コラム/原宿の占い師 中島多加仁 紫微斗数占い

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最北の地・旭川店のオープン、 そして占い館成功の核心を語る

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今日はまず、ほしよみ堂の全国展開に関する大切なお知らせを三つお届けします。

お知らせ① 旭川店が新オープン

このたび、北海道の旭川にほしよみ堂の新たな拠点がオープンいたしました。
https://hoshiyomido.com/s/26609/
札幌店の立ち上げから四年。
その間に育った“ご縁と温度”が、今回の旭川誕生へとつながりました。

旭川店のオーナーは、石井貴士さんのご紹介で、なんと“四天王”のお一人。
すごい求心力です!
現在、旭川店では鑑定師を募集中。
北海道全体の流れを広げる、とても大切な拠点となるでしょう

お知らせ② 柏店が今月20日にオープン

千葉県・柏にも、11月20日(木)新店舗がオープンします。
柏は人の流れが強く、若い世代からご家族まで幅広い層が
自然と占いを受け入れる街。
この土地の空気に、占い館はよく馴染むはずです。

お知らせ③12月には北千住店が誕生

さらに来月、北千住にも新しい占い館が誕生します。
商店街文化が根づき、人の温度が高い街なので、
占い館が深く息づく場所だと感じています。

なお、今回の 旭川・柏・北千住の3店舗はすべてフランチャイズ
理念を大切にし、ほしよみ堂の価値を信じ、
人生を懸けてくださる方々がオーナーとして手を挙げてくださいました。


占い館経営の「本当の成功ルール」

ここからが本題です。
占い館を経営するうえで、ほとんどの人が誤解している『本当の成功ルール』について。

業界では誰も語りませんが、30年以上の実務経験から断言できることがあります。
それは、占い館の売上は 技術や経験よりも、姿勢と心得で決まる ということ。

多くの人はこう思い込んでいます。

  • 「上手に話せないと売れない」
  • 「未熟だと悪い口コミがつく」
  • 「経験が浅いと店の評判が下がる」

しかし、これは正論ではありません。

未熟だから叩かれるのではなく、態度が悪いから叩かれる。
誠実であれば、悪いレビューはつきません。


成功の第一歩:「所属する占い師を増やすこと」

では、占い館が成功するために最初にやるべきことは何か。
それは「所属する占い師を増やすこと」です。
占い館とは、すなわち 占い師そのものが商品 です。

天才が一人いる店よりも、「未熟でも誠実」な人が五人いる店のほうが、見栄えや空気が良くなりますし、売上は伸びます。
人数が増えると店に風が通り、風が通ると空気が変わり、空気が変わるとお客様が入ります。
これは例外がありません。

占い師を増やすときの【3つのポイント】

ただし、占い師を増やす際には、絶対に外してはいけない三つのポイントがあります。

1)人柄が良いこと

経験より技術より、まず 人柄
横柄・上から目線・説教癖・陰口・愚痴の多さ――
こうした性質を持つ人は技術が高くても店を腐らせてしまいます。
逆に、誠実であれば必ず伸びます。

2)研鑽会をおこなうこと

占い師は座っているだけでも成長はしますが、さらにもう一段飛躍するには見られながら学ぶ場が必要。
研鑽会では、鑑定の流れを共有し、言葉の選び方、ケーススタディ、対応力を磨きます。
学び合う場を持つことで、お店全体の空気が整い、全員が同じ方向に揃っていきます。

3)ぼくの動画を観ること(=思想を共有すること)

そして、毎日のメルマガを欠かさず読むこと。
ぼくの動画とメルマガには占い師が成功するための方法、鑑定の姿勢、言葉の選び方、お客様への向き合い方、店を腐らせないための基準など、実務で役立つ内容を毎日お届けしています。
占い館が乱れる最大の原因は 技術不足ではなく、無人の時間と思想の不一致
反対に、店を救うのは 霊感でも才能でもなく「座り続ける愚直さ」と価値観の共有 です。
同じ船に乗るなら、全員が同じ星を見ていなければならないのです。


迷いながらでも前に進む人の未来は開く

あなたが今日も学び、迷い、考え、
それでも前に進もうとしているのなら――
その姿勢こそが未来を開いていきます。

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【成功するためのマインド、占い師の心得をメールマガジンで受け取る

店を救うのは才能ではなく、座り続ける愚直さである

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今日は、占い館を経営するうえで多くの人が誤解し、正しく理解できていない “本当の成功ルール” を話します。

