参加者全員が命無星曜という怪奇
「わたし命宮に星がないんです。何か問題ですか?」
こんな質問をよく投げかけられます。
専門用語で『命無星曜格』といいます。
7人にひとりの確率で存在すると言われていますが、
なぜか、ぼくの生徒には多いんですよ。
きのうの中級レッスンでは、なんと4名全員が「命無星曜格」。
命宮に主星がない人は、
良い意味でも悪い意味でも「我」が少ない傾向にあります。
自分を出さない人も多いし、
また、流されやすい人、染まりやすい人もいます。
ただし、吸収力は抜群です。
命無星曜のひとは、対宮である「遷移宮」の星がつよく働きます。
だから他人との接触が多く、
そのため初対面での力量が問われたりもします。
そのなかのひとりの男性が、
遷移宮に化忌がいます。
彼いわく、
「不思議なんですけど、ぼくの友人の面盤を作ると、
なぜかみんな命宮に化忌を持ってるんです」
のこと。
そうなんです。
そういうことがよくあります。
とくに、夫妻宮に主星がない人は、
命無星曜の異性と結婚するケースが少なくありません。
そういえば、
ぼくの「奴僕宮(ぬぼく-きゅう)」に主星がありません。
奴僕宮は「部下」「弟子」「ファン」をみます。
だから、ぼくの生徒さんには命無星曜格が多いんですよね。
ちなみに奴僕宮の対宮は兄弟宮ですが、
そこには「天機」「天梁」がいます。
「天機」は繊細な人、策略家、深謀遠慮な人という意味を持った星。
「天梁」は頼もしい親分肌、まじめな信仰者という意味を持った星。
たしかに、ぼく自身が超とてつもなく自由でいい加減でテキトーなので、
周囲にはそんな感じの人で守られている様子です。
もともと友人であったひとが弟子入りしたり、
かつて弟子だった人が友人になったりと、
そういう現象が起きやすいのは、このせいなんですね。
taka
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