失恋をきっかけに成長すれば、立派な「勝ち組」だと言える
恋愛での「勝ち組」、「負け組」
「勝ち組」とか「負け組」って少し使い古された言葉ですよね。主にビジネスで語られますが、なぜかというと、数字で買ったか負けたかが明白だからです。
しかし、恋愛での勝ち負けって、なかなか判断が難しいですよね。恋愛での「勝ち組」は、めでたく両想いを成立させ、結婚をした人たちだと言われます。対して「負け組」は、ずっと片想いのままとか、出逢いがなく独身というイメージ。
でも、無理して恋人を作ったり、結婚する必要はありません。とはいえ、好きな相手から好かれたら、とにかく幸せですよね。
「失恋」は負け組とは限らない
たしかに、結婚が恋愛のゴールという考え方は否定しません。そして、結婚しても恋人同士のような気持ちでいられたら素敵だと思います。多くの女性はそれを信じて、人生の伴侶、つまり自分だけの王子様を探しているのかもしれません。でも実際には、そういうカップルはほとんどいないのです。離婚できなくて仮面夫婦という関係をしぶしぶ継続している人も多いです。
結婚はひとつの節目ではあるけど、永遠の「愛のカタチ」であるとは言い切れないのです。失恋はつらいですが、それをきっかけに成長すれば立派な「勝ち組」だと言えます。
それは、たとえ独身でも離婚を経験した人でも同じこと。たいせつなのは、あきらめずに次から次へとチャレンジすることです。自分のエネルギーを惜しむことなく使って生きれば、それがどんなカタチになろうと、けっして「負け組」じゃありません。
人生は出逢いと別れで構成されている
ぼくも中学や高校時代は何度も何度も振られました。告白してうまくいきそうになって、1か月で破局なんてのもありました。ふられるたびにいつも心に誓った言葉が、「あきらめずに新しい出会いを求めたら、かならず報われる」ということでした。
大学に入り、彼女もできて、モテ期が3度到来しました。そして25歳と28歳のとき、二度も結婚することができました。離婚したあとも素敵な女性と何人も付き合うことができたので、幸せな体験をしたと思っています。
離婚と再婚をきっかけに、恋愛する男女の気持ちが深く理解できました。人生なんて出逢いと別れで構成されているものなのです。だから、素敵な人に出会ったら、集中してその人に恋をする。
そのために、ぼくは肌が衰えないように、顔にたるみができてないか毎日かならずチェックします。ひんぱんに美容室に行って、若さを保つ努力をします。原宿に住んで、若い子たちのファッションを見て、ダサくならないようにいつも自分を戒めています。
まだ54歳ですが、60になっても70になっても見た目に気をつけて、言葉遣いや態度なども若い子たちに嫌われないよう、意識するのです。
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