これは業界の誰も語らない話。
でも、ぼくは30年以上の実務経験から、胸を張って言えます。



売上は「技術」よりも前の段階で決まる

占い館の売上は、技術や経験ではなく、その手前にある “姿勢” で決まります。
ところが、多くの人がこう誤解しています。

  • 「話が上手じゃないと売れない」
  • 「経験が浅いと悪い口コミがつく」
  • 「未熟な人を座らせたら店の評判に傷がつく」

実はどれも、半分しか合っていません。
正確には——未熟だから悪評がつくのではなく、態度が悪い人だけが悪評をもらうのです。

横柄・上から目線・説教口調・清潔感がない・人の話が聞けない……
これをやる人は、どれだけ才能や経験があっても叩かれます。
逆に、未熟でも誠実なら悪いレビューはつきません。


占い館の成功を左右する、たった一つのこと

占い館の成功とは、とてもシンプルです。
「店が開いていて、占い師が座っていること」
これだけです。

技術でも広告でも、SNSでもメディア出演でもない。
占い館を動かす原動力は、「座っている人の気配」そのものです。

ここで大切なのは——
『誰でもいい』ということ。

…意外ですよね(笑)未経験でも、未熟でもいいのです。
座っているだけで価値がある商売は、この世で占い館だけなんです。
なぜなら、人の気配そのものが “広告” になるから。

「立っている」とお客は入れない

未経験の人でも座ってさえいれば、「やってる店だ」と認識されるのです。
ただし、条件があります。
「立っていてはダメ。」

立っていると

  • 声をかけにくい
  • 準備ができていないように見える

という印象になるからです。

そして最も重要なのは。占い師同士が店内であまり談笑しないこと。
長い時間話をしていると、お客さんは入れません。

  • 入りづらい
  • 邪魔しちゃ悪い
  • 内輪の店のように見える

これで全て台無しになります。

占いは「衝動と偶然」で動く商売

次に重要なのは、無休で店を開けること。

占いは予約で動く商売ではありません。
衝動と偶然で動きます。

  • 失恋した瞬間
  • 誰かに怒られた帰り道
  • 朝ふと不安になったとき
  • なんとなく前を通った午後

その“瞬間”に開いているかどうかで、売上の半分が決まるのです。
だから、閉めている時間は全部「ゼロ」が積み上がる。
そして、できるだけ長い時間営業すること。

「いつ見ても明かりがついている店」
「いつ覗いても誰かが座っている店」

これは広告より強い。
無料の広告であり、毎日働く看板なのです。

占い師が育つのは、才能ではなく「座る時間」

未熟な占い師がどう成長するか。
答えはひとつ。

ただ、だまって座らせること。

占い師は知識では育ちません。
“現場に座る時間” で育つのです。

座る時間には節目があります。

  • 3ヶ月 … 座り方が身につく。人の前で話せるようになり、鑑定の流れが身体に入る。
  • 半年 … 鑑定が型になり、言葉が選べるようになる。人を観る目が育つ。
  • 1年 … 誰でも必ず半人前になる(例外なし)

明るい人も内気な人も、天才でも不器用でも、
1年座り続ければ必ず「占い師の顔」になる。

つまり、占い師という職業は天性や才能ではなく“座る回数” で決まるのです。


占い館が回り始める条件は驚くほど単純

占い館が成功する条件は、驚くほどシンプルです。。

  • 誰でもいい
  • 未熟でもいい
  • とにかく座らせる
  • 立たせない
  • お喋りさせない
  • 無休にする
  • 長時間開ける

これだけで、広告がなくても店は必ず回ります。
占い館を腐らせるのは「技術不足」ではない。

無人の時間” です。

逆に、占い館を救うのは才能でも生まれつきの霊感でもない。
座り続ける愚直さ だけなのです。

ぼくが成功できたのは、この原理を知っていたので
愚直に続けているだけです。

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【成功するためのマインド、占い師の心得をメールマガジンで受け取る

明らかに、福岡がぼくたちを 呼んでいる気配がしました

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まずは昨夜の話から。

福岡店準備グループで、2時間半にわたるZoomミーティングをしました。
そのうち2時間は、天神から大名エリアをGoogleマップで辿り、まるで深夜の街を実際に歩くようにじっくりと巡りました。

驚くほど、素晴らしいメンバーが揃っています。
言葉では言い尽くせないほど、奇跡のような縁を誇りに思っています。
今いる仲間たちは、本当に尊い存在です。


地図の向こうに“気配”が宿る瞬間

地図上の一本一本の道をたどるうちに、そこに流れる空気がふっと見えてくる瞬間があります。
人の流れ、街の明暗、建物の表情、店の温度。
「ここは昼の顔と夜の顔が違うな」
「ここの角は風が止まる」
「こっちは人が吸い込まれるように歩く」
画面越しでも、街には気配が宿ります。
それを丁寧に追い続けて2時間。
気がつけば、ぼくはもうその土地の呼吸を読めるようになっていました。
まるで昔から知っている街のように。

