恋の星は、かならずどこかで出番を待っている
紫微斗数(しび・とすう)の星の数は
全部で38個使います。
それらの星の純度と、
さらに組み合わさっている星同士の相性によって、
あなたの恋愛傾向が読みとれるのです。
ちなみに、結婚してからの夫婦関係を読むには
「田宅宮」という宮を使います。
将来を視野に入れて恋愛する相談には、
この田宅宮の傾向も考慮に入れながらみていくと、
さらに深い考察ができるのです。
つまりこの紫微斗数の「命盤」には、
あなたにとって恋愛が有利に運ぶ
「恋の指南」が書かれているわけです。
その38個の星のなかから、
とくに恋愛に関与する星たちを紹介していきましょう。
まずは、よくも悪くも、
とくに強くはたらく2つの星です。
それが「廉貞(れんてい)」と「貪狼(どんろう)」です。
ともに強烈な「色星」です。
これら色星があなたの命宮・身宮に座ると、
よくも悪くも異性運が強く作用します。
仮にあなた自身にこの星が入っていなくても、
あなたのどの時期に入っているか、
そしてそれは輝いているのか、鈍っているか…
その度合いを判断するここで、
あなたの恋愛力をはかったり、
陥りやすい性癖を読み取ることができます。
つぎに「廉貞」「貪狼」ほどの強さはありませんが、
右弼(うひつ)、天姚(てんよう)、文昌(もんしょう)も
それぞれ「出逢い星」「遊びの星」です。
これら色星や出逢い星が、
あなたの「命宮」「身宮」「遷移宮」に座っていれば、
異性に縁があるひとだと判断できます。
じゃあ、入っていない人には
永遠にステキな恋は味わえないの?
というと、じつはそうではありません。
それら恋の星は、かならず
どこかで出番を待っています。
ぜひ、その時期を探してみましょう。
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