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福山雅治さんは「帝王の星」と呼ばれる《紫微星》と、 開拓者の星《七殺星》が命宮です。
人間考察をするのに、もっとも有益な占いは
『四柱推命』と『紫微斗数(しび-とすう)』です。
四柱推命は、かなり有名ですね。
『運命学の帝王』と呼ばれているほどです。
さて。ぼくのお店『ほしよみ堂』では、
四柱推命より、むしろ紫微斗数をメイン占術として掲げています。
その理由は、細かな判断が可能だという点に上げられます。
今年の春頃から、紫微斗数の研究会を定期的に開催しています。
参加者の皆さんにも、かなり深い部分に突っ込んで
考察するようにしてもらっています。
このブログでは、これから紫微斗数を使って、
みなさんお馴染みの著名人の『命盤』を題材に考察してみようと思います。
さて今回、まず話題に上げるのは福山雅治さん。
ご存知の通り、日本を代表するシンガーソングライターです。
音楽業界での成功はもちろん、
俳優やタレント、ラジオDJや写真家などマルチな才能を発揮する男性です。
女性ファンの方なら、ぼくよりずっと詳しい人が多いはず。
さて、前置きはこのくらいにして、さっそく占ってみましょう。
今回は男性にとってもっとも重要な『三方四正』を見ていこうと思います。
『三方四正』とは命宮・遷移宮・官禄宮・財帛宮の4つの宮を指します。
まずは、その人自身の生き方や性格、
ルックスなどを司る『命宮』から読み解きます。
命盤をご覧になりながら、文章を読み進めてみてください。
福山さんの命宮には「帝王の星」と呼ばれる《紫微星》と、
自ら道を切り開いていく開拓者の星《七殺星》がいます。
先ほども話したように福山さんは、ミュージシャンとしての活動以外にも
俳優やラジオDJ、写真家など多岐にわたるジャンルで才能を発揮しています。
まさに《紫微・七殺》を象徴するライフスタイルですよね。
さらに、その2星に『右弼』と『化科』という有能な星が付いています。
右弼(うひつ)と化科(かか)は、
両星とも音楽・演劇・文章などの芸術的な才能を引き出す吉星です。
さらに右弼は「出会いの星」でもあるため、
この星を命宮に持つ人は性格的にもルックス的にも魅力的になりやすいです。
いうまでもなく、人気俳優ランキングでは常に首位争いするなど、
かなり端正なルックス。
多彩な才能や、魅力的な人物像を象徴する、素晴らしい命宮だと言えます。
次に、外出運や社交運などを司る『遷移宮』を見ていきましょう。
遷移宮には「女帝の星」と呼ばれる《天府星》と
特別大吉星の《化禄》が入っています。
星の配置的に、七殺の向かいには必ず天府がいます。
遷移宮に天府を持つと、上品で落ち着きがあり、
親しみやすく社交的な印象を与えます。
さらに《自化禄》という大吉星が入りますので、
命宮と同じく遷移宮もとても優れた状態なのです。
第一印象はさわやかで、かつ凛としている。
カリスマ性を漂わせる風貌となります。
次に、仕事のスタイルや職場での人間関係を示す『官禄宮』を見ます。
ここには、現実的な星《廉貞(れんてい)》と、変動の星《破軍》がいます。
この星たちを官禄宮に持つ人は、
ひとつのジャンルを追求するのではなく、
幅広い分野で成功しようとする多芸多才型になります。
しかし、この2星に「協力・交友」を意味する
『左輔(さほ)』という吉星が入ります。
職場でトラブルや困難が出てきたとしても、必ず誰かが助けてくれるのです。
さて、金銭運つまり財運を司る『財帛宮』に注目してみましょう。
この宮には「勇敢・快活」を意味する『武曲星』と、
欲望や自由を司る『貪狼星』が入ります。
貪狼(どんろう)が入ると、収入に多少波が発生します。
しかし同宮する武曲が「蓄財の星」でもあり、
着実に財を築いていくため、金銭面でさほど困ることはないでしょう。
さらに扶助を司る天鉞(てんえつ)と、
才能の発揮を司る化権(かけん)に加えて、
大吉星である化禄がなんと2つも付きます。
もうね。あれですよ!