そして、候補物件が3つ浮かび上がったとき、
“福岡が確かにぼくたちを呼んでいる”
そんな感覚が走ったのです。


揺れないという静けさ

ぼくも気がつけば55歳。
年齢だけ見れば立派な中年ですが、心の中ではずっと若造のままです。
なぜなら未来に対する不安も心配もまったくないからです。
怖れや迷いが消えたわけでもなく、ただもう揺れないだけ。
長く歩いてきたぶん、次にすべきことが自然と見えるようになった。

そのかわり、胸に残る三つの感情があります。
「勿体ない」
「悔しい」
「残念だ」


育ててきた時間と、手放される二年

ぼくはこれまで多くの占い師を育ててきました。
五年、十年かけて理念を伝え、空気を育て、技術を磨き、人としての姿勢を整えてきた。

その大切な土台を、わずか二年で手放す人もいる。
その背中を見るたびに、胸の奥に静かな痛みが走ります。
怒りではない。
恨みでもない。
ただ、「惜しい」のです。

未来が見えていたからこそ、悔しさや残念さが湧き上がる。

それでも、ぼくには不安がありません。
辞める人が壊すのは「自分の二年」。
ぼくの三十年は揺らがないからです。

ほしよみ堂というブランドは、一人の判断では倒れません。


そしてスイッチが入った夜

昨夜の福岡ミーティングで、3つの物件を見つけた瞬間、心の中でスイッチが入りました。
「ああ、次の章が始まるんだ」

そして、自然に浮かんできた問い。
福岡の次は、どの街が呼んでくるのか。
福岡の次は、仙台か、広島か、はたまた長野か新潟か。

候補はいくつもあるけれど、まだ兆しは届いていない。
縁には順番があり、風には向きがあります。

だから今はただ、福岡の流れを受け取りながら、
次に呼ばれる都市を静かに待つだけです。

“辞める痛み”もまた、愛した証

15年以上前、古着屋をしていた頃。
ぼくは仕入れた服を娘のように可愛がっていました。
誰かのもとへ旅立つときは嬉しくもあり、寂しくもある。

占い師さんも同じです。
商品ではなく、ぼくが心で磨き上げた作品のような存在。
だから、辞めていく姿を見ると胸が痛む。

でもその痛みは、本気で向き合った証。
本気で向き合った時間は、必ず次の出会いを連れてきます。
本音を言えば、誰一人として辞めてほしくない。
でも、止める権利はぼくにはない。

それでも、せいいっぱい引き止めます。
そして、その風が吹いたとき、ぼくはまた迷わず動くでしょう。

出会い、別れ、そしてまた出会い

ぼくの人生は、出会いと別れの連続でした。
仲間が増え、仲間が去り、また新しい誰かが現れる。

そのたび心が揺れ、強くなり、そして優しくなる。

占い師という仕事は、人の人生を支える仕事。
だからこそ、ぼくは占い師さんを守りたい、育てたい。
どれだけ裏切られても、誤解されても、それでも愛情を込めて育てる。

それがぼくの魂の癖であり、ほしよみ堂の根っこです。

辞めた人にも幸せであってほしい。
でも何より大切なのは「残ってくれた人たち」。

ぼくは、呼ばれた街へ行く

ぼくは今、目の前にいる君たちのため、
そしてこれから出会う仲間たちのために動きつづけます。

福岡が呼んだのなら、ぼくは福岡へ行くよ。
次の街が呼ぶなら、そこへ必ず行くんだよ。
歩けば風が変わり、風が変われば、また新しいご縁が生まれる。
そしてその物語の一章に、あなたがいることに感謝しています。
今日も、あなたの一日が楽しげでありますように。

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働きすぎる人ほど運を逃す、 努力をやめると売上が伸びる

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もしあなたが、
「毎月30万円は稼げるようになったけど、そこから先が伸びない」
と感じているなら、今日の話はきっと響くでしょう。


