小学生のときDr.スランプを読んでいたら、親戚のおじさんが言いました/コラム

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小学生のときDr.スランプを読んでいたら、親戚のおじさんが言いました

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 昨日、漫画家の鳥山明氏が突然ご逝去されました。68歳という若さですから、ほんとうに早いですよね。ご冥福を祈りつつ、作品の奥深さを噛み締めながらメルマガを書いております。ぼくだけでなく、日本人ならだれしもが彼の作品に魅了されたはず。一般的に鳥山先生の代表作はバトル漫画という印象が強いですが、ぼくは、やはりあの独特なギャグセンスと、メカニックデザインの秀逸さが大好きなんですよね。

 じつは、鳥山先生、生まれと育ちが愛知県なんです。とにかく絵が好きなので起工業のデザイン科に入学されました。正式名称は愛知県立一宮起工科高等学校で、木曽川の近く、中島郡起町(おこしちょう)にありまして、かつては日本で唯一の紡織科と色染科があった高校なのです。もちろん鳥山先生は紡織科や色染科ではなくデザイン科。

 じつは、この起工業高校、ぼくの縁戚が創設者なのです。小学生のとき、ジャンプでDr.スランプを読んでいたら、親戚のおじさんが、「この漫画の作者さ、うちの先祖が作った学校の出身だよ」と教えてくれました。中島家の先祖には神社や仏閣を作った人だけでなく学校を創設した人物もいたそうです。お寺の住職や、神社の神主もいます。平安時代は貴族でしたが戦国時代に武士となり、大阪の陣で徳川に敗れ、江戸時代は商人になる者や教育者とか宗教家も多数いました。

 高校生になって、夏休みは図書館に通い、中島郡の古い文献を調べたりしました。おかげで歴史が好きになり、気がつくと幅広いジャンルの知識が身についたのです。歴史といえば、やはり戦国時代ですよね。戦国時代には、尾張出身の武将たちがたくさん活躍しました。信長と秀吉は天下人として全国統一をすすめ、隣国三河の家康は江戸幕府を開き国家統一を果たしました。他にも尾張出身は柴田勝家、前田利家、浅野長政、池田恒興、加藤清正、福島正則、山内一豊らがいます。


 伊勢音頭にあるフレーズに「尾張名古屋は城でもつ」という言葉があります。この「もつ」は「保つ」という意味です。尾張名古屋は城のおかげで保つ、つまり繁栄しているという意味なのでしょう。尾張の城といえばやはり名古屋城が有名ですが、じつは犬山城こそが国宝5城のひとつなのです。犬山城は信長の叔父信康が、この地にあった砦を改修して築いた城です。李白の詩にちなんで、「白帝城」とも呼ばれているほど美しく、その天守は全国の現存する城のなかでもっとも古いという説があります。木曽川の対岸から見る犬山城は絶好の撮影スポットです。

 また秀吉と家康が戦った「小牧・長久手の戦い」で、家康が本陣を置いた小牧山城があります。江戸時代には家康ゆかりの地として保護し、入山が禁止されていました。そのおかげで、山中の堀や土塁などがきれいな状態で残っており、日本の城郭史上、貴重な資料となっています。そして清洲城は織田信長の居城として知られ、信長はこの城から「桶狭間の戦い」に出陣しました。信長の後継者を決める、いわゆる「清洲会議」が行われた城で、歴史的にも大きな役割をになった場所です。「関ケ原の戦い」の際には福島正則の居城となっており、東軍の後方拠点とされています。

 ぼくは中学のころ、ひとりで自転車に乗ってお城巡りに何度も出かけました。せっかくですから話ついでに、熱田神宮を引き合いに出したいのですが、長くなりましたので、続きは明日に繰り越します。ということで、そんなぼくが誕生日の2日前に、『占い師が知っておくべき日本神話』と題し、特別講演会をやります。24日の17時からZoom生配信で90分語ります。

Taka先生星誕祭.jpgのサムネイル画像

https://harajuku-uranai.com/takasensei_birthday2024/
記録動画を1週間配信しますのでもし当日参加できなくてもあとから何度でも視聴できます。

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