引退表明した松井秀喜選手を紫微斗数で占ってみました。/コラム

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引退表明した松井秀喜選手を紫微斗数で占ってみました。

 

前回の福山雅治さんに引き続き、

『紫微斗数』を使って著名人の命盤を考察しみようと思います。

 

さて今回、題材に取り上げるのは、

つい先日引退を表明したメジャーリーガーの松井秀喜さん。

 

『ゴジラ』の相性で知られる松井選手。

野球にあまり詳しくない方でもご存知の知名度の高い選手です。

 

石川県出身の38歳(2012年12月現在)。

 

生まれたときは4000グラム近い、大柄な赤ちゃんだったそうです。

 

最初に打ち込んだスポーツは、

意外にも小学三年生のときに始めた柔道だったそうです。

野球に本格的に取り組み始めたのは小学5年生。

理由は、兄に触発されてとのこと。

 

ちなみに、はじめは右打ちでしたが、このときに左打ちに変えたそうです。

理由としては、この時からすでにかなり打球を飛ばしたらしく、

兄とその友人たちが打てなくする目的で

「尊敬する掛布選手と同じ左打ちで打ったら?」

と勧めて左打ちに変更したそうです。

 

柔道もかなりの実力だったらしく、

石川県大会では3位に選ばれ国体強化選手にも選ばれるほど。

 

中学からは野球一筋で取り組み、成績も通算打率6割を超え、

飛距離も130メートルを越えていたそうで、

軟球を割るなどの伝説も残すほど。

 

高校は熱烈な監督のオファーから星稜高校に進学し、

高校での通算打率は450、本塁打60本の記録を残すなど、

怪物ぶりを発揮しています。

 

ジャイアンツに入団直後は成績が伸び悩んだり、

今でも古傷として残る左ひざの故障などの苦難を乗り越え、

フォームを変えるなどして成績は一気に向上。

一躍、巨人軍の時の人となります。

 

2003年には、日本球団の脱退を惜しまれつつアメリカに遠征し、

メジャーリーグの名門、ニューヨークヤンキースに入団します。

 

この時はメジャーでのパワー不足を痛感し、

筋力増量やフォーム改善などに取り組み好成績を記録します。

 

その後は、球団同士のトレードでの問題や左膝の怪我、

エンゼルス⇒アスレチックス⇒レイズへの移籍を経て、

惜しまれつつも今年の12月28日に緊急記者会見を開き、

現役引退を表明されました。

 

ぼく自身も、松井選手の突然の引退表明にちょっと驚きました。

 

引退の事実自体は残念ですが、

ぼくも占い師として松井選手の今後の幸せを願いたいものです。

 

それでは、命盤の考察に入りましょう。

 


  

 

 

今回は、男性にとって重要な『三方四正』と、

松井さんが野球選手ということもあり、

体質や怪我、トラブル運をみる『疾厄宮』の考察も絡めてみようと思います。

 

まずはセオリー通り『命宮』から見ていきましょう。

 

命宮の主星は女帝の星『天府星』

それに副星の文書の星『文曲星』

早熟の星『天姚星』がいます。

 

天府星の男性は、気さくでおおらか、親しみやすい人物と言えます。

 

また天府は別名『解厄の星』と呼ばれており、

自分に降り掛かる災難に立ち向かう力が備わっています。

左膝の怪我や球団の移籍問題に立ち向かえたのも頷けるでしょう。

 

そして早熟の星『天姚星』。

男性なら知っているでしょうが、松井選手はAV鑑賞が大好きだそうです。

そういうスケベな部分を明け透けに公表するのも、天姚の性質です。

 

そして文曲星。

この星は文章などを司る星でもありますが、

『飛星術』という特殊な方法を使うと、

文曲が《自化忌》という状態になります。

 

この場合、「文章上のトラブル」が発生します。

球団契約などのトラブルに注意という暗示と解釈できます。

 