働いても働いても、時間が足りない

14年ほど前、ひとりの占い師がいました。
朝から晩まで鑑定をして、毎月の収入は35万円ほど。
食べてはいけるけれど、息が詰まるような毎日。

彼の口癖はいつもこうでした。
「働いても働いても、時間が足りません」

そんな彼に、ぼくはこう言いました。
「時間は作るものではなく、空けるものだよ」

意味がわからないまま、彼はいつものように朝から夜まで鑑定を詰め込みました。
けれど、疲れ切った夜、ふとその言葉が頭をよぎります。

「時間を空ける」ことの意味

翌朝、彼は初めて午前の予約をすべてキャンセルしました。
そして一時間だけ、黙って本を読んだのです。

その一時間で、彼は気づきました。
「働く時間を減らす」というのは怠けることではなく、
思考の濃度を上げる時間を持つことだと。

それから彼は、効率化を考えはじめました。
鑑定を早く終わらせようと試みましたが、むしろ言葉が浅くなります。

そこで、もう一度気づきます。
効率化とは早くすることではなく、余計なことをやめることだと。

メールを短くし、資料を簡略化し、謝罪や言い訳の文章を削るようにしました。
そして空いた時間を使って、まとめてブログを書くようになったのです。

「人を使う」ことは、理念を託すこと

そして最後に、「人を使う」ことを学んだのです。
それは命令ではなく、理念を託すことでした。

若い弟子に「掃除とお茶の準備」を任せ、
最初は失敗が続きましたが、彼は叱りませんでした。
代わりにこう言ったのです。

「私がいなくても、この場所が整うようにしてくれ」と。

半年後、道場は静かに整っていました。
花は毎朝替えられ、香は絶えず焚かれ、客の笑顔が増えていったのです。

「働かない勇気」が運をひらく

気づけば、売上は100万円を超えていました。
弟子はぼくに尋ねました。

「どうして急に、私は稼げるようになったのですか?」

ぼくは笑って言いました。
「もう働いていないんだ。考えて、託して、整えているだけ」

その言葉とともに飲んだ一杯の茶には、忙しさの中で忘れていた“静けさ”の香りがありました。

やがてその弟子もまた、自分の弟子を持ち、こう伝えました。
「時間を削るより、意味を濃くしなさい」


ほんとうの豊かさとは

働かない勇気を持つ者だけが、真の豊かさに辿り着きます。
そして、働かない日を「怖い」と思ううちは、まだ「信じきれていない」証拠です。

あなたの心は、空けた時間に、何を入れますか?

ぼくは今日も、信頼のためにこうして文章を書いています。

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ある愚かな占い師の幸福

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むかしむかし、ひとりの「頭の悪い占い師」がいました。

彼は、干支の順番を覚えるのに三年かかり、
四柱推命の命式を書けば、必ずどこかを間違えました。
それでも毎朝いちばんに道場へ来て、
掃除をし、花を替え、湯を沸かし、師の机を整えました。


頭の悪い弟子と、師の教え

ほかの弟子たちは、そんな彼を笑いました。
「そんなことをしても、占いは上手くならない」と。

けれど、師はいつも静かに微笑み、言いました。

「掃除の上手い者は、心も整う」

その言葉の意味を、彼はすぐには理解できませんでした。

星に感情を感じた青年

講義では、他の弟子たちが星や五行を次々と暗唱していくなか、
彼だけがノートの端で、ひらがなでメモを取っていました。
みんなが知識を競うように覚える中で、彼は感情を覚えていました。

「この星は悲しそうだな」
「この干支は、怒っているみたいだ」

それを聞いた仲間たちは、また笑いました。
「星に感情があるわけないだろう」と。

でも、人が泣くとき、彼の声だけが相手に届きました。
難しい理屈ではなく、心にふれる何かを持っていたのです。


「心が水をやる」運命という種

やがて、学びの速い者たちは次々に独立し、名を上げ、弟子を取りました。
しかし彼は、十年経っても同じ道場の隅にいました。

ある夜、弟子たちの中で最も頭の良い者が、師の前で論を展開しました。
「運命とは統計であり、心はその副産物です」と。
それを聞いた師は静かにうなずき、隣にいた彼を呼びました。
「おまえは、どう思う?」
彼はしばらく考え、首をかしげながら言いました。
「運命は……まだ起きていない出来事の種みたいなもので、心が水をやるんだと思います」
その場は静まりかえり、師は何も言わず、ただゆっくりと頷きました。

茶屋の占い師と、静かな幸福

それから数年後。
頭の良かった弟子たちは、弟子の弟子に裏切られ、名声を追いかけ、やがて疲れ果てていきました。
一方、バカだった彼は、小さな町で古い茶屋の一角に机を置き、静かに客人を占っていました。

