2009年1月
旧暦の正月を新月で迎えました。
待ちに待った1月26日。
そう、ようやく今年の幕上げです。
太歳「丑宮」に巡って参りましたよ!!
まず昨日の朝、さっそく「青山熊野神社」へ。
もちろん、お願いごとなんてしませんよ。
旧年のご守護と、そして年改まった初の日に、
こうして健康でお祈りできる奇跡に、感謝を捧げたのです。
そのまま、ぼくらは散歩と称して、
青山通りをふらふらと外苑前へ。
ランチは奮発して高級な鰻重を堪能。
そのあと電車に乗って南船橋まで。
ナニしに千葉まで?
ふふふ。昨年、日本に上陸した、あのikeaですよ。
港北(横浜)にしようか迷ったんですが、
あたらしい船出、という意味も込めて「南船橋」を選びました。
思い起こせば、
ぼくがいま、こうして占術家として成功できたのも、
じつは「南船橋」が起点なのです。
あれは、そう、忘れもしない。えっと……いつだったっけな?
「ららぽーと」から誘致があったんですよ。
占いじゃないですよ、古着屋のほうでです。
当時、パーグラムマーケットっていう(マネーの虎で有名になりましたよね)
量り売りの大型古着店が撤退するっていうので、
その後釜に、ぼくの店が選ばれたんですね。
でも、そのとき。
ぼくは人生の中で、とてもおおきな挫折と苦悩の渦中だったんです。
それで、不覚にも……ららぽーと内にある
占い館へ自然と足が向いたわけです。
それが「月の扉」という屋号でした。
当時はまだ小さな店で、
あやしい中華服を身にまとった中年の男性が、ひとりでやっておられました。
その先生に、ズバリ今の苦悩の本質を見抜かれ、
そしてあまり古着屋を拡大せず、天職をやりなさい!と告げられました。
その天職が、何を隠そう「占い師」だったわけです。
その後、その先生は、
なんども原宿のマリアズクローゼットに足を運んでくださり、
昵懇になりました。
それから数年がたち、
あまりにも古着屋の業績悪化のため懊悩していたときに、
意を決して、四柱推命を習おうと相談したら、
時すでに遅し。
なんとその先生がとつぜん他界されてしまったです。
ぼくは、また苦悶のドン底に落ち込みました。
しかし、それを救ってくれたのが、
先生亡き後のマギーレオナさん。
彼女が東海林秀樹先生を紹介してくれたのでした。
それまで独学で、いい加減な易と九星術、そして姓名判断を
適当に扱って、あとは勘と話術だけで乗り切っていた三流占い師が、
東洋随一の占術として名高い、紫微斗数に出会いました。
と同時に、六壬神課の奥義に触れ、九星気学の日盤鑑定と四段掛け、
さらには遁甲挨星卦などの斬新な方位術を学ぶことができました。
いまのぼくがあるのは、
あの時の長い苦労と、
たった一度だけ訪れた「南船橋ららぽーと」での奇縁。
思えば、ごくわずかな細い一本の糸が、
いまの大成功を導いてくれたのです。
しあわせになるのは、けっして努力や直観だけではないんです。
人の縁、場所の縁というものがあって、
その上で「決意」が加わったときはじめて、
成功への物語がはじまるのです。
ぼくは昨日。
己丑の旧暦元旦に、因縁の南船橋へ行きました。
もちろん同行者は運命の人。
あたらしい生活をつくるために、家具を新調にikea詣でへ。
丑といえば六壬では「貴人」が住まう場所。
丑といえば紫微では「紫微」と「天府」が住まう場所。
その丑の年に、紫微星を命宮に持つぼくは、
人生の再スタートを誓います。
気づけば5年目を迎えたマリアズクローゼットも、
2月の節分を機に、リニューアルいたします。
いままで大衆とか若者を意識してきましたが、
ここいらで、初心に返ろうと考えているんです。
思い返すと昨年の後半は、
ぼくの38年と10ヶ月の人生の中で、
もっとも幸福に満ちあふれた歳でした。
それが今年、さらに複雑怪奇に変化していく模様です。
卜占(ぼくせん)は、周易と六壬と気学四段掛けを武器としていますが、
今年に入って20年ぶりくらいにタロットも再習得開始であります。
そのタロットにも告げられましたが、
ぼくはまだまだ古着屋をヤメられそうにないようです。
占い師と古着屋。
この二足のわらじを履きながら、
ぼくはさらに成長するために歩き続けることでしょう。
taka
(原宿の占い師、中島多加仁)
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渋谷の、とあるスポーツジムへ通っていたのですが、
じつは……
解約してしまいましたよ、きのう!
