なぜ、自分の本音を殺して誰かの言いなりになるのか?
占いって、人を不安にさせることもあります。人は誰しも日頃から不安を抱えながら生活しています。ですから
「結婚運が悪いから離婚する」
「事故で死ぬ運命だ」
という鑑定をすれば、ほとんどの人は不安を感じます。
ぼくは20年前、とある有名な占い師に観てもらって占いが嫌いになりました。当時のパートナーが占い好きで、事業に失敗したぼくを半ば強引に、占い師とかカウンセラーの元へ連れ回したのです。
とにかく不安をあおる系占い師が多く、それが原因で、ぼくはとことん占いが嫌いになりました。同時に、カウンセリングも大嫌いになったんです。彼らは占いや心理学を、恐怖心をあおる道具として使っていたからです。
しかし本来の占いの目的は、恐怖心から開放されるためにあるのではないか?と、ぼくは考えました。そして「だったら自分がその役割を担おう」決心したのです。研究を深める段階で、占いは運命学であり人生哲学だと知りました。
たとえば、結婚相手というのは、じぶん自身の愛の状態によって吉凶が決まるのです。やさしい愛による行動をしていれば、異性は心地よく寄ってきます。「愛が欲しい」という欲望では、変な異性しか寄ってきません。これが愛のシステムなのです。
人は生まれた瞬間から、恐怖心を植え付けられて育っています。まるで恐怖心を植えつけるのが、親の教育みたいになっています。「常識を守ったら幸せになれますか?」なれませんよね。むしろ非常識な人のほうが、幸せだったりします。「勉強しないと大人になって大変なことになるよ」そうやって、親や先生に脅かされませんでしたか?やりたくもないお稽古ごとを、「やっておかないと将来困るから」と脅迫され、無理矢理やったことありませんか?
テストの点数が悪かったとき、「もっといい点数とらないと恥ずかしい」と、親に嘆かれた経験ありませんか?仕事を探すとき、「大企業でないと給与は低いし退職金も出ないから損するよ」「民間企業は厳しいから公務員に」などと、決めつけられたことはありませんか?
「親の面倒を見るのは、人として道徳的であり義務だ」そういった倫理観や常識が一般社会にあります。「暴力を振るう夫から逃げたい」「愛のない夫と別れたい」だけど、経済的に依存しているから一人では生きていけない。嫌いな上司からパワハラされているのに、反発すると解雇になる。そういう恐怖心から、我慢してストレスが溜まります。
「努力しないと不幸になる」
「自分磨きを怠るとしあわせになれない」
そういった強迫観念から、自己啓発セミナーに参加した。これらは、だれもが陥る心理的な罠です。なぜ、自分の本音を殺して誰かの言いなりになるのでしょうか?それは、恐怖心があるからです。そういう人たちに勇気を与えるために、占い師の道を選んでみてはいかがでしょうか?
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