命を落とした霊魂たちを次々に天界の守り神へと昇華
紫微斗数に何かしら縁がある『封神演義(ほうしんえんぎ))』という怪奇小説。この物語の面白さに、きっとあなたも魅了されるはずです。
妲己は、有力な武将である黄飛虎(こうひこ)の夫人に矛先を向けました。殷の社交界において絶世の美女と謳われた賈夫人(か-ふじん)。その美貌には、さすがの妲己でさえも嫉妬するほど。あるとき妲己は、紂王と賈夫人との3人だけで酒席を設けます。そして妲己は、紂王が酔った頃合いを見て席をはずしました。もともと女癖の悪い紂王が何もしないわけはありません。妲己の思惑どおり、賈夫人は姦淫されそうになります。
しかし、とても貞節な貴婦人だった彼女は、逃げ場を失うと、高い建物から飛び降りて自害してしまったのです。その死を悲しんだ神々は、彼女の霊魂を、清楚で潔白さの象徴である月宮殿に連れてゆきます。そして『太陰星』として祀り、田宅(家庭や不動産)の守り神の任務を与えました。
邪魔者を次々と死に至らしめた妲己は、紂王の寵愛を一身に受けると、ますます紂王を意のままに動かし、殷の政治は収拾がつかなくなりました。それに対抗するため、姫昌は「文王」と名をあらためて、殷を征伐するために援軍を迎え入れます。それが、かつて殷国で紂王に仕え、軍学や占学を指導していた姜子牙(きょうしが)でした。
かつて姜子牙は、妲己との戦いに敗れたのち、山奥で魚釣りをしながら来るべき時にそなえ、仙人修行をしていました。姜子牙は、周に定住すると馬千金(ばせんきん)と結婚しました。しかし姜子牙は一向に仕事をせず、「やがて自分を必要とする人物がやってくる」というばかりで、湖水に釣り糸を垂れる日々。
そんな亭主に苛立ちを覚えた馬千金は、どんどん口うるさくなっていきます。夫である姜子牙をなじり、悪口を言いふらすばかりか、ついに離婚を突きつけました。ところが、それから間もなくして、姜子牙が周の文王に見出され、しかもいきなり宰相に抜擢されたのです。この姜子牙を別名「太公望(たいこうぼう)」と呼びます。
太公望というと、釣りの神様として有名ですが、一介の浪人から周の宰相という地位を釣り上げたというのが真相です。元亭主の思いもよらぬ出世に驚いた馬千金は、自分の所業を恥じて自殺します。神々は、この口うるさい馬千金の霊魂を『巨門星(こもんせい)』としてまつり、揉め事の仲裁役の仕事を与えました。
さて、太公望という軍師を得た周は、徐々に国力をつけ、同時に殷を見限った諸侯がぞくぞくと周に帰属するようになりました。なかでも黄飛虎は、殷軍の大将として恐れられていました。
物語は、まだまだ続きます。
紫微斗数ほど謎に包まれた占いが他にあるでしょうか?壮大なロマンあふれる伝説に彩られた世界観が、紫微斗数の隠れた魅力なのです。
今月19日の日曜日、紫微斗数フェスが開催されます。
本には書けない!Youtubeで話せない 紫微斗数の㊙テクニック満載!【紫微斗数フェス!!】
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13時「生まれた時間がわからなくても使える とっておきの魔法 紫微斗数ホラリー」
14時「前世のカルマを探り 生まれてきた意味を知る 命盤から読み解く前世の見方」
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