シリーズ紫微斗数14主星『天府星のトリセツ』が出版となりました
シリーズ紫微斗数14主星、その7『天府星のトリセツ』がようやく出版となりました。いよいよ今回から、第2グループの解説がはじまります。
これまでは紫微星を皮切りに、天機・太陽・武曲・天同そして廉貞と、いわゆる『紫微系星』の紹介でした。ここから天府星を筆頭とした第2グループとなります。これを『天府系星』と呼んでいます。そもそも紫微斗数の主星は『北斗』と『南斗』に分類されています。そして、この天府は南斗のリーダーであり、以下の星たちを率いている女帝なのです。天府が従える星は、太陰・貪狼・巨門・天相までが女性星で、残りの天梁・七殺・破軍が男性星です。
陰陽五行論では基本的に男性は陽、女性は陰の性質です。ではなぜ、紫微は男性星なのに陰性で、天府は女性星なのに陽性なのか、あなたは説明できますか?その理由として考えられるのは、紫微を象徴とする北極星は小熊座の尻尾にあたり、動かない中心の星だということ。しかも『北』という場所は、極陰の地であります。ゆえに紫微は、皇帝であるにもかかわらず陰性星という扱いになったのかもしれません。
対して天府は射手座の「アスケラ」で、それはラテン語で「腋窩」という意味の言葉に由来しています。腋窩とは人体の胸部側面と両腕の境目にある、脇のくぼみのこと。体温を測る際に腋窩に体温計を当てるのは、皮膚表面から浅い部分にあるためです。そこから連想するのは熱、つまり火です。射手座のエレメントも火であり、そのもっとも熱を感知させる部位ですから、まさに陽性の極みですよね。
ちなみに射手座生まれは秋から冬にかけて(11月後半から12月中旬まで)ですが、主に空に見える季節は夏です。生まれた日の星座は、太陽の近くにおり、昼の太陽と一緒に星座も移動しますので夜空には存在しません。そのため夜空に見えるのは生まれた日の3から4カ月前です。
射手座がよく見える時期は、7月の午前0時ごろ、8月の22時ごろ、9月の20時ごろで、南の低い位置にいます。射手座には銀河の中心のほか、冬至点があるので、冬の太陽の高さまでしか昇ってきません。蛇足ですが、蠍座から東にずれると、天の川が濃くなっているあたりに射手座の弓矢があります。弓矢の部分に南斗六星があり、西洋ではこれをミルクディッパー(匙)と呼んでいます。天の川がミルキーウェイで、そのミルクをすくうスプーンとして見立てたのです。
さて、紫微斗数の星には『天星』と『地星』があります。紫微系には天機と天同2つの天星がいて、天府系には天府・天相・天梁の3つがあります。そのうち紫府廉系に天府と天相が属しており、機月系には天機・天同・天梁の3つが属しています。
ちなみに地星とは、武曲・廉貞とサッパロウ(七殺・破軍・貪狼)、そして巨門を指しています。これらの星たちは地上に降りて、現実社会で活躍する役目があります。武曲は在庫の管理、廉貞は仕事そのもの、サッパロウたちは軍事や貿易、そして巨門は諜報活動です。
それに比べて天星らは、企画や開発の責務があります。さらにその上に太陽と太陰がいて、指示を出したり見張り役を担っています。そして最上位に紫微星が君臨しているわけです。
【シリーズ紫微斗数14主星】
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