理由なんですが、仕事の時間調整がとれないため、というのが第一。
2つ目の理由が、ストレッチや筋トレ、ヨガなどは自宅でできる!!!
やる癖ができているので、わざわざジムに行く必要がない。
そして、3月からジョギングをはじめることにしました。
なぜ3月からって?
ジムの契約が2月いっぱいまであるからです。
とにかく去年の11月頃から、鑑定のご依頼のみならず、
「紫微斗数を学びたい」
という希望者が続出しまして。
いやぁ、嬉しい悲鳴なんですが。
ぼくも身体がひとつしかないし。
なにせ、1ヶ月が30日程度しかない。
まぁそれを解決するためにグループレッスン化してみたのですが、
ぼくの低い管理能力では、いかんともしがたい現状です。
ダブルブッキングしやしないか、毎日ひやひやです!
有能な秘書を雇ってみたものの、
ぼくが彼女に通達ミスをするなどして、
いまのところ効率化は完璧ではありません。
ということで、わりと億劫になっていたジム通いにピリオドがうたれたわけです。
さて。
ココ最近は、なぜか出版関係者のオンパレードです。
とある著名な、そしてぼくも尊敬申し上げる作家の先生が、
鑑定(というより表敬訪問?)にいらっしゃいました。
「すごいね紫微斗数。これを日本全国でブームにしましょう!!」
と絶賛していただきました。
おそらく、営業力の高い出版社から世に出ると思われます。
そして昨日のお客様たちも、
なぜか不思議なことに、ライターさんとか編集者さんといった出版関係社ばかり。
しかもリピーター。
このご時世ですからね。
就職相談に乗ったり、将来の事業提案をしたり。
具体的な提案をする占い師として期待されている以上、
ぼくもその手の相談には力が入ります!
そしてみなさん、
「いずれ占いを学びたいです」
とおっしゃいます。
不況知らずと唱われた出版業界が、いまや空前の冬の時代。
出版が不況になったら、日本は本格的な大不況時代と呼べるでしょう。
不況になると、占いが流行ります。
ぼくの生徒さんも、今年から占い師一本で独立する方が増え、
「いままで月1だったレッスンを月2あるいは月3に増やしてくれ」
と懇願されます。
しかも、そういう方にかぎって遠方からはるばる足を伸ばされ、
ご熱心なので、ぼくもいやとは言えなくて……。
この、お人好しの性格を、まず改善せねば。
リストラが盛んになり、再就職も難儀するこのご時世。
みなさん将来が不安ですよね。
退職金や年金などアテにできない今。
死ぬ直前まで働ける仕事と言えば、占い師くらいですからね。
ぼくも正直、ここまで需要があるとは思いもよりませんでした。
若いころから難解な占術を勉強しておいてよかった!
とくに、さいきんは新興宗教などが流行らないでしょ。
昔は、悩んだすえに神頼みだったけど、
カルト宗教の表面化によって、けっこう若い人が宗教離れしました。
しかもその一方で、
テレビでは「スピリチュアルカウンセラー」という怪しい人物が、
どうどうとお茶の間を席巻しているし。
なんでも「スピコン」というイベントが話題になったり。
世の中、とんでもない方向へ行きかけていますよね。
種々雑多なスピリチュアル系のビジネスが溢れ、
おそらく多くの人が、まったく利益にならない「技術」に、
大金を投じていくでしょう。
宗教を知らないひとたちが、
しらず知らずのうちに「宗教以下のもの」にハマっていく姿をみて、
ぼくは何もしてあげられない。
せめて、訪ねてくださる方々に、真実の占術とは何かをお伝えするのみ。
それが、ぼくの使命かなぁ。
taka
(原宿の占い師、中島多加仁)
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忘れもしません、あれは2007年の1月22日。
ぼくのお店マリアズクローゼットがまだ1Fにあったころ。
『王様のブランチ』の撮影で、姫姿のはしのさんがご来店☆
そのついでにご依頼を受け、紫微斗数で鑑定させていただきました。
彼女の命宮は武曲と破軍、それに化禄が同宮しています。
さらにいうと、文昌、天鉞、龍池などの吉星も持っているんです。
武曲は「さむらい」で「金運」の星。
そして破軍は「悲しみの将軍」で美人の星でもあります。
まさに、はしのさんのキャラクターを具体的にあらわしていますよね。
命宮の分身である「身宮」が「夫妻宮」に同宮しているため、
彼女は「結婚」こそが人生の最大目標であることが分かります。
このたび、俳優の綱島郷太郎さんとご結婚されることになりました。
ほんと、おめでとうございます☆
夫妻宮には凶星である「鈴星」とプライドを示す「天魁」しかないため、
たしかに結婚に至には紆余曲折あり、
晩婚になりやすい運命ではあります。
が、彼女の結婚後の夫婦関係を示す「田宅宮」には、
なんと吉星がたくさん輝いているんです。
女性の幸せを観る「福徳宮」にも女王の星「天府」が光っており、
まさに、彼女のほんとうのしあわせはこれからだということが分かります。
女盛りの35歳!
