四柱推命と九星気学では節分までが前年で立春が変わり目
立春から数えて88日目が八十八夜と呼んでいます。そう、「夏も近づく八十八夜~♪」ですね。さらに、立春のあと初めて吹く南の強風を『春一番』と呼ぶのです。
立春の早朝、禅寺では、門に「立春大吉」と書いた紙を貼ります。中国暦では、立春と雨水を含む月が正月です。それは、立春の頃を年初にし、春の始まりと年の始まりを一致させるためでした。
四柱推命と九星気学では、節分までを前年として、立春で年が変わるとしています。春の区分は、西欧では習慣的に暑くも寒くもない温かい季節、つまり春分から夏至までが春です。
しかし古代中国では、昼夜の長短のピークとなる夏至・冬至と、昼夜の長さが同じとなる春分・秋分を各季節の中心としているのです。これらの中間に、各季節の区切りとして立春・立夏・立秋・立冬をもうけました。これが中国暦の特徴です。
西欧では春分を起点にしますが、中国は冬至が起点になります。二十四節気では、立春から立夏までを『春』とします。欧米の習慣的な天文的区切りとは、だいたい1.5ヶ月ずれます。日本では明治6年に、太陰暦を廃止。気象学も欧米の法則を取り入れたのです。
気象学的には、
3月~5月が春、
6月~8月が夏、
9月~11月が秋、
12月~2月が冬、
とされます。
現代の日本では、欧米的な四季感覚に慣らされていますから、2月4日の立春に対し、季節感のずれを感ずるのはやむをえません。立春は、節分の翌日ですが、節分は必ずしも2月3日とは決まっていません。
節分が2月3日なのは2024年までで、2025年は2月2日になり、そして翌年からは3日に戻ります。ちなみに1968年は、2月4日が節分でした。ともあれ、新しい一年を迎える立春には、その一年がいい年であるよう願いを込め、『立春大吉』という言葉を掲げるのです。この四文字は左右対称だとわかります。表から見ても裏から見ても「立春大吉」と読めるのです。
その昔、立春大吉の御札が貼られた家に鬼が入ったことがありました。ふと鬼が振り返ると、さっき入る時に見た立春大吉の文字を見て、「まだ入ってなかった?」と勘違いして、逆戻りして帰った、という逸話です。その鬼は、裏側から見ていたんですね。
これがもとで、『立春大吉のお札は厄除けになる』と言われるようになったのです。
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