紫微斗数はカレーライスに例えることができます。
紫微斗数を教えるとき、
ぼくはよく、カレーライスに例えて説明しています。
命宮の位置……ジャンルとソースの種類
主星……格になる具材
副星……スパイス
四化星…隠し味
命盤は、大きく分けて4種類になります。
東方木局……寅、卯、辰
南方火局……巳、午、未
西方金局……申、酉、戌
北方水局……亥、子、丑
となります。
東方木局(寅、卯、辰)は一般的な家庭風カレーです。
南方火局(巳、午、未)は辛い本格アジアンなカレーです。
西方金局(申、酉、戌)は高級素材を使った欧風カレーです。
北方水局(亥、子、丑)はマニアックなスープ系カレーです。
※ちなみに、日本におけるスープカレーの発祥は北海道です。
そして主星はメイン具材です。
カレーに使う主な具材は、やはり肉あるいは魚ですよね。
紫微、天府、天梁は高級な牛肉。
廉貞は赤いバラ肉かミンチ肉。
武曲は身の引き締まった豚肉。
七殺、破軍、貪狼は脂身の乗った豚肉。
太陽はマトンとか馬とか。
天相、天同、太陰は鶏肉あるいは魚介類。
巨門は骨付き鶏肉あるいは風変わりな魚介類。
天機はヘルシーなベジタブル志向の具材。
と、まぁこんな感じでしょうか?
さて。
命宮と身宮に入っている主星の数が多ければ、
それだけ沢山の具材を使っているということ。
ちなみに命無星曜(命宮に主星がないこと)は、
具材がソースに溶け込んで形が無くなった
よく煮込まれたカレーだと思います。
そして、さらに副星が加わります。
副星の数が、スパイスとなります。
文昌、文曲、左輔、右弼、天魁、天鉞、禄存などの吉星は、
香りの良い、そして健康的なスパイス。
羊刃、陀羅、火、鈴、天空、地劫、天刑などの凶星は、
アクの強いマニアックなスパイス。
だと考えることができるでしょう。
さらに四化星(化禄、化権、化科、化忌)は、
食べてみないとわからない「隠し味」なのです。
四化星が多く加会しているひと、
また自化禄や自化忌など、隠れた化星を持っている人は、
予想できない意外な隠し味を使っているのです。
さぁ、あなたはどんなカレーですか?
命盤をよく観て考えてみてくださいね。
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