彼の鑑定は当たるとも外れるとも言えません。
けれど、帰る人の顔には、いつも少しだけ安らぎがありました。

愚かさが、人の痛みを受けとめる力になる

ある夜、旅の僧がその茶屋に立ち寄り、
「あなたは、どうしてそんなに静かなのですか」と尋ねました。
彼は笑って言いました。

「昔は焦っていました。賢くなりたくて、みんなに追いつきたくて。
でも今は、愚かさがあるおかげで、人の痛みを怖がらなくなったんです」

僧はうなずき、灯のともる茶屋を後にしました。
夜の風で、茶屋ののれんが揺れています。
その音はまるで、遠い昔の師の声のように聞こえました。

「掃除の上手い者は心も整う」

愚かさという、祝福

愚かさとは、不完全さの別名です。
知恵とは、その不完全さをゆるした者に与えられる祝福です。

彼はいまも同じノートを開き、小さな声でつぶやきます。
「今日もわからないことがひとつ増えた」
それを恥じることなく、嬉しそうに。

愚かさを諦めなかった者だけが、ほんとうに人を救えるのです。

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ブッキングミスが招いた 対面鑑定再開の衝動

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今日は、少し特別なお知らせです。

この一年間、ぼくは「対面鑑定」をあえて休んでいました。
新規の受付はすべて停止し、リピーターの方も半数以上はお断りしていました。

その理由は、今の自分に必要な時間が「人と会うこと」ではなく、「内を整えること」だったからです。


予期せぬブッキングミスが、すべてを動かした


原稿を書き、新しいお店の準備を進め、打ち合わせを重ねる日々。

突発的なトラブルや即答が求められる案件も多く、
“誰かの運命を預かる静かな心” を保てないと感じていました。

その状態で対面鑑定を続けることは、誠実ではないと判断し、みずから制限をかけたのです。

ところが先日、ブッキングミスが起こりました。
常連さんからの紹介を、断りそびれてしまったのです。

しかも当日になって、その紹介者の常連さんから「車が少し混んでいて10分ほど遅れてしまいます。大丈夫でしょうか?」というLINEが届き、その瞬間ようやく気づきました。
「あ、予約が入っていたんだ」と。
LINE上ではフィックスしていなかったのです。
慌てて支度をして、急いで鑑定の準備を整えました。
zoom撮影と被ってたので、時間を変更してもらって、小走りで向かいました。
自宅から徒歩4分。その時間が、妙に長く感じたのを覚えています。
正直、モチベーションはちょっと低めでした。
気持ちの準備も整っていません。
それでも、お客様がドアを開けて入ってきた瞬間、空気が変わりました。

忘れかけていた「血が通う感覚」

知らない人を鑑定するのは、一年ぶりくらい。
その方は、都内に4店舗を構え、全国にフランチャイズを展開する経営者でした。
立ち居振る舞いも堂々としていて、まさに成功者という印象でした。

四柱推命と易を使いながら言葉を交わすうちに、相手の表情がやわらいでいくのを感じました。

鑑定の最後、深く頭を下げながら「相談してよかった」と言われた瞬間、
胸の奥が熱くなりました。

――ぼくも、心から楽しかった。

久しぶりに血が通う感覚を得たのです。
この一年、人と会わずに原稿や経営のことばかり考えていたからこそ、
「やっぱり人と向き合うことが好きなんだ」と、改めて感じた瞬間でした。
この出来事が、今回の再開を決意したきっかけです。


再び、人と向き合うために

秋になって涼しくなりようやく心に余裕が戻ってきました。
朝の空気が澄み、一日の流れにゆとりが生まれ、
「また直接、人と向き合いたい」と思えるようになりました。
人の呼吸、声の揺らぎ、目の奥の光――
オンラインでは感じられない “生の波動” が恋しくなったのです。

そして、いまようやく言葉にできます。
約1年ぶりに、対面鑑定を再開します。


月10名限定・一期一会の鑑定へ

ただし、以前のように一日に何人も鑑定することはもうできません。
だから、受けられる人数は自然と限られる為、人数を制限させていただきます。

  • 鑑定時間:40分
  • 鑑定料:30,000円(税込)
  • ほしよみ堂所属鑑定師・アカデミー受講生:特別料金20,000円(税込)
  • 定員:月10名限定

対面鑑定は、単なる相談の場ではありません。
言葉にならない想いや表情の奥にある真実を見つめながら、その人の「運命」と「今」を同時に観ていく時間です。

空気が整い、沈黙の間にふっと言葉が降りてくる。
それはオンラインでは起きない、奇跡。

人は、誰かと真剣に向き合った瞬間から、もう同じ自分ではいられません。
それが、出会いの力です。

ご予約はこちらから

ご希望の方は、下記よりお申し込みください。

信頼を生むのは、 透明性という名の魔法

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11月22日(土)12:00〜14:00、
講師・大文字メロウさんによる「対面鑑定グループレッスン」の開催が決定しました。
ぼくも同席します。

会場は、原宿ほしよみ堂、リトルマジックB1Fです。
対面での実践鑑定を通して、「当たる」から「伝わる」へ。
あなたの鑑定力を次のステージへ導きます。

初心者からプロ志向の方まで、本物の現場感覚を学びたい方におすすめの講座です。

▶ お申し込みはこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdoKcgpCD8JzGlcrrfgISPxzySc-jDZiAoWrtYDa7tlDRHO1A/viewform?usp=publish-editor

限定8名のところ、現在5名のお申し込みがあり、残り3枠となっています。


評価社会の中で問われる「誠実さ」

さて今日は、少し勇気のいる話をします。
いまの時代、どんな仕事にも「評価」がつきまといます。
それは占いの世界でも同じです。
占い館のページを開けば、★の数、口コミ、コメント。
これらが、その人の信用を形づくる時代です。

けれど最近、少し気になる流れを感じています。

  • 「レビューを自分で書く」
  • 「別アカウントを作って評価を入れる」
  • 「家族や友人に頼んで投稿してもらう」

こうした行為は一見するとハームレス(harmless)——つまり「害がない」ように思えるかもしれません。

でも、それは「演出」ではなく「偽装」。
占い師という仕事は、見えない世界を扱う職業です。
だからこそ、見える部分での誠実さが何より大切です。

美意識を持って、透明に見せる

自分をよく見せたい気持ちは誰にでもあります。
だけど、偽りの光で照らした鏡には、本当の自分は映らない。
では、どうすれば伝わるのか?

