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文昌星・文曲星
●文昌星・文曲星のイメージ
学問の星です。
知識、文章、芸術を表します。
文昌は陰性の金性で、南斗第5星です。
文曲は陰性の水性で、北斗第4星にあたります。
命宮の三方四正、もしくは福徳宮に入れば聰明で博識となります。
文化や芸術に関心が深く、文学、音楽、美術、演劇、学術方面に才能を発揮します。
また哲学や心理学、宗教や神秘学などにも造詣が深くなります。
性格はさっぱりしています。
落ち着いていて、めったなことでは動揺しません。
真面目で正義感もあります。
理論的で明瞭な話し方をします。
しかし、冷徹ではありません。
芸術を愛するロマンティストなのです。
欠点としては精神的に持久力にやや欠けるところが見られます。
●容貌、態度、能力
この星が命宮に入ると、たいへん清らかで整った顔だちになります
職業としては、作家や演劇家、音楽家や評論家、シナリオライターやデザイナーなどのクリエイティブな方面に適性があります。
また教育関係や研究職、にも適性があります。
●その他の星との配合
太陰星と同宮すれば、占術や神秘学に深い関心を示します。
破軍星と同宮すれば水難の相です。
羊刃・陀羅・火星・鈴星と加会して、命宮の主星が弱ければ、口先でごまかそうとする姑息な性格になります。
また、口舌の災いや訴訟のトラブルにあいやすいので要注意です。
もっとも嫌うのは「化忌」と出合うことです。
学科面で運の悪さをもたらし、とくに年運にさしかかると「文章や契約上の過失」に悩まされます。
【教えてTaka先生!】紫微斗数 副星紹介 文昌星 ・ 文曲星(もんしょう・もんごく)編
主星
紫微斗数にはいくつかの流派があって、それぞれ使う星が若干変わってきます。 古い紫微斗数では100個以上の星を使いますが、現代紫微の主流は働きの強い38星を使用します。 紫微斗数の星は3種に分類されます。それが「北斗」「南斗」そして「中天」です。 すべてに陰と陽との区別があり、しかも《木・火・土・金・水》の5性いずれかに属します。 まず、それぞれの星たちを簡単に紹介しましょう。詳細は、それぞれの星をクリックしてください。
- 紫微星(しびせい) 北斗主星【陰の土星】 高貴、気品、徳、自尊心
- 天機星(てんきせい) 南斗3星【陰の木星】 知識、知恵、学問、精神
- 太陽星(たいようせい) 中天星 【陽の火星】 勇気、活動、陽気、活発
- 武曲星(ぶごくせい) 北斗6星【陰の金星】 勇猛、快活、指揮、財庫
- 天同星(てんどうせい) 南斗4星【陽の水星】 平和、慈悲、協調、動揺
- 廉貞星(れんていせい) 北斗5星【陰の火星】 現実、歪曲、利益、悪知恵
- 天府星(てんぷせい) 南斗主星【陽の土星】 寛容、聡明、温厚、大雑把
- 太陰星(たいいんせい) 中天星 【陰の水星】 精神、芸術、美意識、母性
- 貪狼星(どんろうせい) 北斗1星【陽の木星】 欲望、社交、歓楽、好色
- 巨門星(こもんせい) 北斗2星【陰の水星】 口舌、中傷、分析、弁論
- 天相星(てんそうせい) 南斗5星【陽の水星】 慈悲、参謀、寛容、奉仕
- 天梁星(てんりょうせい)南斗2星【陽の土星】 指導、親分肌、謙虚、実務
- 七殺星(しちさつせい) 南斗6星【陽の金星】 激烈、豪快、動乱、武勇
- 破軍星(はぐんせい) 北斗7星【陰の水星】 破壊、決断、短気、変動
甲級副星
- 文昌星(もんしょうせい) 南斗5星【陰の金星】 博学、芸術、文章
- 文曲星(もんごくせい) 北斗4星【陰の水星】 博学、芸術、文章
- 左輔星(さほせい) 北斗助星【陽の土星】 援助、計画、交友
- 右弼星(うひつせい) 北斗助星【陰の水星】 援助、計画、交友
- 天魁星(てんかいせい) 南斗助星【陽の火星】 聰明、秀麗、気品
- 天鉞星(てんえつせい) 南斗助星【陰の火星】 聰明、秀麗、気品
- 禄存星(ろくぞんせい) 北斗3星【陰の土星】 財産、貫禄、吝嗇
- 羊刃星(ようじんせい) 北斗助星【陽の金星】 暴力、喧嘩、疾病
- 陀羅星(だらせい) 北斗助星【陰の金星】 短気、横暴、疾病
- 火星(かせい) 南斗助星【陽の火星】 剛強、怪我、事故
- 鈴星(れいせい) 南斗助星【陰の火星】 剛強、怪我、事故