彼岸の墓掃除。
名古屋の「ほしよみ堂」にて、
出版と1周年を合わせたパーティを行いました。
お忙しい中、たくさんの方にお越し頂きましてありがとうございます。
その日の売上は、すべて被災地への寄付とさせていただきました。
そして昨日は「春分」でしたので、
実家の墓掃除にいってきました。
新潟のhiroさんも同行してくれたので、
とてもはかどりました。
苔や雑草がびっしり生えていたので、
すべて除去し、そして余った赤土をかけて、
見違えるほど綺麗になりました。
先祖供養は、やはり墓掃除が原点です。
お墓が綺麗に掃除されていれば、
陽宅(住まい)も綺麗に片付けることができます。
これが「ちょい足し風水」の、まさに裏技ですね!
いま震災の余波で、
仕事が激減しています。
つまり、めっちゃ暇です。
こんな暇なときは、
ぜひ墓掃除に行ってみてください。
さて。
春分と秋分のことを「彼岸(ひがん)」と呼びますね。
お彼岸の「彼岸」は、
サンスクリット語の「パーラミター」といい、
それは「波羅蜜」を漢訳したものです。
彼岸とは、
迷いのない悟りの境地を意味します。
彼岸に対して、
人間の煩悩に満ちた俗世間のことを「此岸(しがん)」といいます。
そして、こちら側(此岸)の人間が、
あちら側(彼岸)に到るための仏道修行を
「到彼岸(とうひがん)」といいます。
悟りの世界である彼岸を、
死後の安らかな世界である「浄土」と捉え、
現在のように亡くなった方に想いを馳せる「お彼岸」が定着しました。
ちなみに彼岸とは、
★昼と夜の長さが等しい日
★太陽が真東から出て真西に沈む日
となっています。
これは、おおよそ正解なのですが、
じつは、昼と夜の長さはまったく等しいわけではありません。
つまり、太陽の一部が水平線の上に出れば「日出」であるのに対して、
日没は、太陽がすべて沈んではじめて日没になります。
ですから日出と日没が、太陽の中心点が水平線から出た時
つまり沈んだ時であるなら
昼と夜の長さはほぼ等しくなりますが、
実際には太陽の大きさの分だけ昼が長くなってしまいます。
したがって、
ほんとうに昼と夜の長さが等しいのは
春分の数日前と、秋分の数日後なのです。
ですから仏教の彼岸会(ひがんえ)は
春分の日、秋分の日を中日として、
前後3日ずつ一週間にわたり行われるのです。
太陽は、天空を1年かけて一周しています。
正しく言うと、
地球は太陽の回りを1年かけて回っているので、
地球から太陽を見る方角も、1年かけて1周するわけです。
たとえば、地球が太陽から見て牡羊座の方角にあったら、
地球から太陽を見ると、
太陽は牡羊座の反対側である天秤座にあるのです。
地球は約24時間かけて自転していますが、
そのため天空上の星の見える方角も時間ごとに移動し、
やはり約24時間で一周します。
しかし地球の自転軸の方角にある星は動きません。
これが天の北極と南極で、
北半球では北極星(小犬座のポラリス)が天の北極の近くにあって
夜の方位をガイドしてくれます。
そして地球には、2つの「円」があります。
地球の公転運動により形成されるものが「黄道」で、
地球の自転運動により形成されるものが「赤道」です。
春分と秋分というのは、
太陽の中心が、この「黄道」と「赤道」の交差点を通過する
瞬間のことをいいます。
この瞬間に、太陽が赤道のちょうど真上にきます。
それが季節の分岐点となります。
ちなみに、
春分から秋分までは北半球にあり、
秋分から春分までは南半球にあります。
だから『暑さ寒さも彼岸まで』というです。
また民間信仰では、
彼岸の語源は「日願」であるという説もあります。
これは古来からの太陽信仰が由来です。
太陽信仰における春分と秋分は、
太陽が真東から出て真西に沈み、
また昼と夜の長さが同じということで、
重要な節目だったのです。
「日の願」という言葉もあり、
そこから「日願」になったようです。
地方によっては「日天願」と呼ぶそうです。
おおよそ日本の行事は、
仏教と民間信仰がブレンドされています。
ともかく日本人は、
世界では珍しい多重信仰なので、
神社(神道)へ行くだけでなく
お墓(仏教)も大切にするのです。
それは死者の供養のみにとどまらず、
残された者の使命でもあります。
taka
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