ぼくはこう考えています。
美意識を持って、透明に見せること。

たとえば、お客様が書いてくれた感想を整えて紹介するのは問題ありません。
ただし、「編集しました」と明記する。
それだけで印象はまったく違います。

数字で示すのも、ひとつの誠実さです。
鑑定件数、再訪率、相談満足度——それらは感想よりも雄弁に語る「事実」です。

「美しくないもの」を見抜く勇気

そしてもうひとつ、大切なのは勇気です。
美しくないものを、美しくないと言う勇気。
それは他人に対してだけでなく、自分自身にも向けられる言葉です。

完璧でなくてもいい。
真実であればいい。

占い師は表現者です。
つまり、演じることは悪ではない。
でも、偽ることは魂の汚れになる。

演じることは「創造」。
偽ることは「欺瞞」。

その境界をわずかでも見誤ると、信頼という土台が音を立てて崩れます。


自作自演は「創造」の美学

本来「自作自演」という言葉には、自分が脚本家であり、演者であるという美しい意味があります。
しかし、それを「偽装」に使ってしまえば、たちまち魂が濁ります。

透明であることは、信頼への最短距離。
ぼくは思うのです。
透明性こそが、これからの時代の最大の魔法だと。


あなたの「正直な声」が、誰かの光になる

最後にお願いがあります。

もし、あなたがぼくや「ほしよみ堂」での鑑定・講座・イベントに心を動かされたことがあるなら——あなたの素直な声をレビューとして残してほしいのです。

美辞麗句はいりません。
短くて構いません。

正直な言葉が、いちばん力を持ちます。
その一行が、まだ見ぬ誰かの背中を押す灯になるからです。
あなたの声が、次の誰かの希望になります。


今日も読んでくださり、ありがとうございます。
感謝とともに、あなたの言葉をお待ちしています。


結びの言葉

演じろ。ただし偽るな。
語れ。ただし嘘はつくな。

美意識とは、その線を踏み越えないこと。
それが、ぼくたちの生き方の基準です。

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『逆引き紫微斗数』が出版、生時が不明でもあきらめない本

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お待ちかね、新刊が誕生しました。

タイトルは 『逆引き紫微斗数』

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生まれた時間が不明な人のための、画期的な指南書です。

ほしよみbooksより刊行されました。
▶︎ https://amzn.to/436qeYe


紫微斗数は「時刻」で命盤が変わる精密な学問

紫微斗数という占術は、生まれた「時刻」で命盤が変わる、とても精密な学問です。
だからこそ、これまで多くの人が「時間がわからないから無理」とあきらめてきました。
しかし、運命は あきらめた人の上には開かれない
ぼくはずっと、そう信じてやってきました。


生まれた時間がわからない、ある女性との出会い

ある日、ひとりの若い女性が涙ながらにこう言いました。

「わたし、両親と縁が切れていて生まれた時間が不明なんです。
でも紫微斗数を学びたくて」

その瞬間、胸の奥が熱くなりました。
彼女の言葉には「運命に向き合う覚悟」がありました。
ぼくは 12通りの命盤 を出しました。
深夜0時から2時間ごとに区切った、十二支刻すべてを。
そして、こう伝えたのです。
「この中に、きっと君らしい人生の設計図がある」

彼女は一枚ずつ見比べながら、自分の人生と照らし合わせていきました。
「たしかにこれは当たってる気がする」
「これはちょっと違うかも」
それは単なる占いの域を超えていました。
失われたルーツを自分の力で取り戻そうとする、尊い探究だったのかもしれません。

そうやって何度も見返すうちに、彼女は 星を読むというより、自分を取り戻す旅に出ていた のです。


この本の出発点

この体験が、今回の本の出発点です。

紫微斗数は、単に「運勢を占う」ためのものではありません。
魂の構造を理解し、人がなぜこの世に生まれたのかを探るための壮大な人生学。
今回の書籍は、そんな紫微斗数を「逆引き」という発想で書かれています。

つまり生年月日から運命を知るのではなく、知りたいことから星を探す。
ぼくが開発した『ほしよみシステム』と同じ発想で、紙の上にその思想を再現したのがこの一冊です。

恋愛・仕事・お金・人間関係など人生のあらゆるテーマごとに、どの星が関係しているのかを逆引きできるようになっています。
だから、「専門用語が苦手」「星の配置が読めない」そんな人でも大丈夫。
ページを開けば、まるで対話するように星が語りかけてくる構成になっています。

