旧暦の新年が明けました。
旧暦の新年が明けました。
2012年の旧正月。いま、朝早く起きて、
窓を全開にして、ブログを書きはじめました。
先週は名古屋、そして昨夜は渋谷で、
ともに「ほしよみ堂」メンバーを対象に、
『占い師にとってのマーケティングとは何か』
について、熱く語らせていただきました。
実際、世間を見て「占い」のお客さまを分析すると、
90%以上がコンサバティブだと思います。
でも、ぼくはあえて、残り10%未満のアグレッシブ層を狙っています。
そのほうが、ぼくの付加価値があがるし、楽しく鑑定できるからです。
また彼らは、プロの占い師になる可能性もある。
そして、もっと大事なこと。
じつは...ぼくが狙っているターゲットは、
「占いに興味がない人」なのです。
ぼくのお客さまの半数以上が「じつは占いに興味がなかった」という層なのです。
これは偶然ではなく、
ぼく自身がそういう層にアプローチしているからなのです。
たとえばアパレルは、すべてのマーケット商材が整っています。
しかし占い業界は、まだまだ未開拓なマーケットが多い。
だから、まず最初にターゲットを絞る。
ターゲットを絞らず不特定多数を狙って成功したビジネスは、
過去にひとつも存在しません。
コンサバかアグレッシブか。あるいはその中間か。
どこにターゲットを絞るかで、発展は決まるります。
もちろんコンサバでもいい。アグレッシブでもいい。
ただし、どちらも得ようとするな。
かならず狙いを絞れ!ということです。
ぼくのお客には、基本的にコンサバは少ない傾向です。
なぜなら、完全にアグレッシブ路線を狙っているからです。
が、まれに勘違いしてコンサバティブなお客さまもまぎれ込みます。
しかし、ぼくは彼らのアグレッシブ面を見つけ出し、
そして引き出し、コンサバ傾向からの脱却を促すのです。
だから裾野も広がるのです。
お弟子さんの中にも、コンサバ系の方が稀にいます。
彼らが、そのままコンサバ路線を貫くのであれば、
残念ですが、必ずぼくの元から去っていくでしょう。
それが自然なんですね。
コンサバはコンサバの師匠を探すべきです。
しかし、どこかでアグレッシブに憧れているのであれば、
どうぞ食らいついてきてください。
短期間で根本から人生観を変えてみせます。
有能な占い師というのは、
あらゆる角度から「開運」させることができるのです。
風水とか、姓名判断とか、方位術とか、
というそういった宗教じみた開運法ではなく、
人間の根本をひっくりかえしてしまう。
これまでの古い概念を根底から変える、
価値観のパラダイムシフトを促すのです。
何も考えず、がむしゃらにやっているのならば、
いったん辞めてしまってみてください。
立ち止まって、もっとよく考える。
そして、どの分野でもいいから、
成功している人とディスカッションを繰り返すことです。
成功者は、かならず成功の秘訣を知っている。
そして、失敗の法則も分かっているんです。
成功者の共通点は、
かならずニーズを重視していること。
「人の喜ぶ顔が観たい」というのが発露にあって、
「俺も、俺の家族も皆をしあわせにしたい」
という強い願望が信念となっているのです。
占い師にとって必要な能力は「即興対応能力」です。
いきなり、予期せぬ質問を、
何の前触れもなく振られます。
それを数秒で的確に理解し、
相手が思ってもみなかった予想外の言葉を使って、
あえて斬新な答えを返す。
そこで「なるほど」と得心させることができる占い師は、
一生食うには困らないでしょう。
あとは、プライドを捨てて信念を持つこと。
短期間で成功すると、かならず慢心してしまいます。
だからゆっくりと成長するほうがリスクは低いのです。
ただしプライドの高い人は、わりとすぐに結果が出せるものです。
でも、ほんのちょっとした失敗で、
あっというまに崩壊してしまいます。
だから表面的には「信頼」していても、
本質の部分で「信用」してはいけないのです。
人間は「失敗する生き物」なのです。
失敗を恐れず、あえて失敗をたくさんしてみる。
失敗なんて気にしなくていいのです。
問題なのはモチベーションが下がること。
やる気を失ってしまうことが、もっとも危険なんです。
良いリーダーは、褒めて、おだてて、やらせてみせる。
そして、失敗させて、その理由に気づかせる。
アレはダメ、これはダメというリーダーは三流なのです。
占い師は、リーダー気質を求められます。
ただ単に「占う」ことだったら小学生にでも出来ます。
以上が、占い師にって必要な気質です。
どうぞ皆様、本年もおつきあいください。
twitterでもfacebookでも、
どんどん情報を発信してゆきます。
よろしくお願いします。
星読み師★takaこと、中島多加仁
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