しかし、ぼくの鑑定経験では、

副星の自化忌はそれほど強い凶作用はないんです。

しかも天府の解厄能力も考慮に入れると、

あまり気にする必要は無いと言えます。

 

次に、財帛宮を見ていきましょう。

多額の年俸を稼いでいただけに金銭運、気になりますよね。

 

まず財帛宮を見ていくと、なんと財帛宮には意外や意外、

凶星の『陀羅』『天刑』が鎮座しています。

これだけで考察すると、松井選手の財運はあまり芳しくないです。

 

しかし、扶助の星『天魁』と美の星『紅鸞』がいますよね。

ここで向かい側の『福徳宮』を見てみるわけです。

 

福徳宮には、欲望の星『貪狼』とサムライの星『武曲』、

そこに『天鉞』が付いています。

 

よくみると、天魁と天鉞が向かいますよね。

これを『坐貴向貴格』と言います。

「ざきこうき-かく」と読むのですが、とびっきりの吉祥を呼ぶ配合なのです。

 

さらに!ですよ。

武曲にはチャンスの星『化科』がいる。

 

そして、そこに命宮から化禄が飛んでくるのです。

これを『命禄』と呼びます。

 

ついでに命宮からの化権が、貪狼に飛びます。

これを『命権』と言います。

 

吉星たちが、しっかりと輝いていますよね。

 

この場合、松井選手は「お金を稼ぐため」に野球をやるのでなく、

自分が「本当に心の底から好きだからやっている」ことで、

結果的に莫大な富を得る、と解釈するわけです。

 

次に、第一印象や外出運をみる『遷移宮』と、

職場の人間関係などをみる『官禄宮』を絡めてみていきます。

 

遷移宮には、帝王の星『紫微』と、開拓者的な将軍の星『七殺』です。

ルックスを見て分かるように、堂々とした厳めしい顔立ちですよね。

まさに『帝王』『将軍』といえる勇ましい風貌。

 

さらに、官禄宮を見ましょう。

犠牲愛の星『天相』と学問の星『文昌』がいます。

職場ではチームメイトを大切にする仲間想い、と読み取れます。

 

チームメイトを大事にし、野球を本当に愛する人なんですね。

 

実際、引退表明をしたときも、

かなりチームメイトから惜しまれつつも賞賛の声。

まさに、愛されるために生まれてきた人、と言えるでしょう。

 

今回は野球選手ということで、

アスリートにとってかなり大事な宮『疾厄宮』に着目します。

病気、怪我、トラブル運などをみる宮です。

 

入ってる星の種類や配合状態から、壊しやすい身体の部位や、

出くわしやすいトラブルを考察するのです。

 

基本的に、あまり星が入っていない方が良いのです。

 

さて。松井選手の場合は『地劫』という星のみ。

凶星ではありますが、命宮の天府星の解厄作用も考えると、

さして問題は無いと言えます。

苦労や困難の暗示は確かにあるけれど、難なく乗り越えていけるでしょう。

 

では次に、時期の考察をします。

 

まずは数々の伝説が残る3歳からの10年運です。

このとき命宮に入る星は天府星、天姚星、文曲星に自化忌。

実は、松井選手が最初に野球を始めたのは小学1年生のとき。

当時からかなり身体が大きかったらしく、

小学3年生以上で構成される地元の軟式野球チームに特別入団しています。

が、幼かったせいか監督の指示を理解できずに野球を辞めてしまいました。

 

文曲の『自化忌』は「知識不足」や「文章のトラブル」を表します。

天府は女帝の星と言われるだけあって、本来プライドが高く繊細なのです。

遷移宮も、紫微と七殺がいるだけに頼もしく強く見えてしまうのですが、

本心は傷つきやすい面があるのでしょう。

 

ですが、このあと小学5年生のとき再び、

地元チームに入り野球に取り組みます。

そしてこの時期から、柔道大会や相撲大会で優秀な成績を残しています。

さすがは解厄の星たち。

壁や困難が立ちふさがっても、

それらを自ら払いのる力を持っているわけです。

たくましいですね。

 