時刻がわからなくても、運命は閉じない

紫微斗数を、もっと身近に。
時刻がわからなくても、あきらめる必要はありません。

むしろ、そこにこそ、あなたの物語が隠れているのです。

この本は、「わからない」から始まる人に光を届けるために書きました。
見えない過去を恐れず、自分という星を再発見するために。


最後にひとつ

質問の仕方が変われば、人生の答えも変わります。
星は、あなたの中にすでにあります。
それを照らす灯りが、この一冊です。

『逆引き紫微斗数』
どうぞ、あなたの本棚の新しい扉として迎えてください。
▶︎ https://amzn.to/436qeYe

ぜひ購読いただきまして、レビューを書いてください。
あなたの高評価が、誰かの救いにつながります。

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満月の朝に想う、 性格の悪い人が売れる理由

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今夜は満月。

天がこの世のすべての本性を、白日のもとに晒すような光です。
隠していた感情も、見て見ぬふりをしていた現実も、月は静かに、それでいて容赦なく照らす。

満月とは、「完成」と「露呈」の象徴。
美しいものも、醜いものも、すべてを平等に輝かせる。
だから満月の夜は、人の本質が見えるのです。

優しさの仮面の下にある野心。
愛想笑いの裏にある嫉妬。
そして、成功者の光の裏にある影の構造。

光が強ければ、影も濃くなる。
商売や占いの世界も、まったく同じです。


売れる人と売れない人の「性質の差」

ぼくはこの30年、何百人という占い師・作家・経営者を見てきました。
その中で痛感したことがあります。

売れる人と売れない人には、決定的な「性質の差」がある。

そして、この現実は少し残酷です。

売れるのは「性格のいい人」ではない

売れるのは「性格のいい人」ではなく、強くて、図々しくて、少し性格の悪い人です。
なぜか?

  • 恐れを持たないから。
  • 嫌われても構わない
  • 陰口を叩かれても関係ない
  • 奪われるくらいなら、先に奪う

そんな動物的な勘をちゃんと残している人間は、ビジネスというジャングルで生き残ることができます。

一方、優しくて気を使い、「誰も傷つけたくない」と思っている人は、他人の気分ばかり読んで、自分をあとまわしにする。
その結果、誰の心にも残らないのです。

優しい人が運を逃がす理由

売れる人は、自分の世界を「断言」します。

  • 「かもしれない」ではなく「これだ」
  • 「やってみよう」ではなく「やる」
  • 曖昧さを嫌い、白黒をはっきりさせる。

だからエネルギーが強く、人が動く。

しかし売れない人は、やさしい人を演じてしまう。

  • 「誰も不快にさせたくない」
  • 「家族を犠牲にしたくない」
  • 「迷惑をかけたくない」
  • 「敵を作りたくない」
  • 「角が立つのが怖い」

その優しさこそが、運を逃がす最大の理由。

いい人ほど疲れ、悪い人ほど儲かる。
それがこの現実社会の、悲しくも正しい構造です。

売れる人は「嫌われる覚悟」を持っている

心理学者アドラーは言いました。
「人間のあらゆる悩みは、人間関係の悩みである」

裏を返せば、人間関係を恐れない人間は、悩まないということ。
売れる人は、嫌われる覚悟を持っている。
だから自由なのです。

さらに言うと、売れる人には「圧(あつ)」がある。
圧とは、声の大きさでも態度の威圧でもない。

「私はこう思う」と言い切る強さです。


「いい人」が売れない、本当の理由

逆に、売れない人ほど、優しさを言い訳に使う。

  • 「私なんて…」
  • 「きっと誰かがやってくれる」
  • 「いつかタイミングが来る」

そうやって、チャンスを見送り続けるのです。

有名な成功者が言いました。
「嫌われる勇気がなければ、新しいことなんてできない」

ぼくは、これまで本当に性格の悪い人たちが売れている現実をたくさん見てきました。
彼らは冷たく、自分勝手で、人を平気で裏切る。
けれど、成功する。
なぜなら、彼らには目的への異常な集中力があるから。

