方位の本場中国・台湾には旅行や引っ越しの開運法などない
用があるわけでもないのに
吉方位とされる方向へ、開運するために旅行する。
すると「良い事」がある…
九星気学による「方位取り」という行為、
ぼくも若いころ信じた時期がありました。
九星気学については流派がありまして、
その決まりごとは、それぞれ細かく違います。
共通する点は、
凶の方位に移動すると悪しき事が起こり、
吉の方位は良い事が起きる…
という考え方です。
その元となる方位盤の意味や九星の意味も、
いずれも古代中国でのお話です。
そもそも中国や台湾には、
「旅行や引っ越しで開運する」
という概念などありません。
九星というのは
数字が1〜9まであります。
そして、その後に『五行』がつくわけです。
「中国から渡ってきた哲学で、歴史上の人物もやっていた」
これは嘘だと思います。
まず日本は、
伊能忠敬が全国を回って地図を作るまで
正しい「方位」なんて解っていなかったからです。
地図が完成したのは文政4年(1821年)ですから
今から200年前、つまり江戸川幕府です。
その頃は、徒歩で移動か
あるいは馬くらいでしょう。
そんな時代に「方位取り」なんて
現実的に考えられません。
たとえば、
飛行機の墜落事故があります。
その飛行機に乗っていた人は、
人生で最大の「凶意」である恐怖と死を体験します。
では、彼らは皆、
悪い方角に行ったのでしょうか?
数百名の搭乗者は、
それぞれ違った方向から空港に行ったはずです。
その人たちが皆、「凶方位」だった
と言えるでしょうか?
その確率は、ゼロに等しいと思います。
おそらく八方位すべての方角から
集まっているはずです。
人生最大の「凶意」を体験したわけですから、
九星気学で『悪い方位』になっていなければ
理屈が合いませんよね。
逆に死者の中には、吉方位だった人もいるはずです。
その問いに対して《方位信奉者》は
こう反論するでしょう。
「過去の引っ越しや旅行が悪かった」
そんな理由だけで
飛行機が墜落してしまうのであれば
怖くて乗れませんね。
そんなことを言う人に限って、
よく海外旅行に行ったりします。
なぜならば『方位占い』ってのは、
たいへん儲かるからです…笑
それはともかくとして、
方位を気にしていたら
好きな人と一緒に旅行へ行けなくなります。
方位が気になって
大切な場所へ行くのも躊躇してしまいます。
その考え方自体が「凶意」だと感じませんか?
もちろん、方位気学を信じるのは自由です。
何を信じようが、それは信仰の自由です。
しかし信じるのであれば、
吉方位の旅行によって良い事があるかもしれませんが、
凶方位には行けなくなります。
また、吉方位の効果を体験できる人は
凶方位の効果も体験するでしょう。
逆に信じない人は、
吉方位の効果もありませんが、
凶方位の効果もありませんね。
だったら、
信じない方が幸せだと思います。
幸せの本当の意味を知らない人が
恋愛成就とか金運上昇という甘い言葉につられて、
ついそそのかされてしまうんでしょうね。
「それでは先生は、方位はないと、おっしゃるんですね?」
いいえ。方位は、あります。
ただし
凶方の《方違え》というロジックは迷信であるけれど、
吉方旅行による開運などは
プラシーボ効果が期待できるので
金持ちには効果的です。
また
ほんとうの風水、つまり…
居住する家の場所には方位が作用します。
家の中心や玄関から見て
高い建物や大きな道路がどの方位にあるかで
その家の吉凶バランスは変わるのです。
これが風水です。
ただし、風水を使って開運旅行をする
というのは
最近の日本人が作ったユニークな方法です。
歴史が浅く根拠は何も無いですが、
信じていれば、なにかしらいいことは起こります。
中国から入ってきた九星を
気学という方位術に変えて、
開運術に応用した日本人って
なかなか頭がいいですね。
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