生まれた時間がわからない人へ
相性とかタイミング、
それを見るのが命術です。
占いの中でも「命術」は、
その人の性格や癖、生き方、運勢などを知る方法です。
やはり大事なのは『相性』ですね。
『九星気学』でみる性質や運勢は、
紫微斗数や四柱推命に比べると、
すごく《ザックリ》としています。
じゃあ、どうして、
わざわざ九星気学の「命術」を使う必要がある?
なんていう疑問も出てきますよね。
もちろん「出生時間」がわかれば
紫微斗数や四柱推命を使った方が、
詳細で確実な判断ができます。
でも
生まれた時間がわからない人、
けっこうあるんです。
欧米や中国・台湾と違って、
日本は生まれた時間を重要視する習慣がありません。
これが紫微斗数や四柱推命など
「生まれ時間」を使う高等命術の
最大の参入障壁になっています。
かりに、
自分の生まれた時間が分かったとしましょう。
そうすれば、少なくとも
性質や運勢の流れはわかります。
でも、人が抱える悩みの7割は
「相手」との関係なんです。
ほとんどの人は、多かれ少なかれ、
他者との関わりで生きています。
ですから、突き詰めれば
人間関係の悩みに行き着くのです。
親・同僚・上司・部下・友人・
ビジネスパートナー・恋人・配偶者
など、
自分と他者との間には
「相性」があります。
簡単にいうと、相性とは…
「他者をどれだけ理解できるのか」
という問題です。
占い師をやっていると
恋愛やビジネスでの相性を
必ずと言っていいほど訊かれます。
自分の生まれた時間ならわかる。
でも、相手の出生時間となると
なかなか難しいものです。
相手と親密な関係で、
かつその相手が占いに寛容な場合、
出生時間を知るケースもあります。
でも、それは稀です。
まして、
それほど親しい関係でもなく、
占いに抵抗を持っている相手だと
出生時間を入手するのは困難。
でも相性って、
よく知らない相手だからこそ
気になるものですよね。
生まれた時間を聞くと怪しまれる。
でも生年月日だったら、
聞き出すのは簡単。
そこで『九星気学』の出番となるわけです。
気学は占いの登竜門です。
誰でも簡単にマスターできます。
そして、一旦覚えてしまえば、
いろんな使い道があります。
方位だけの学問ではありません。
とくに人間関係の動きを、
分かりやすく読み解くことが可能なのです。
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