甲級副星
- 文昌星(もんしょうせい) 南斗5星【陰の金星】 博学、芸術、文章
- 文曲星(もんごくせい) 北斗4星【陰の水星】 博学、芸術、文章
- 左輔星(さほせい) 北斗助星【陽の土星】 援助、計画、交友
- 右弼星(うひつせい) 北斗助星【陰の水星】 援助、計画、交友
- 天魁星(てんかいせい) 南斗助星【陽の火星】 聰明、秀麗、気品
- 天鉞星(てんえつせい) 南斗助星【陰の火星】 聰明、秀麗、気品
- 禄存星(ろくぞんせい) 北斗3星【陰の土星】 財産、貫禄、吝嗇
- 羊刃星(ようじんせい) 北斗助星【陽の金星】 暴力、喧嘩、疾病
- 陀羅星(だらせい) 北斗助星【陰の金星】 短気、横暴、疾病
- 火星(かせい) 南斗助星【陽の火星】 剛強、怪我、事故
- 鈴星(れいせい) 南斗助星【陰の火星】 剛強、怪我、事故