2008年10月/コラム

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2008年10月

年齢が10才以上離れていたら相性はほとんど関係ない。

 


今日は不思議な鑑定日でした。

まず午前中のお客様は、

ぼくと同じ紫微七殺の男性。

しかも年齢もぼくとほぼ同じ。

いつものように、

相手の状況をきく前に

こちらからいくつか質問します。


結婚の経験ありますよね?

「はい。いまが2度目です」

奥さん、若くて美人でしょ?

「まぁ自分でいうのなんですが。そうです……24才です」

お子さんいらっしゃいますよね?

「ちょうど妊娠中で、今年生まれます」

普通のサラリーマンではないですよね?

「父が経営する会社で営業やってます」

妹さんはいます?

「はい。3つ年下です」

子どもの頃、友だちで苦労したでしょ?

「えぇ、よくいじめられていました」

なとど、いくつか質問してみましたが、

ほとんどすべて、ぼくと同じなんですよね。

あぁ、不思議!!!


ただ違う点は、彼は2度目で10才以上年下の女性と結婚できた。

それはなぜかというと、初めての結婚が28才だったから。

ぼくは28のとき、すでに2度目の結婚でした。


「異座縁」という言葉があります。

だれが言い出したのかは不明ですが、

年齢が10才以上離れている場合、かりに相性が悪くても

それは当てはまらないという考え方です。


占ってみると、すっごく相性が悪いはずなのに、

10才以上年下の女性だと、なぜだかとっても仲良しなんですよね。

とくに40近くなった男性には効果テキ面です。


ちなみに、その男性と2人目の奥様との相性は、

100点満点でした。

それを伝えると、

「えぇ、いままで一度も言い争いなどしたことがありません。

こんなに相性が合う女性がいるのかと思うくらい」

とのこと。

これから結婚される皆さんへ。

ほんとうにしあわせになりたいのなら、

まったく腹が立たない、嫌いな点がひとつもないという相手を探しましょう。

え? 見つからないって??

そうですね。一度目では不可能でしょう。

2度3度、痛い想いをして苦労した結果、

かならずそういう相手と巡り会えます。かならず!!

運命の人とは、けっして喧嘩になりません。

「喧嘩するほど仲がいい」なんて言葉は、真っ赤な嘘です。

女性の場合は、男性よりも有利です。

1度目の結婚でしあわせを掴む方法。

それは、10才以上年上の相手を対象にすることです。

男は、とりあえず1度失敗して、

そして次こそは10才以上年下の女性を射止めましょう。

え、そんなの無理だって?

大丈夫です。ご安心ください。

今の世の中、そんなにイイ男なんていませんから。

自分だけ抜け駆けして、魅力的な男になってしまえばいいんですよ。

それはとっても簡単なことです。


taka

 

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恋愛は修行です。


かつて日本には、

結婚するのがあたりまえという時代がありました。

どんなに冴えない風貌をしていても、

どんなに低所得者であっても、

「結婚」は身近なものでした。

結婚はお見合いでするもの……という価値観が常識だった時代もあります。

男子は、「結婚しなければ一人前とは言えない」

女子にいたっては、「結婚しないのは欠陥があるからに違いない」

という風説さえもが、一般人の感情を支配していました。


ところが女性の社会進出があたりまえとなり、

結婚しなくても生きていける女性が増え、

また、離婚しても安定した生活ができる環境も整ってきました。


それに比べて男性は、

「男尊女卑」という後ろ盾を失い、

自力のみで評価される時代となりました。


かつて理想的な男性像は、

「無口」で「威厳があること」でしたが、

いま求められる男性像は、

「ユニーク」で「話が面白い」

それに加えて、「頼りになる」「仕事ができる」

という生活面での力を求められています。

しかし逆に、外見的なハードルは低くなりつつあります。


ぼくは占いという仕事で、

おおくの女性や一部の男性の「本音」と接しています。

結論的に言うと、いまの日本は『恋愛受難』の時代だと思います。


メールでの会話やコミュニケーションが一般化したことによって、

重要なことを面と向かって

「口から発する言葉」で伝える能力が失われています。

これはかなり危険な事態です。


自分の本音の部分を「メール」で伝えてしまえるのは楽ですが、

受け取るほうは、即答する必要がありません。

ゆっくり考えて、自分の有利なように相手に返答できます。

おたがいが「自分にとって有利」な言葉を、

選んで、相手に届けることができます。

まさに「かけひき」を必要とします。


メールは、視覚的に「記録」が残ってしまいます。

しかし言葉は、心の片隅に「記憶」として残ります。


恋の駆け引きは、感情をクールにしてしまいます。

初期の激しい情熱が、あっというまに冷めてしまうのです。


ほんものの恋に駆け引きなんて存在しません。

即断即決こそが、真実の愛を育むのです。

目の前で悩んでいるひとに即答することによって、

相手は確信を得るものなのです。


ぼくが占い師として一番心掛けている姿勢は、

当意即妙な対応です。

当意即妙の意味は……すばやくその場面に適応して機転をきかすこと。


毎日、何十通というメールや電話に対応するには、即断即決が大事であり、

また時期が熟していない案件については、

即答を避けるという決断も不可欠なのです。


禅問答などもそうですが、

目の前におこる予期しない出来事や事件に対して、

直観で指示を出せる態度が、そのひとの力量なのです。


仕事上での当意即妙が重要なのはもちろん、

じつは恋愛こそが、もっともその力量を試されるのです。

まさに頭脳と精神の修行なんですよね。


ぼくが「恋愛至上主義」なのは、

裏をかえせば「修行至上主義」だからなのではないかと、

そう思わずにいられません。

 

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