では次に、13歳からの10年運の考察へ移りましょう。

このときの命宮は慈愛の星『太陰』と、協調と平和の星『天同』。

さらに交友の星『右弼星』と、美の星『龍池』がいます。

 

ここで、太陰が《自化科》という状態になり、

天同星が《自化忌》になっています。

 

自化科は才能の発揮を意味する良い状態なのですが、

ここで同宮の天同が自化忌になる。

 

天同は天府と同じく《解厄の星》なので、

トラブルはあっても、さほど気にする必要はないといえます。

 

官禄宮も学問の星『天機星』と、職人の星『天梁星』ですね。

凶星の『天空』もいますが、

天梁も解厄の星になるので、あまり問題にはなりません。

財帛宮も状態はよいとは言えませんが、まだ学生なので問題はないでしょう。

総合的に見てみても、思う存分野球に打ち込む時期なのです。

 

この頃から、すでに大人顔負けの活躍ぶりをみせています。

打率などの好成績以外にも、

背筋力250キロ、バーベル上げ150キロなどの伝説を残しています。

さすがは怪物と騒がれた人物。パワフルさが伺えます。

しかし解厄能力の高い星が揃っているとはいえ、

凶星の影響をまった受けない訳ではありません。

この次期は、そうとうな努力をしたのだと思います。

 

さて。では、このあたりで、

松井選手が記録を打ち立てたり、怪我や移籍などをした年の運勢を、

『太歳運(たいさい)』を絡めて考察していこうと思います。

太歳とは1年運のことです。

 

まずは、22本の本塁打を放ち、

初のベストナインを受賞した95年の運からいきましょう。

 

この時の年運をみてみますと、帝王の星『紫微』に、

才能の発揮をあらわす《自化科》が付随しており、

それと同宮して将軍の星『七殺』がいます。

 

勇ましいふたつの星に、さらに才知の星が付きますので、

この年の1年運はかなり上々といえます。

 

つぎに98年の、左膝の怪我の考察をしてみようと思います。

この時の年運は、トラブルの星『火星』と、

貫禄・円満の星『禄存』がいます。

いかにも要注意って感じの星ですよね。

ここで注目してみたいのが、先ほど紹介した怪我運をみる『疾厄宮』。

この宮の星自体は悪くないのですが《飛星術》という特殊な方法を使って

化忌という悪星を飛ばしてみると、

身宮という宮に『化忌』が飛んでしまうのです。

 

身宮は「身」という字が示すように『身体』という意味もあります。

ここまで言えばイメージするのも容易ですよね。

そうです。

怪我を表す宮から、身体を象徴する宮に悪い星を飛ばしている。

ずばり、怪我や体調不良などは起こりやすい時期なのです。

このとき当時のチームドクターは、かなりの重症だったと申告しており、

患部の周囲の筋肉を鍛えて、騙し騙し出場していたそうです。

凄まじいプロ意識がうかがえるエピソードですよね。

 

さて、次の10年運の考察に入りましょう。

 

23歳からの命宮には、

自由を求める星『貪狼』と、サムライの星『武曲』です。

さらに美の星『天喜』と扶助の星『天鉞』がいます。

星の名称からも分かる通り、かなりしっかりしていますね。

向かい側の遷移宮を見ますと、扶助の星『天魁』がいます。

天魁星と天鉞星が向かい合っている状態は『坐貴向貴格』です。

対人関係が優れ、周囲からの多大なバックアップが得られるという吉格です。

 

財帛宮の状態はあまり良いとはいえませんが、

官禄宮には紫微と七殺という力強い星がいますので問題ないのです。

 

さて年運考察に移りましょう。

 

MVPや三冠王の記録も考察していきたいのですが、

今回は一番の転換期であるメジャーリーグ移籍を取り上げてみたいと思います。

この時の年運の命宮には、凶星の『地劫』のみなのですが、

外出運をみる遷移宮は天同星に自化忌と太陰星が自化科、

副星に吉星の出会いの星でもある右弼と美の星である龍池。

ゴージャスですよね!

