降神術のような占法/コラム

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降神術のような占法

 



占いの目的は、きわめて世俗的で功利的なものが多いのです。

実際に知したいこと……



個人においては



「この1年を幸福に過ごせるか」



「病気にならないか」



などです。





また農作の程度、漁の不出来、狩りや仕事の首尾、



商いの成否、金銭の運不運、天候や災害、



結婚の成否、生児の男女や将来の予測など。





世界に広く分布しているものに「夢占い」があります。



夢のなかに現れた人物や現象、色、行動などが

その象徴体系に基づいて解釈されます。



また、神霊や精霊に憑依されて忘我陶酔した



シャーマンや霊媒師の言動による占いも広く行われています。



ただしこれらは、神や祖霊、精霊などに問うという形なので

「託宣」というものです。





あるいは日本で流行った「こっくりさん」のように、



無意識の筋肉運動を利用した占いがあります。





これも一種の降神術のような占法です。



竹や箸状の30センチくらいの棒を3本用い、



その上部3分の1ところを麻縄で縛り、



三脚状に棒を開き、



その上に盆や飯櫃(めしびつ)のフタをのせ、



それを数名が囲んで座り、片手をその盆の上にそっとのせる。



「こっくりさん、こっくりさん。どうぞ足をあげてください」



というと、3本の棒のひとつが持ち上がる。





そうすると「こっくりさんが降りてきた」と解釈して、



いろいろなことを問い出すのです。





竹は女竹(めだけ)がよく、



3人のうち1人は女が座るとよいといいます。





「こっくり」は『狐狗狸』と書くのですが、



それは、狐・天狗・狸の3つの動物の霊が憑くと考えた当て字です。





江戸時代から行われたようで、明治19年ごろ流行し、



花柳界で盛んに行われました。



アメリカの船員によって伝えられたといわれます。





栃木県の芳賀(はが)郡茂木(もてぎ)町では



この遊びを「ホックリサマ」といって、



昭和10年(1935)ごろに流行したようです。





偶然に意味をもたせようとするクジ、作卦(さくけ)、



トランプ占いなどは世界中に起こっています。





アフリカのアザンデ族やレレ族などでは



摩擦台板とよばれる占いの道具が使われています。





とくに修行していないものが、



我流でやると低級霊に感応する、といわれています。





タロットも易が、なぜあたるのか。



それを紐解く鍵が、ここにあるのです。





つづきは、明日。











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