ただし「悪人」は長く残れない

情を切り捨て、勝つことだけを考える人は、確かに売れる。
けれど、長くは残りません。

人は結果だけではなく、「空気」を感じる生き物だからです。

悪人は短距離走。
誠実な人はマラソンランナー。

売れることはゴールではない。
続くことこそ、真の勝利なのです。

満月が教えてくれる「影の力」

満月の夜は、光と影を同時に映す。
だからこそ今夜は、あなたの中の「黒」を否定しないでほしい。

  • 見返したい
  • 成功したい
  • 愛されたい

その欲望こそが、あなたのエンジンです。

ただし欲に負けるのではなく、欲を美しく使うこと。
嫌われてもいいから、嘘をつかずに進む。
それが、ほんとうの売れる人の在り方です。

満月の光は、あなたの影ごと照らしています。
だから、

優しさよりも 覚悟 を。
愛想よりも を。
理屈よりも 行動 を。

それが、この世界で「売れる」ということです。

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やる気が出ないのは魂の再起動サイン

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昨日、ある弟子からこんな相談が届きました。

「先生、最近まったくやる気が出ません。
SNSも止まってるし、ブログを書く気力もないんです。
どうしたらいいでしょうか?」

ぼくも昔は同じようなことを思っていました。
「やる気が出てから動こう」と。

でも、あるとき気づいたんです。
やる気というのは、結果であって「きっかけ」ではない。
書くから湧く。発信するから心が動く。
つまり、やる気がない日こそ、魂が「何のために動くか」を思い出そうとしている時間なのです。


やる気が出ない日は「根を伸ばす日」

寝ても、食べても、何をしても心が動かない。
そんな日は誰にでも訪れます。

けれど、動けない時間こそ、内なる力を蓄えている時。
樹木で言えば、冬の季節。
見た目は枯れているようで、根が一番深く伸びているとき。
人も同じで、やる気がない日は「根を伸ばす日」なんです。
焦らなくていいし、無理に何かしようとしなくていい。
止まっているように見えても、魂は動いています。
むしろ、“止まる勇気”のある人ほど、再び動き始めたときに大きな力を発揮するのです。

「やる気が起きない」は休めという命令ではなく、“方向を見直せ”というサイン。

その静けさを恐れず、じっと根を伸ばしていれば、また春がやってきます。
やる気とは、努力の結果ではなく、「流れの回復」です。
焦らず、呼吸を整えて、今日も静かに根を伸ばしましょう。

やる気を奪うのは「怠け」ではなく、見失った欲望

人には誰にも見せない暗い欲があります。

目立ちたい。愛されたい。感謝されたい。
そして——誰かの記憶に残りたい。

この欲望を「恥ずかしい」と思った瞬間、人は鈍くなります。
なぜなら、欲望こそが生命のエンジンだからです。
ぼくは何百人もの占い師・作家・経営者を見てきましたが、成功している人ほど、欲望を綺麗に燃やしている。
やる気が出ないのは怠けではなく、欲望の火が方向を見失っているだけ。
その炎を押し殺すと、やる気は一瞬で消えてしまうのです。


沈黙の時間にこそ、心の声が聞こえる

スティーブ・ジョブズは言いました。

「自分の心と直感を信じる勇気を持て。
それこそが、真に自分らしく生きる唯一の道だ」
つまり、動けない時間こそが、自分の心の声を聞くチャンス。
焦って行動するより、沈黙の中に潜る勇気が必要です。

心理学者アドラーもこう語りました。

「人間のあらゆる悩みは、人間関係の悩みである」
つまり、目立ちたい・感謝されたいという欲も、本当は「誰かとつながりたい」という願いの裏返し。
承認欲求は恥ではなく、人との温もりを願うごく自然な気持ちです。
それを素直に受け入れた人から、エネルギーが流れ始めます。


「探す」ではなく「見つけ続ける」

芸術家パブロ・ピカソは晩年に告げています。

「私は探しているのではない。ただ見つけ続けているのだ」

この言葉こそ、まさに発信者の真理。
やる気が出ないときこそ、探すのをやめて見つけ続ける。
今日の風。今日の光。今日の気づき。
小さな今を拾うだけで、文章は書けます。
SNSもブログも同じで「発信しよう」と思うから苦しい。
「見つけたものをシェアしよう」と思えば、ぐっと軽くなる。

発信を報告に変えた瞬間、人は自然に動けるんです。
やる気があるから動くのではない。
動くから、やる気が出る。

だから——どんな日でも “ゼロにしない”。
メモ1行でも、写真1枚でもいい。
止まらなければ、流れは戻る。
とにかく、止まらないこと。

やる気を戻す方法は「欲の質」を変えること

やる気を失ったとき、ぼくはいつもこう考えます。

欲望を磨く人は、やる気を取り戻す。
欲望を隠す人は、やる気を失う。
人気がほしいなら誰よりも人を喜ばせればいい。
感謝されたいなら先に感謝を届ければいい。
有名になりたいなら誰よりも丁寧に言葉を紡げばいい。
欲を否定するのではなく、欲の質を変える。
承認欲求を、貢献欲求へと昇華する。
すると、やる気は「義務」から「使命」に変わります。


心の欲望と使命が重なったとき

焦らず、比べず、止まらず。
今日の一行が、明日の光になります。

やる気とは、“心の欲望”と“魂の使命”が同じ方向を向いたときに生まれる、神聖なエネルギー。

あなたの静かな欲望を、どうか恥じないでください。
それは、あなたがまだ燃えている証拠なのです。

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