占いなんて怖くない!
占い師のぼくが言うのもなんですが、
占いの結果が「吉」とでようが「凶」であろうが、
最終的にはどうだっていいのです。
「吉」というのは、
「順境になりやすい傾向」
ということを示しているだけです。
つまり、物事が自分に都合よく運びやすいという意味です。
そして「凶」というのは、
「逆境になりやすい傾向」ということを示します。
物事に障害が多くて、なかなか思い通りに進まないということです。
タロットでも易でも、
「凶」が出ると、なんとなくガッカリしてしまいますよね。
しかし、凶(=なかなか思い通りにいかない)が、悪いこととは限りません。
多くの妨害にあうことで、物事に対して真剣に考えるようになるからです。
その結果、他人へのいたわりの心を持てるようにもなります。
目的を達成するための熱意が高まる場合もあるでしょう。
そうなんです。
逆境にあって初めて気付かされることも多く、
忍耐や根気が育まれ、
いままで薄れていた「感謝する」心を培う土壌にもなります。
こう考えてみると、一概に「凶」が悪いこととは言えませんよね。
もっともいけないのは、「凶」だからといって諦めてしまうことです。
「凶」を気にして、身動きがとれなくなってしまうのでは
何の意味もありません。
紫微斗数の物語「封神演義」にも出てくる周国の話を引用してみましょう。
周の「武王」が殷を滅ぼしたあと、
杞(き)という小国がうまれました。
その杞国に、
「天地が崩れ落ちたら身の置き所がない」
と心配して、
夜も眠れず食べ物ものどを通らないという人がいました。
このことから、「杞憂(きゆう)」という諺がうまれました。
「あれこれと意味のない心配をする」ことをいいます。
一般的に、占い師からしてみれば、
「悪いことが起きる」といって客を脅すことで、
「ストックホルム症候群」によって客の好感を得ることができ、
商売繁盛するでしょう。
※ストックホルム症候群とは、
被害者が犯人に、必要以上の同情や連帯感、好意などをもってしまうこと。
これは、誘拐や監禁などで犯人と接触する時間が長い場合に起こる。
しかし、そういった一般にありがちな占い師の言動は、
占術界全体から見たら足を引っ張る行為なのです。
いつもいうように「占い」は「道具」ですから、
それによって動けなくなるのは、本末転倒です。
そんな道具は捨ててしまった方がいいです。
「凶」に対しては、つねに建設的な見解を心がけねばなりません。
つまり「凶」とは、障害が多くなりがちという傾向ですから、
ゲームでいうと難易度が高いというだけです。
人生は、けっこう必死なゲームです。
されどゲームです。
難易度が高いということは、クリアしたときの達成感もひとしおでしょう。
妨害がきても諦めず、 何度でも立ち上がればよいのです。
天が重大な任務を私に与えようとするとき、
必ず、まず私の精神を苦しめ、
その筋骨を疲れさせ、
その肉体を飢え苦しませ、
その行動を失敗ばかりさせて、
やろうとする意図と食い違うようにさせるものです。
それはなぜかと言うと、
天が私の心を発憤させ、
忍耐強い性格にさせ、
今までできなかったこともできるようにするため、
なのです。
つまり 「凶」の作用というのは、
その試練に打ち克つことができるかどうか、天が試しているのです。
そして、それに打ち克つことができたならば、
かならず偉業を成し遂げるはずです。
あなたも「凶」を利用できるでしょうか?
「おもしろい。受けて立とう!」
という気概が必要なのです。
そうすれば「凶」作用を耐え抜くことができます。
これが「凶」に対応する重要な考え方です。
それでは「吉」が強く、妨害が少ない人は、
偉業を成し遂げられないのでしょうか?
いや、そうでもありません。
「吉」なのですから、妨害作用が少ないので有利です。
その有利さを最大限に活かして進むべきです。
しかし私たちは、その福分への感謝を忘れ、驕り高ぶってしまうものです。
人間は、かんたんに慢心してしまうのです。
そうすると、自己を向上させようという気も弱くなり、
他人に対しても冷酷になってしまうのです。
そして油断が生じて、いつか気づかぬうちに衰運を招くでしょう。
吉運だからといって油断してはいけません。
凶運を恐れてもいけません。
自分の人生を切り拓いていくためには、
まず謙虚になり、
「いま」の処遇に感謝することです。
そういう姿勢が、この先の栄華につながるのです。
星読み師★taka
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