 

もちろん『自化忌』は悪い星ですが、このとき飛星術を使ってみると、

なんと命宮から遷移宮に『化禄』という吉星が飛びますので、心配はありません。

ヤンキースに入団してからの最初の成績不振は、

官禄宮に「鈴星のみ」と、あまり状態が良くなかった。

それでも後半に快進撃をみせてくれたのは、10年運が良かったからでしょう。

このあとの活躍をみても頷けると思います。

 

それでは次に、33歳からの考察です。

命宮は、人気や華やかさなどを司る『太陽』に『化忌』がつきます。

さらに研究者の星『巨門』に、

副星の『左輔』『鳳閣』『天馬』が寄り添っています。

人気や活躍を象徴する太陽星に、

困難や挫折などを象徴する化忌星がくっついている。

ここから松井選手の人気が、徐々に下がってくる傾向になるわけです。

ここでの年運考察は、エンゼルスへの移籍とアスレチックスへの移籍、

そしてレイズでの引退を取り上げていきたいと思います。

 

まずエンゼルスへの移籍のときの命宮は、主星が無い。

あるのは凶星の『陀羅』『天刑』に、扶助の星『天魁』と美星『紅鸞』。

このとき向かい側の宮には天鉞がいるので『坐貴向貴格』になり、

この年の運はかなり良好と言えます。

他の宮の星の状態も悪くありませんしね。

 

次に、アスレチックス時代。

この年の命宮は『廉貞』と『破軍』。

良くも悪くも、環境が大きく変わるの時期です。

それにトラブルの星『羊刃』が同宮します。

他の宮の状態はかなり良いのですが、

命宮にトラブルの星が複数入るわけですから、

かなり注意が必要な年なのです。

この年は、プロ入りでのワースト記録を出したり、

持病の花粉症に悩まされたり、

宿舎で横転するなどアクシデントに悩まされます。

本当に辛かったとお察しします。

 

では最後に、レイズでの引退表明である今年ですね。

辰年ですから「辰宮」をみます。

命宮が、凶星の『鈴星』のみですよね。

 

財帛宮は地劫のみで、

官禄宮には人気運を表す『太陽星』に化忌が付いています。

 

引退を考える年なのです。

さらに追記すると、来年「巳年」は命宮の年です。

つまり人生の大転換を迎える前年なのですよ。

まさに運命的な決断なのです。

 

今年表明をしたのは、38歳という年齢からも適切だったのです。

 

さて過去の考察はこれくらいにして、

ここから先の10年運を見ていきましょう。

現役を引退してからの運勢、ファンの方なら気になりますよね。

 

43歳からは犠牲愛の星『天相』と学問の星『文昌星』です。

文字通り、人をサポートしていく立場になる暗示です。

 

財帛宮には「財の安定」の意味も示す『天府星』に、

文曲星の自化忌とそして天姚星。

 

先述したように、副星の自化忌はそれほど心配なく、

天府も解厄の星なのであまり心配はいりません。

 

遷移宮や官禄宮などには凶星もみられ、

困難やトラブルなども度々起こってくるでしょうが、

元々の運勢から考えたらさほど問題はないでしょう。

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は松井選手がアスリートという立場だったので、

少し趣向をこらして『疾厄宮』の考察も入れてみました。

 

プロスポーツ選手の場合、身体が資本なだけに、

健康運や体質運、トラブル運などをみる

『疾厄宮』の考察も重要視するわけです。

 

 

それでは、ぼくは明日、

朝8時代の新幹線で名古屋へ行きます。

 

おやすみなさい!

 

そして、おそらくこれが今年最後のブログです。

 

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来年もよろしく。良いお年を!!

 


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