福山さんは、生まれながらにして類い稀なる財運に恵まれているのです。
芸能界という特殊な世界で、目覚ましい活動をされるのも納得です。
では続いて、時期の考察をしてみましょう。
福山さんは、地元の工業高校を卒業後、
地元企業で4ヶ月間のサラリーマン生活を経て、
女性アイドルグループ『少女隊』のバックバンドを目指して上京しています。
このとき、音楽をやりながら材木屋でアルバイトをしていたみたいです。
「とにかく知名度を上げたい」という理由で、
88年にオーディションを受けて
映画『ほんの5g』で俳優デビューを果たしています。
ちなみに、この俳優オーディションの合否は電話通知だったらしいのですが、
当時の福山さんは金銭的な問題からアパートに電話を設置できなかったそうです。
合否の通知が来なかったので、
仕方なく当時所有していた中古車で奥多摩にドライブにでかけた福山さん。
しかし、途中で車のマフラーが落ちてしまって、しかたがなく
一度アパートに戻ったところに、
「今すぐ最終オーディションに来るように」
と書かれた電報が届いたのです。
急いでオーディションに向かい見事合格したそうです。
「あのときマフラーが落ちてなかったら、いま芸能界にはいなかった」
と語っていらっしゃいます。じつに面白いエピソードですよね。
そして、その二年後に見事、念願の歌手デビューもはたしています。
しかし新宿での初ライブでは観客は0人だったとのこと。
今の福山さんからは想像もつかないくらいの意外な苦労話ですよね。
ここで福山さんの21〜30歳までの10年運に注目してみましょう。
まず自分自身の生き方を表す『命宮』から。
この宮には主星と呼ばれる強い星が入っておらず、
扶助の星『天魁星』と災厄の星『地劫星』、
美を司る『天喜星』が入っています。
主星がない時期は周りの環境に振り回されやすく、
自分の意志が明確に持てない傾向があります。
知名度を上げるために、当時売れなかった音楽活動と平行して選んだ俳優への道。
この後も、連ドラへの出演を何度も打診されたのですが、
あくまでミュージシャンとしての成功が夢だったので断っていたそうです。
福山さんの目標に対する強い意志が伺えるエピソードですね。
次に、第一印象や外出運などをみる向かい側の『遷移宮』をみます。
この宮には自由と交友の星『貪狼』と、
財庫の星『武曲』、古典芸能の星『紅鸞』、
そして扶助の星『天鉞』、
さらに加えて『化権』と『化禄』という大吉星が集まっています。
これだけみても、かなりすごいです。
じつは『天鉞』という星。
これは先ほど紹介した命宮の『天魁』と向かい合うとカワーアップします。
専門用語で『坐貴向貴格』と呼び、
行く先々で思わぬ幸運に救われる年となるのです。
俳優オーディションのエピソードなどを見てみても、それが伺えるでしょう。
続いて、
職場の人間関係や仕事運などをみる『官禄宮』と、
財運をみる『財帛宮』を複合して考察していきましょう。
『官禄』には女帝の星『天府』と、蓄財の星『禄存』が。
『財帛』には犠牲愛の星『天相』に、苦労や妄信の星『天空』が入ります。
仕事運自体は悪くないのですが、金銭面的には少々苦しい想いをする時期です。
全体的なバランスを見てみると、イメージ通りではないにしろ、
辛抱強く努力し続けることで必ず成果が出る時期なのです。
次に、32歳までの10年運を見ていきましょう。
この10年も宮には主星が無く、古典芸能の星『鳳閣(ほうかく)』と、
旅行や転居の星『天馬(てんま)』のみです。
この場合も前と同じく、周囲の環境に振り回されやすく、
向かい側の宮の影響を強く受けてしまうのですが…
なんと対面には、人気や華やかさを司る『太陽』と、
研究や分析の星『巨門(こもん)』がいます。
これに吉星の『化禄』と『化権』が飛びます。
やはり、この10年間の運勢も非常に良いと言えます。
今まで自分が追求してきた理想を、さらに深く掘り下げる10年なのです。
続いて42歳までの10年運です。
この宮にいるのは現実的な星『廉貞星』と、変動の星『破軍星』です。
この場合、良くも悪くも「大きく変化する」傾向にあります。
それに寄り添うように交友・協力を司る『左輔』がいます。
変化の激しい時期ではありますが、必ず周りのサポートを得られます。
この時期、地元長崎の魅力を内外に発信する『長崎ふるさと大使』へ就任、
連ドラで大ヒットし劇場化もされた『ガリレオ』への出演、
そして2度目の紅白歌合戦出場、
さらに、初大河ドラマ『龍馬伝』で主役の坂本龍馬役への挑戦、
と、新たなジャンルにどんどん踏み込んでいっています。
まさに命盤通り、変動の時期と言えるでしょう。
最後に未来予想として、今後の運勢を52歳までの10年運でみていきますね。
この宮にも主星が無く、あるのは『火星』と『陀羅(だら)』のみ。
両方とも争い・トラブル・怪我などを司る凶星です。
向かい側の星の状態もやや悪のです、
この時期は恋愛や人間関係でのトラブル、病気や怪我などに注意して、
体調管理も気をつけなくてはなりません。
チャレンジする気持ちが空回りしたり、アテが外れたりするので、
今までの人生を振り返って、深く自分の人生を考えるでしょう。
身銭を切ってボランティアなどに傾倒するような気がします。
逆にその方が、62歳以降の『天府』『禄存』に象徴されるような、
豊かな老後が待っています。
誰もがうらやむ最高の命盤ですね。
いかがでしたでしょうか?
今回は紫微斗数という占星術を使って、
基本となる福山さんの運勢をザックリ占ってみました。
まぁ、さすがは福山雅治さんといった感じですよね。
他の『宮』をみても「悪いところ」を探す方が難しいくらい素晴らしい命盤です。
女性ファンなら彼の恋愛運や婚期なども気になるところでしょうが、
長くなってしまうので今回はこのくらいで。
また折りをみて、紫微斗数で著名人を占ってみようと思います。
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