悩みと迷いの対処法/コラム

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悩みと迷いの対処法


ぼくが考えた人生訓に、

悩んだら「すすめ」

迷ったら「とまれ」


という言葉があります。

これは占い師になって
何千人もの悩みや迷いに触れ、

いまから10年ほど前に
思いついたスローガンです。

 


『ブリキの太鼓』(1979)

 

悩みと迷いって、
そもそも何が違うのでしょうか?

行動が決められないこと。
これが迷いですね。

躊躇、ためらい、
二の足、とまどい、
理解できないことによる混乱。

これが迷いです。

それに比べて悩みとは、
前進することによって生まれる
能動的な感情です。

 

心を尽くせば、


悩みは必ず解決します。


そのとき人は、
ひとつの壁を破るわけですから、
前進しているのです。

悩みは、薪(まき)のようなもの。

薪を燃やすことで
知恵の火を得るのです。

火は、鉄を鍛え、
苦難は人を鍛えます。

たいせつなのは、
「よし、やろう!」
と決意して前進すること。

ところが決意しても、
次の日には

「あんなこと言ったけど、ちゃんとできるかな…」

という不安な気持ちが出る。

そのときには、
もう後ろ向きなんですね。

自分が決意したことを
自分で打ち消しているんです。

すでにその瞬間、
迷いが生じているのです。

 

迷う人というのは、


自分を信じていない状態です。

 

しかし、悩む人は
自分を信じているのです。

標を乗り越えるために、
障害にむかって前向きに挑戦する。

これは
自分を信じないと不可能です。


だからこそ

「かならずやりとげる」

と、強く思い切る。

できるか、できないか…

なんて憂う気持ちは迷いです。

問題を解決しようと
悩んでいるつもりでも、
迷いの中にいるのです。

自分で決意したことを
スタートラインに戻す行為は、
じつにもったいない。

歩きはじめたら、
たまには止まってもいいけれど、
けっして戻ってはいけません。

頭の中で迷いを増やすのは、
今日でやめてしまいましょう。

「かならずできる」
と、自分を信じることです。

成功する人は、
失敗しても学びがあります。

反対に、経営感覚が薄く
やる気のないひとは、
無意識に迷惑をかけています。

あきらめやすい。
すぐに行動しない。
感謝の気持ちが薄い。
言われたことしかしない。
できない理由が先にでる。

これが、迷っている人の
行動心理です。

意識して迷惑を掛けてはいなくても
迷うことが「癖」になっている。

それは
無知なるがゆえの自信のなさ。

「自分はダメ人間で、努力しても変わらない」

と思いこんでいます。

指示待ち癖がついているので、
失敗を恐れながら過ごす。

とうぜん『自分らしさ』など消えます。

能力の高い人ほど失敗が多いです。



成功する人は、大きな失敗をしても
そこから学んで一歩前進します。

「すべてはプラスになる」
と信じているのです。

まずは、強く信じましょう。

起きるべくして起きる。
すべてには意味がある。

なし崩しではなく、
意義を持った行動をすること。

その積み重ねが
自信につながるんです。

 

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中島多加仁【星読み師☆taka】

 

 

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