旧正月と立春の違い、あなたは説明できますか?
昨日はテレビ放送の収録で鎌倉の江ノ島まで行き、誰もが知ってる超S級アイドルを紫微斗数で対面鑑定ました!撮影が押していまして、急遽、ニコ生で生配信されました。鑑定は20分ほどでしたが、普段通りの占いができました。自己診断で100点をあげたいです!笑
地上波での全国放送は情報解禁されましたら告知しますね。
さて、今日は『立春』です。そして昨日は節分でした。節分には「季節を分ける」という意味があります。そのため節分は、立春・立夏・立秋・立冬の前日、という意味があるのですが、江戸時代以降は立春の前日を節分となりました。これは、冬から春に変わる時を一年の境としていたためです。
多くの日本人は、暦のことを正しく知りません。たとえば旧正月と立春の違い、説明できますか?こういう知識は占い師なら常識なので、ちゃんと説明できなくては恥をかきますよね。
旧正月とは、旧暦の正月を指します。現在、日本が採用している暦は太陽暦(グレゴリオ暦)ですが、明治初頭までは『太陽太陰暦』を使用していました。これがいわゆる旧暦と呼ばれるものです。日本も明治6年に改暦されてから1月1日を正月としたため、旧正月をお祝いする地域は少なくなっていきました。なお、今年の旧正月は2月10日です。旧正月は毎年変わり。昨年は1月22日でした。
中国は『春節』と言われ、一年でもっと大切な祝日です。旧正月の前日(大晦日)の夜は、花火や爆竹が派手に打ち上げられ新年を華々しく迎えます。韓国では「ソルラル」と言い、お世話になった人へ贈り物を贈り、故郷に戻り韓服を着て伝統行事を行います。ベトナムでは「テト」と呼び、家の中を花で飾る風習があります。そのため旧正月が近くなると花市が多く開催され、親戚が集まってご馳走を食べながら新年を迎えます。
旧正月と立春は、近い時期にあるので、混同している日本人が多いです。しかし実際には、似て非なるものです。旧正月は、旧暦の正月のことで月の満ち欠けから計算した元日。
立春は、二十四節気の第一節気です。旧正月と立春は同じく「新年の始まりの日」では?と思う方もいるでしょう。中国の占いに四柱推命と紫微斗数(しびとすう)という占星術があります。
前者の四柱推命は立春を起点に数えますが、後者の紫微斗数は旧正月を起点に考えます。なぜなら四柱推命は太陽の占いで、紫微斗数が月の占いだからです。太陽は男性の象徴で、月は女性の象徴です。なので四柱推命は出世とか結婚の判断が絶妙で、紫微斗数は趣味や生きがい、恋愛や人間関係に特化しています。
ちなみに、2038年は、旧正月と立春が重なるんです。それを『朔旦立春』と呼び、とても縁起がよい日と考えています。
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