日本人の宗教思想は、多岐にわたって自由度が高い
昨日は原宿で陰陽師カードの直伝レッスンでした。ひさびさのオンラインなし、現地のみセミナーは満席で、ぼくも饒舌になりました。さて今月は29日に、ルーカスさんの手相講座が開催されます。
『知識0から始める“実践型”手相占いzoom講座』
https://harajuku-uranai.com/tesou_lucas_202210/
手相が身近になって、そしてもっと学びたくなる内容で、同じ趣味の友達を増やすきっかけにもなります。もし占いが好きなら、手相はできたほうがいいです。
日本人の宗教思想は、多岐にわたって自由度が高い
本を読んだり、動画で学んだりと独学も大切ではありますが、セミナーに参加して、大勢の人と関わることで新しい風が吹き込んできます。2年前、コロナ禍となって、いっきに状況が変わりました。今まで慣れなかったオンラインの講座がメインとなったわけです。
それでも、やはりオフラインのリアル講座は人気で臨場感が違いますよね。昨日のセミナーでは、なぜ陰陽師カードを作ったのか、どうしてこの構成になったのか、という話を歴史になぞらえてたっぷり話しました。
そもそも陰陽道とは、中国伝来の陰陽五行説に基づき、天文・暦数・卜筮(ぼくぜい)などの知識を用いて、吉凶や禍福を占う方術を使います。朝廷は陰陽寮を設け、平安時代には全盛を極めました。そんな陰陽寮ですが、明治3年に政府によって廃絶させられ、現存しないのが現実です。
ただ、その流れを汲む一派も少しだけ残っています。
神道との共通点は、装束(衣装)が似ていて、儀式にも類似した点があります。陰陽道の風習でもある節分や節句、七夕などが神道の儀礼として残っています。陰陽道は道教の影響も強く受けています。
道教は神というより、道(tao)を信仰しています。道(tao)とは、陰陽説や五行説など宇宙の法則を示し、それとの調和を目指して気功などを行うので、インドのアーユルヴェーダやヨーガの中華化とも言えます。老子が始祖で、国については「小国寡民」がいいと言っています。国は小さく民は少ない方が、物事はうまくいくという、社会学的な視点ですね。
日本の神道と同じ多神教ですが、神道と違うのは、トップに天帝という親分がいて、その配下の神様が存在し、組織化しています。でも神様は力が弱く、孫悟空に敵いません。長寿や富貴を目的とするため俗っぽい宗教でもあります。
道教や陰陽道は、仏教とぜんぜん違います。本来の仏教は神がいない宗教で、人間が悟りを開いて仏陀になるのが目的です。悟りとは、我欲を取り去ること。日本人は、神道と仏教ががちゃんこしていますよね。さらに陰陽道と道教の習慣も絶妙に入り混じっています。
思想的には、仏教や儒教も信じている、それがぼくたち日本人。
だいたいにして神道は、日本特有の民族古来の観念に基づく風習です。自然崇拝とアニミズムを特徴として、仏教・儒教・道教から影響を受けて形成した文化です。神社神道を筆頭に、教派神道・民俗神道・古神道などがあります。逆に神道や陰陽道が仏教に影響を与えて、密教や修験道(しゅけんどう)なども生まれています。日本の宗教は、多岐にわたっているし自由度が高いです。
それゆえ、迷信や俗説などを信じやすい土壌でもあり、占いを求める人が後を絶ちません。昨日も参加者から、「風水のセミナーは開かれないのですか?」という質問がありました。たしかに、風水の講座は、しばらくやっていないです。もしニーズがあるようでしたら、風水講座を企画しましょうかね?現地のみかzoomのみが、それともオンオフ両方でやるか…さっそく今日、社内で検討してみます。
さて、陰陽師カードのガイドブックですが82、83ページに誤植があります。正しい原稿を、以下のリンクからダウンロードして、A4用紙にシロクロ印刷をして切り取り、差しかえてください。
https://www.hoshiyomitaka.com/books/post-12.php
原稿の大きさは原寸なので、サイズの倍率調整などしないでそのまま印刷してください。そんな陰陽師カード、こちらのサイトから購入ができます。
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