占おうと思った瞬間の星の巡り
『九星気学』って聞いたことありますか?
「方位占い」として有名です。
じつは旧跡気学は、方位以外にも
多様な使い方があるのです。
そのひとつが
『卜術(ぼくじゅつ)』としての使い方。
一般的な気学の本には、紹介されていない方法です。
こういうと、
「マニアックで難しい?」
なんていう印象をもたれるかもしれません。
でもぼくは、
これこそ「九星気学」本来の使い方だと思うんです。
九星気学の根っこには、
古代中国の占い『易(えき)』のシステムがあります。
易(えき)は、伝統的な「卜術」の代表格で、
東洋占術の源流、と言ってもいいでしょう。
で、なにが言いたいかというと、
【根っこが「卜術」なんだから卜術として使えてあたりまえ】
というわけです。
むしろ、方位よりも、こちらが本領といってもいい。
しかも、
高い的中率と深い探索力を秘めています。
その秘密は、占いに使う道具にあります。
ちなみに、一般的に普及している「卜術」は、
カードやサイコロなどを使います。
九星気学の場合、占う瞬間の「暦」を使うのです。
じぶんが占おうと思った瞬間、どの星が巡っているか…
それが判断の基準になります。
その日の星だけを見る簡易的な方法から、
年・月・日・時、すべての星を割り出し、
複合的に判断する技法もあります。
三角関係のような複雑な恋愛を占うにしても、
・自分の過去や今後
・相手の過去や今後
・第三者の過去や今後
・3人の立ち位置と関係性
といった感じで、
複数の視点から同時に見ることができます。
さらにいえば「霊的」な問題まで
占う方法も存在します。
なぜ、これほど深く占えるのか。
それは
『紫微斗数』や『四柱推命』と同じく、
「時間」を使う占いだからです。
「時間」には、
最終地点や霊性などの意味が込められているのです。
『霊魂の向かう先』とでもいいましょうか。
タロットなど「カード系」占いは、
人の感情を言い当てるのが得意。
心の表層から中層を占うのです。
それに対して「時間系」占いは、
因縁や現象を言い当てる力をもっています。
ようは、
下層あるいは深層レベルを占ってるんです。
つまり、
おなじ卜術(ぼくじゅつ)でも、
探れる「深さ」が違うわけです。
とはいえ、占い方はけっこう簡単です。
もし『九星気学』に少しでも
触れたことがあるなら、
1日もあれば習得できるでしょう。
問題は解釈の仕方ですね。
皆さん、ここでよく悩むんです。
でも、ご安心ください!
ぼくは、専門書に書いてあるような
複雑な教え方はしません。
理論より先に『当て方』を教えているからです。
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