普段から悩んだり、考えることが多い人は意志力の消耗が激しい
世界の偉人には変わり者が多いですよね。なぜなら才能をより伸ばしたため、変わり者になってしまうわけです。周囲からひどい扱いを受けてストレスに耐えられない、という相談が多いです。その気持ちわかります。ぼくもそうでしたから。
ダメな自分をそのまま放置してしませんか?悪しき習慣を断ち切れない状態がずっと続いていると人生が何も変わらず、夢も希望も叶いません。ほんとうは長所なのに、周囲よりも目立ってしまって出る杭は打たれた経験、あなたにはありますか?その改善法があります。
それは習慣化された欠点なので、それなりの工夫が必要です。あるいは脳が本能的に治させないようにしているというケースもあります。その場合、無理に治してしまうとあなたの才能が潰れる危険があります。本当に消していいものかよく考えてから治す努力をしましょう。
ちなみに、脳が本能的に必要としているものであれば、治すことよりも、むしろ、その才能を伸ばすのが楽です。悪しき習慣とは、つい毎日スナック菓子を食べてしまう。空き時間はゲームで潰れてしまう。喫煙やお酒がやめられない。片づけられない。いまやるべきことを後回しにしてしまう。など、こういったダメな習慣を指します。
自分をダメにする要素には、悪しき習慣を断ち切れない。優れた才能があるが認めてもらえない。こういった理由があります。ダメな自分は、断ち切った未来を想像してどんなにすばらしいか妄想するのです。妄想なので、すこしオーバーなくらいでいいです。
そのまえに、うまくいかなかったときの最悪の自分を想像してみましょう。ときには最悪の状態も妄想することも大切です。そうすることによって、「ああにはなりたくない」という恐怖を植え付けるのです。
ここからは実際に悪しき習慣を断ち切るための方法です。まず10分ほど我慢します。脳は10分我慢すると未来の報酬ととらえて、要求が緩くなるからです。そのあと、やってよいと考えることでストレスに負けない感覚が生まれます。意志の力をじぶんでコントロールするのです。
理想的な自分になるには意志力を使って行動することです。意志力は脳内の前頭葉にあるのですが、じつは使える量が決まっています。意志力を節約して、理想の自分になるエネルギーをそれに使うようにしましょう。意志力は「悩む」ことでどんどん消耗されます。
普段から悩んだり、考えることが多い人は意志力の消耗が激しいのです。肝心な場面になったとき、そのゲージが残っておらず意志力が発揮できないのです。だから、悩まないで済むものはルールを決めて習慣化させること。食事は曜日ごとにメニューを決めて悩まない、などです。すぐに片づけられる考えはできるだけ早く終わらせてしまう。
メールやラインは、提携文をパターン化し、それを上手に使い回すのです。いちいち毎回、頭を使わないことです。あとまわしにするとそれだけ、その事柄を考え続けてしまうのです。だから、あとまわしにしないで、いますぐやってしまうのです。