左脳は冷静なデジタル型で右脳はロマンあふれるアナログ型
嘘のつき方
人は誰でも嘘をつきますよね。ぼくも日々、小さな嘘をついて生きています。ただし、良い嘘だけで、悪いウソはつかないようにします。ついて良い嘘は、相手を安心させたり気持ちを楽にさせますし、結果的に円満をもたらします。悪い嘘とは、相手を不安にさせたり、権利をだまし取ろうとするものです。とくに男性は、女性に対してよく嘘をつくけど、それは保身のためですよね。大事なのは、あえて「見逃すべき嘘と見逃してはいけない嘘を見極めねばならない」ということです。嘘のつき方で本性を知ることができます。
まずは、必死に隠している嘘なのか、のん気に構えている嘘か…それを認識することです。必死に嘘をついている場合、それは、あなたに対してどうしても知られたくない出来事なのです。ようは、その嘘がバレたとき、笑い事で済まされないような内容ということです。のん気に構えている場合は、嘘を嘘だと思っていなかったり、それほど大した問題ではないと思っているのです。
相手のウソのつき方で、あなたの対応も変えねばなりません。とくに恋愛では、付き合い始めは誰でも2人で過ごせるように時間を作ります。けれど、付き合いも長くなったり、ダラダラしてくると、男性は2人で過ごす時間よりも友だちや自分の趣味に時間をかけるようになります。
2人の時間にお金と時間をかけてくれなくなったら、彼は、あなたといるより他で過ごした方が楽しいと思っているのです。はやめに彼の気持ちを見極めて、答えを出したほうが良いでしょう。取り戻すか、そんな関係はやめるか、選択するのです。一度そういう関係になると、気持ちを取り戻すのに時間がかかってしまいます。そうならないためにも、まず相手の頭の中を知ることです。
男性と女声は脳のつくりと働きが違う
女性の眼から見ると根本的に理解できないところがたくさんあるんです。でも、男から見ても女は不思議がいっぱいですよ。「どうしてあんなに長電話できるんだろう」とか、さんざん悩んで決めたはずなのに、いざ注文のとき、なぜ違うものを注文する?とか、不思議でいっぱいです。
でもそれは、男性と女性の脳の造りと働きが違うからなんです。最近では、解剖学的にも脳科学的にも明らかになってきています。脳は左脳と右脳に分かれており、それぞれ役割が違います。左脳は《言語》を司り、論理的な思考を行います。右脳は《視覚》を司り、解析能力に優れ、直感力な判断を行います。そして、この左右の脳をつないでいるのが『脳梁(のうりょう)』と呼ばれる部分。ここで左右の脳からの情報を、相互に交換しています。
つまり、左脳は冷静なデジタル型で、右脳はロマンあふれるアナログ型という感じですね。その両方からの情報を『脳梁』によって行ったり来たりさせているのです。脳梁の動きがスムーズな人は、嘘をついても眼が泳いだり、挙動不審になりません。そういう人は、どんな仕事をしても、ほぼ完璧にこなします。
脳梁の往来に淀みがないよう、思考と言葉と行動に意識を集中させてみましょう。そういう意識ができれば、仕事の成果は確実にでます。