名前と顔の陰陽五行
目に見える形から吉凶を知る占いを
『相術』と言います。
日本には、
手相や風水と並んで有名な相術に
『姓名判断』があります。
いうまでもなく、
名前の画数をもとに吉凶を占う方法です。
姓名判断の最大の利点は、
風水と同じく変更できる点です。
占った結果が悪ければ
「改名」して補正すればいい。
あるいは、
前もって吉相の名前を付けておく
という手段もあります。
それが「名付け」です。
姓名判断では、もっとも多い依頼です。
名付けは、何も
赤ちゃんの名前に限ったことではありません。
ペンネームや芸名、
お店や会社の名前など…
名付けのジャンルは多岐にわたります。
他の占いには興味がなくても、
なぜか名前はこだわる人が多いようです。
単にメジャーな占いだからかもしれません。
でも、
こだわるだけのメリットがあります。
名前は、
他人に印象をアピールするためのもの。
さらに言えば
《識別》するためのサインです。
「名は体をあらわす」
という言葉がありますね。
もともとは仏教の言葉で、
名前は、その人の性質をそのまま表している
という意味です。
名前の印象は、そのまま印象に結びつきます。
あるいは会社や、お店の名前が入ったロゴが、
ブランディングのための
重要な要素にもなり得るわけです。
さて、
他人に存在を印象づける名前には、
見た目だけでは判断できない
秘められた意味も存在します。
それが「画数」です。
画数は、姓名判断の基準となる要素です。
文字をわざわざ数字に置き換えて考える。
なぜ、そんな面倒なことをするのか。
それは「数」には霊力が宿る、
という古来の考え方に基づいているからです。
日本の古神道には、
「数霊(かずたま)」という概念があります。
そして、西洋の数占い「数秘術」には、
アルファベットを数字に置き換える
「ゲマトリア」という手法があります。
「数」には、神秘的な意味がある。
そう考えたのは、
西洋人も東洋人も同じ。
文字に隠された運命を解き明かす姓名判断。
でも、名前もそうですが
ひとには大事な要素がある。
それが『顔』です。
ぼくは
名前と顔に、人間の神秘が凝縮されている
と考えています。
そして、その本質が、
陰陽五行で解明できる
とも考えています。
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