じつは35歳からの10年運をみる大限宮に天機、太陰、化科、天喜がいます。
そして今年は化禄が武曲に飛びますよね。
今年の運勢を見る丑宮には廉貞と七殺もいます。
みずからの力で幸運をゲットした、という証しですね。
末永くおしあわせに〜☆
そうそう。九紫火星の今年は40歳前後の女性がしあわせになりやすい年。
まさに、その魁のようなハッピーニュースでした!!
(原宿の占い師、中島多加仁)
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のんびりと正月を迎え、きがつけばもう3日になっていますね。
朔日からちゃんとブログを書こうと思っていたのですが、
なにかとバタバタしていまして。
年越し蕎麦すら食べられませんでした!
今日。早朝の新幹線で娘と東京に戻ってきました。
家に変えると猫のラルフが寂しそうに近づいてきてくれます。
遅くなりましたが、
新年! あけましておめでとうございます☆
さて。
平成21年は己丑(つちのと・うし)
そして九紫火星(きゅうし・かせい)中宮の歳ですね。
己(つちのと)は糸車の形を表し、
「正しく筋道をつけて糸を紡ぐ」という意味です。
十二支の丑は「紐」という字から生まれたもので、
種子から出た蔓(つる)の形を表しています。
つまり己丑は、「難問の芽を刈りそろえて整理する」年なのです。
ちなみに、甲子から終わりの癸亥までを六十干といいますが、
己丑はその26番目にあたります。
納音(なっちん)では『霹靂火(へきれきか)』になります。
霹靂火とは……その文字の通り火の質です。
不遇の環境をはねのけて大活躍するかと思えば、
環境に恵まれながら没落して辛酸をなめる、という激しい変化。
発展と闘争を繰り返し、席の温まる暇もないのです。
なるほど、九紫火星と同じ「火」のファクターですね。
「火」には知識、名門、株式という意味も含まれています。
なんと昨年平成20年も「戊子」ですから納音は同じく霹靂火。
急激な変化はすでに昨年、アメリカでのリーマンの破錠が引き金になりましたね。
まさに、これからはじまる金融崩壊の暗示ではないでしょうか。
九紫火星、それは……戦い、輝く、発見、分離という強いエネルギーを持った星です。
歴史を振り返ると、
湾岸戦争をはじめ雲仙普賢岳、有珠山、三宅島の噴火も九紫火星の年でした。
簡単に想像すると、日本列島の活火山の活発化だけでなく、大火災の多発、
金融不況による社会的格差、そして国と国との資源争奪戦の激化が予測できます。
また、この九紫火星は中年女性(40才前後の女性)を意味します。
来年はあらゆる分野で、アラフォー世代の女性たちが活躍すると予測されます。
個人的なことですが、ぼくの妹も本日36才になりまして、
なんとこの春から(ぼくの占いどおり)針灸師の専門学校に通うことになりました。
女の真の魅力は40過ぎてから!
そのために、30代で大きな決心をすることが大事です。
もちろん、ぼくの友人もとくに30代女性が多いので、
今年はとくに、彼女たちの大活躍を影になり日向となって応援していきたいと思います。
(原宿の占い師、中島多加仁)
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