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天馬星
異動を意味します。ゆえに旅行や転職、引っ越しを表わします。
天馬は陽の火性に属します。
四生の地(申・亥・寅・巳)にしか座りませんので、この4つの宮を「四馬の地」とも呼びます。
命宮にこの星を持つ人は、気が短くせっかちで、耐えず動き回っているような人です。
一生を通じて変動の運がつきまとっています。
住居の移転、職業の異動を多く経験しますし、外地に赴いたり、旅行や出張が多くなります。
吉星と加会し、命宮の力量が強ければ、異動することにより、チャンスに恵まれたり地位の向上が見られます。
しかし凶星と加会していると、異動することにより災難や困難に遭遇したり、あるいは流浪の人生となります。
禄存が同宮しますと、大きな財産を得ます。
紫微、天府、天相、太陰、武曲、貪狼と同宮するひとは非凡です。
辛苦は伴いますが、かならず能力を発揮します。
●その他の星との配合と適正
とくに相性が良いのは、やはり吉星に属する星たちです。
天馬は、よくも悪くも同宮した星のはたらきを後押しします。
紫微、天府、太陽、武曲などに会えば出世を助けますし、廉貞、貪狼、太陰などにつけば桃花的な現象が顕著になります。
巨門に会うと言葉がすべり過ぎる傾向になりますし、廉貞や破軍に添えば活発になるでしょう。
【教えてTaka先生!】 紫微斗数 副星紹介 天馬星
主星
紫微斗数にはいくつかの流派があって、それぞれ使う星が若干変わってきます。 古い紫微斗数では100個以上の星を使いますが、現代紫微の主流は働きの強い38星を使用します。 紫微斗数の星は3種に分類されます。それが「北斗」「南斗」そして「中天」です。 すべてに陰と陽との区別があり、しかも《木・火・土・金・水》の5性いずれかに属します。 まず、それぞれの星たちを簡単に紹介しましょう。詳細は、それぞれの星をクリックしてください。
- 紫微星(しびせい) 北斗主星【陰の土星】 高貴、気品、徳、自尊心
- 天機星(てんきせい) 南斗3星【陰の木星】 知識、知恵、学問、精神
- 太陽星(たいようせい) 中天星 【陽の火星】 勇気、活動、陽気、活発
- 武曲星(ぶごくせい) 北斗6星【陰の金星】 勇猛、快活、指揮、財庫
- 天同星(てんどうせい) 南斗4星【陽の水星】 平和、慈悲、協調、動揺
- 廉貞星(れんていせい) 北斗5星【陰の火星】 現実、歪曲、利益、悪知恵
- 天府星(てんぷせい) 南斗主星【陽の土星】 寛容、聡明、温厚、大雑把
- 太陰星(たいいんせい) 中天星 【陰の水星】 精神、芸術、美意識、母性
- 貪狼星(どんろうせい) 北斗1星【陽の木星】 欲望、社交、歓楽、好色
- 巨門星(こもんせい) 北斗2星【陰の水星】 口舌、中傷、分析、弁論
- 天相星(てんそうせい) 南斗5星【陽の水星】 慈悲、参謀、寛容、奉仕
- 天梁星(てんりょうせい)南斗2星【陽の土星】 指導、親分肌、謙虚、実務
- 七殺星(しちさつせい) 南斗6星【陽の金星】 激烈、豪快、動乱、武勇
- 破軍星(はぐんせい) 北斗7星【陰の水星】 破壊、決断、短気、変動
甲級副星
- 文昌星(もんしょうせい) 南斗5星【陰の金星】 博学、芸術、文章
- 文曲星(もんごくせい) 北斗4星【陰の水星】 博学、芸術、文章
- 左輔星(さほせい) 北斗助星【陽の土星】 援助、計画、交友
- 右弼星(うひつせい) 北斗助星【陰の水星】 援助、計画、交友
- 天魁星(てんかいせい) 南斗助星【陽の火星】 聰明、秀麗、気品
- 天鉞星(てんえつせい) 南斗助星【陰の火星】 聰明、秀麗、気品
- 禄存星(ろくぞんせい) 北斗3星【陰の土星】 財産、貫禄、吝嗇
- 羊刃星(ようじんせい) 北斗助星【陽の金星】 暴力、喧嘩、疾病
- 陀羅星(だらせい) 北斗助星【陰の金星】 短気、横暴、疾病
- 火星(かせい) 南斗助星【陽の火星】 剛強、怪我、事故
- 鈴星(れいせい) 南斗助星【陰の火星】 剛強、怪我、事故