紫微斗数/原宿の占い師 中島多加仁 紫微斗数占い

HOME > 紫微斗数

紫微斗数

ここでは紫微斗数について解説いたします。
初めての方や、「紫微斗数って何?」「命盤って?」という方は、まず【紫微斗数】とはからお読みください。また、「【諸星曜】について」と「【宮】の解説」では紫微斗数についてさらに深く知りたい方のために、より詳しく解説しています。

タロットについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください

紫微斗数とは「宿命」 を細かく読み取る占星術

人の運命を占う基本となるのは、やはり「命術」です。
「命術」に示されていないことは、その人の人生では起こりえません。
たとえば、売れない作家がいたとしましょう。
その人を「命術」で占った結果、文才やチャンス運がまったくないことがわかった場合、
「私はこれから頑張って、芥川賞をとることができますか?」
と質問されたとしても、それを易やタロットなどの「卜術」で占うこと自体が無意味なのです。
まず「命術」であなたの人物像や使命を細かく分析し、そのうえで、
「わたしの人生でどのようなことが起こるのか」
「そしてその時期はいつなのか」
を知る必要があります。
つまり「卜術」は「命術」の後に補助的に使うわけです。命術を鑑定してないのに、いきなり占い館へいってタロットしてもらったり、街角の占い師に易をたててもらっても、それは《きっかけ》にすぎません。

まさに「当たるも八卦、当たらぬも八卦」になってしまうんですね。
占いは「当てる」ことそのものに意味はないのです。
当たることは大前提であり、そこからどうすれば良いかを読み取り、適切なアドヴァイスを示せるかどうか。
占い師の質はそれにかかっていると、ぼくは考えています。
「当てる」だけじゃなくて、その先が知りたいんですよね。
悪いなら悪いなりに、どうやって乗り切ればいいかを。
「命術」の中でも、とくに四柱推命は、人生の傾向あるいは人生で何が起こるのかなど、象意についての判断も可能です。
ただ、どちらかといえば、成功する人生なのか失敗する人生なのか、苦しみの多い人生なのかそれとも楽な人生なのか。
つまり吉凶が明らかになる占いです。
そして、その度合いについての判断が鋭いという特徴があります。

それに対し紫微斗数は、「象意が細かいが吉凶については四柱推命ほどの鋭さはない」とか、「運勢についてはあまり正確に見れない」というのが、これまでの一般的な評価でした。
しかしここにきて紫微斗数は、奥義である「活盤」と「飛星」を駆使することによって、吉凶あるいは、運気の良し悪しにもかなり判断できるようになりました。
まだ最近のことです。
なかなかひとことでは言い表せませんが、流派の違いによって命盤の作製法や判断の仕方そのものに大きな違いがあるのです。
占いの結果も、それにともなって変化するということには注意が必要なのですね。

産まれた時間から作られる特殊な命盤

では、その紫微斗数は、いつ頃発生したのでしょうか。
文献によると、中国唐の時代から宗の時代にかけて活躍した陳希夷(867~984)という仙人が創始したとされています。
おそらく唐の時代にインド経由でもたらされた西洋のホロスコープ占星術が、中国風に形を変え、その影響を受け、新しいひとつの占術の原型をつくったのでしょう。
その後、その道教の門派の中で様々な実験と取捨選択が行われ、その結果いくつかの系統の伝本が現代に伝わりました。
東洋の占星術とでもいうべきもので、一般によく知られている四柱推命とは趣が異なった占術です。
西洋占星術と同じように、12の宮からなるホロスコープ・チャート(命盤)を作成して判断する星占いです。
しかし、実際の天体の運行を観測・計算し、それにもとづきホロスコ ープを描く西洋占星術に対し、紫微斗数は東洋占術特有の10干12支と旧暦との関係を「星」という象徴に表わしてホロスコープに配します。
西洋占星術は、太陽星座による性格判定ですから、そのままグレゴリオ歴を見て太陽星座を見つけますが、紫微斗数では星の算出まで面倒な手続きを要します。
また、産まれた時間が分からないと、まったく作れないのが、この占いの盲点です。
それが、いままで広まらなかった最大の要因であると考えています。
ただし、だいたいの時間帯がわかる場合は、命盤を複数作製して、あとは観相法と照らし合わせて産まれた時間をはじき出すことも可能です。
まずは、お問い合わせください。

紫微斗数教室の詳細はこちらからご確認ください

このページのトップへ