男女はなぜ恋愛し、そして結婚するのか?
「どうやったら結婚できるか」
「ケンカした相手と復縁するにはどうすれば良いのか」
ぼくのもとには、毎日のようにそんな相談がきます。
うまくいかないカップルや夫婦は、
いざというとき、自己の問題点に着眼せず
「男でしょ」「女だろ」と罵り合っているシーンが多いのです。
こういった問題点なんかは、
女性解放と男性解放の両方を知っていると、よく見えるようになります。
デートのときなどは、相手の気持ちがわかるように互いに心を配るべきです。
異性愛だけでなくレズビアンやホモセクシャルといった同性愛のように、
古典的な男女2分論に該当しないさまざまな性の様式があります。
性や恋愛感情には多様性があっていいのです。
これからは従来の「らしさ」にとらわれない
性的感情の多様性を模索するべきだからです。
多様な性的感情まで否定してしまうと無味乾燥になってしまい、
芸術性や文学性が崩壊してしまうからです。
人が持つ多くの感情は、動物だった頃にまでさかのぼります。
母性とか闘争本能がその典型ですよね。
ある個人が、自分の生き方の「美しさ」を目指すという意味において、
母性と闘争性を考えるのはたいせつです。
しかし問題なのは、明らかにムリしているのに、
「男だから」と我慢をし、
感情面を犠牲にして苦痛やストレスを受けているときです。
これが人間性を否定してしまうのです。
古い性役割を捨てることと、性的感情を捨てることは違うのです。
性的感情は、情緒的に楽しむものだからです。
男女の情緒……これはおそらく、簡単に決まるものではないでしょう。
人間のベースは男でも女でもなく、ひとりの人間なのです。
ひとりの人間としての知識、情緒、意識を持ち、そして生きがいを持つことです。
社会は本能的つまり動物的な感情をタブー視してしまった感があります。
それは本来、性的なものも含めてダイナミックな精神世界を形成しているのです。
ただ恋愛においてのみ、
それを表現できるようになってしまったように思えてなりません。
ぼくの心にもかなり強烈な性的感情というのがあります。
その一方で、機械的な部分や真面目な部分もあるのです。
それは男らしさの一種だという人もいるでしょうし、
むしろ女性的なものだと感じる人もいるでしょう。
ぼくのなかにもオトコの要素やオンナの要素があると捉えています。
ただやはりオンナの要素は表現しにくですね。
ぼくは同性にセクシャリティを感じることはまったくないですが、
同性にしか感じ得ない、独特な感情があるのは事実です。
異性に対して嫉妬することはないけれど、
同性は嫉妬の対象となるからです。
人の心の中にある多様な性的感情をみるとき、
「やはり男なんだから、仕事ができて、金持ちになって、女を幸せにしたい」
という価値観が圧倒的に強いのも事実です。
それが叶わないと、ある種の貧しさを感じてしまうでしょう。
もっとも良い形の恋愛態度とは、
「恋愛を尊び、恋愛に依存せず」というスタンスでしょうね。
恋をすることもあるが、別にそれなしでも満足して生きられるという状態です。
性行為がしたい。結婚したい。子どもが欲しい。
といった感情に対しても同様で、
理想は「尊んで依存せず」につきます。
ぼくも恋愛願望は強いほうなのですが、
それに振り回されるようであっては、自由が失われてしまいます。
願望だけじゃだめなんですね。
セックスは子孫を残す行為のみにありません。
男と女がすばらしい性行為をするには、
そもそも感情の高鳴りが条件となります。
感情の高まりのない性行為は、なんともさびしく、後味の悪いものです。
そして、もちろん子どもがいるということは、
それは誇りと尊敬 に値することです。
しかし、親になるのは義務ではなく、
精神的にも社会的にも確立したものが者が得る権利なのです。
夢物語ではなく、地に足がついた現実として選ぶ道なのです。
結婚して親になって子孫を残すという生き方には、
社会的な圧力に立ち向かう一種の覚悟が必要だと、ぼくはそう思います。
結婚は何のためにするのか。
それは「しあわせになるため」ではありません。
結婚とは、
「しあわせ力」を身に付けるための実践研究の場なのです。
結婚することでしか得られない多幸感もありますが、
それに反して焦り、悩み、苦しみ……といった
試練を乗り越えようとする精神力とアイデアを育てること。
そうすれば、人間性が一段格上げとなります。
だから恐れることなく恋愛し、結婚したらいいです。
「失敗した!」
と思うことも多々あるでしょう。
そんなときのために、人間はいくらでもやり直しが出来ます。
再出発し、さらなる自分を磨き上げるチャンスかもしれませんしね。
(とりあえず、ここまで)
taka
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