天相星のトリセツが出版、あと天梁・七殺・破軍で完結です
昨日、『天相星のトリセツ』がAMAZONからリリースされました。毎月1冊、たまに2冊がんばって出版しております。
こちらからお求めください↓
このシリーズも佳境に迫ってきました。残りわずか3星となり、天梁・七殺・破軍で完結となります。このシリーズ本を読んでくださっているのならどうかレビューを書いて応援してくださいませんか?ぼくだけじゃなく人は誰でも応援されないと努力は続きません。
さて、14個ある主星のうち前半は『紫微系』が6つ、そして後半のリーダー格である天府から太陰・貪狼・巨門そして今回の天相の5つが連続して女性星となっています。天府は主君の正室、つまり妃(女王)です。太陰はお姫様になります。貪狼は側室であり、愛人や情婦です。巨門はお局様がニュアンス的に合っていますかね。天相はなんでしょう。お手伝いさん(メイドさん)でしょうか?
じつは女性星の最後・天相だけ、ある物語では男性が割り当てられているのです。いや、もうひとつ忘れていました。紫微系である天同も女性星なのに男性キャラとなっています。その「ある物語」とは、古代中国の怪奇小説『封神演義』です。ただし、本シリーズ各書の前書きで何度か述べている通り、封神演義と紫微斗数との関係は、後世の好事家による虚構です。とはいえ、事実無根の幻想ではあるにせよ紫微斗数の主星を覚える上で、けっこう役に立つのです。
天相の『相』という字は「卿相」あるいは「宰相」であり、政府の最高位にある官職です。中国において天子を補佐し、政治を行う重要な役目で、日本では総理大臣と同義の『首相』という呼称があります。紫微斗数の書籍において、天相は「二番手の星」とされています。この二番手という言葉は比喩であり、かならずしも二番目の位の人物というわけではありません。
いわゆる二番手とは、主役の次に位置するキャラクターのこと。あと一歩で主役に届かなかったり主役と比べて目立たないキャラクターを指しています。本人にとっては悔しい話かもしれませんが、故意に裏方へ回り、主役を支えるサポーターとして徹する影の立役者なのです。天相に相応しいポジションは、あえて後方に下がり、舞台役者の魅力を最大限に発揮させてあげる、最高の「黒子役」的存在といえるでしょう。
さて、既出の主星トリセツは下記のURLからお求めいただけます。紫微斗数を学んでいるのであれば、まちがいなく参考になるシリーズです。読んでくださった本にはレビューを書いて欲しいのですがもうひとつお願いがあります。レビューを書いてくれた人にもぜひ応援してほしいのです。レビューの下に【役に立った】というボタンがあります。その【役に立った】ボタンをポチッとするだけです!
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