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紫微星(しびせい)
北斗主星【陰の土星】 高貴、気品、徳、自尊心
陰性の土星です。テーマは、威厳をもつこと。
紫微星の右隣には『天機星』がいます。孤独を嫌い、かならず参謀を持ちます。
「帝王の星」と呼ばれる、紫微斗数占星術の中心を担う星です。
「北極星」を象徴しています。
太陽と並ぶ統括の星ですが、紫微星は「エンペラー」というより「プリンス」。
つまり、王様ではなく、どちらかと言うと「皇太子様」というイメージが似合います。
何にでも興味を持ち、好奇心旺盛で、無鉄砲なところがありますが、優れた実行力と決断力をもっています。バランスのとれた価値観と強い意志を持っているのです。
紫微星を命宮に持つと、冒険心が強く人生をドラマチックに捉える理想主義者です。
目的をしっかりと定めて、高いバイタリティーと卓越した頭脳で、目標達成に向けて淡々と遂行していきます。年齢の割に大人びた印象を与え、何でもそつなくこなす器用なタイプです。自尊心が高く、高飛車なところがあり、地位と名声を求める野心家です。
感情の起伏をあまり表に出さず、外面と内面で大きなギャップがあったりします。
基本的には穏やで、共存共栄を望む平和主義者ですが、プライドが高く繊細な面があるため、一度傷ついてしまうと、立ち直るのに時間がかかってしまいます。ですが、それを表には出さず、内に抱え込んでしまう傾向があります。
付き合いが深くなってくるにつれて、弱い部分をされけ出すようになります。
意外と不安症で、一人では決定したがらず、物事を決める時は必ず周りに意見を求めます。
弱点としては図に乗りやすいところ。周りから賞賛の声を浴びすぎると、独善的になり「世界で俺が一番偉い」と言わんばかりの勝手気ままな振る舞いになる傾向も。自信がついてくると自慢話が多くなるのも特徴のひとつ。敵も多いですが、それ以上に強力な味方を作る手腕を持っています。
周りの意見をまとめるのが上手く、経営者やリーダーなどで本領を発揮します。
【教えてTaka先生!】紫微斗数の十四主星紹介 紫微星 編
主星
紫微斗数にはいくつかの流派があって、それぞれ使う星が若干変わってきます。 古い紫微斗数では100個以上の星を使いますが、現代紫微の主流は働きの強い38星を使用します。 紫微斗数の星は3種に分類されます。それが「北斗」「南斗」そして「中天」です。 すべてに陰と陽との区別があり、しかも《木・火・土・金・水》の5性いずれかに属します。 まず、それぞれの星たちを簡単に紹介しましょう。詳細は、それぞれの星をクリックしてください。
- 紫微星(しびせい) 北斗主星【陰の土星】 高貴、気品、徳、自尊心
- 天機星(てんきせい) 南斗3星【陰の木星】 知識、知恵、学問、精神
- 太陽星(たいようせい) 中天星 【陽の火星】 勇気、活動、陽気、活発
- 武曲星(ぶごくせい) 北斗6星【陰の金星】 勇猛、快活、指揮、財庫
- 天同星(てんどうせい) 南斗4星【陽の水星】 平和、慈悲、協調、動揺
- 廉貞星(れんていせい) 北斗5星【陰の火星】 現実、歪曲、利益、悪知恵
- 天府星(てんぷせい) 南斗主星【陽の土星】 寛容、聡明、温厚、大雑把
- 太陰星(たいいんせい) 中天星 【陰の水星】 精神、芸術、美意識、母性
- 貪狼星(どんろうせい) 北斗1星【陽の木星】 欲望、社交、歓楽、好色
- 巨門星(こもんせい) 北斗2星【陰の水星】 口舌、中傷、分析、弁論
- 天相星(てんそうせい) 南斗5星【陽の水星】 慈悲、参謀、寛容、奉仕
- 天梁星(てんりょうせい)南斗2星【陽の土星】 指導、親分肌、謙虚、実務
- 七殺星(しちさつせい) 南斗6星【陽の金星】 激烈、豪快、動乱、武勇
- 破軍星(はぐんせい) 北斗7星【陰の水星】 破壊、決断、短気、変動
甲級副星
- 文昌星(もんしょうせい) 南斗5星【陰の金星】 博学、芸術、文章
- 文曲星(もんごくせい) 北斗4星【陰の水星】 博学、芸術、文章
- 左輔星(さほせい) 北斗助星【陽の土星】 援助、計画、交友
- 右弼星(うひつせい) 北斗助星【陰の水星】 援助、計画、交友
- 天魁星(てんかいせい) 南斗助星【陽の火星】 聰明、秀麗、気品
- 天鉞星(てんえつせい) 南斗助星【陰の火星】 聰明、秀麗、気品
- 禄存星(ろくぞんせい) 北斗3星【陰の土星】 財産、貫禄、吝嗇
- 羊刃星(ようじんせい) 北斗助星【陽の金星】 暴力、喧嘩、疾病
- 陀羅星(だらせい) 北斗助星【陰の金星】 短気、横暴、疾病
- 火星(かせい) 南斗助星【陽の火星】 剛強、怪我、事故
- 鈴星(れいせい) 南斗助星【陰の火星】 剛強、怪我、事故