コラム/原宿の占い師 中島多加仁 紫微斗数占い

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騒がない立春、 丙午という一年の始まり

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今日は、立春です。

立春から数えて
88日目が「八十八夜」、
210日目が「二百十日」、
220日目が「二百二十日」
と呼ばれています。

また、立春のあとに初めて吹く南の強い風を「春一番」と呼ぶのです。
立春の早朝、禅寺では、門に【立春大吉】と書いた紙を貼る習慣があります。

そして今日という立春から、干支は丙午(ひのえ・うま)へと、切り替わります。



立春とは「前提条件が変わる日」

立春とは、単に「春が来る日」ではありません。
また、気分を切り替えるためのイベントでもありません。
立春とは、世界の前提条件が更新される日です。
だからこそ、四柱推命や九星気学では「元日」ではなく、
「立春」を一年のはじまりと定めています。

丙午という、火が重なる一年

今年の干支、「丙午」は昔から特別視されてきました。
理由は単純で、火の気が極端に強いからです。

丙は「陽の火」。
午もまた「火」の象徴。
火が重なるということは、勢いが出る。
物事が表に出る。
同時に、隠せなくなるということでもあります。

丙午の年は、何かを「うまくやろう」とする人ほど、苦しくなります。
逆に、覚悟が決まっている人や、腹をくくっている人にとっては、
一気に流れが出る年です。
火は、ごまかしを嫌います。
丙午とは、そういう干支です。

過去の立春と、いまの立春

思い返すと二年前、2023年の立春は、「癸卯」に切り替わる年。
終わりと始まりが同時に訪れ、実際、多くの仕切り直しが起きた一年。

ぼく自身も、苦しく、地味で、思い通りにいかない一年を通過しました。
そして、今日の立春です。
丙午。
ここで問われるのは、知識でも、準備でもありません。
問われるのは、立ち位置です。

丙午の立春に、やってはいけないこと

この立春で、やってはいけないことがあります。
それは、「みんなと同じことをする」こと。

・人が集まる場所に行く
・流行っている開運法をなぞる
・正しそうな言葉に寄りかかる

火の年に、これをやると確実に焼かれます。
丙午は、個の責任がはっきり分かれる年です。

今年の立春に必要な問い

だから、今年の立春に必要なのは
願い事を書くことでも、目標を掲げることでもありません。
必要なのは、これらを決めることです。

・自分は何を引き受けるのか
・何から手を引くのか
・どこに立つのか

立春とは、運を上げる日ではありません。
運を引き受ける覚悟を決める日です。

火は、壊すためではなく選別するためにある

丙午の火は、強い。
でもその火は、破壊の力ではありません。
不要なものを燃やし、残すものをはっきりさせるための火です。

・混ざったままの関係。
・惰性で続けている仕事。
・本音を誤魔化した生き方。

それらは今年、必ず表に出ます。
だから、怖がる必要はありません。
先に分けておけばいいのです。

・内と外。
・続けるものと、終わらせるもの。

それを、今日という立春に静かに仕分ける。
それが、丙午の年を無事に、そして力強く生きるための方法です。

覚悟の位置が定まる立春

今日から、新しい一年が始まっています。
騒がず、煽られず、自分の火を自分で管理する。
それができる人にとって、丙午の立春は、大きな追い風になります。
今日という日が、あなたにとって、
覚悟の位置が定まる立春になりますように。


星読み師taka(中島多加仁)

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節分の日に発表します! メロウさんが期間限定で 浅草に復帰します

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今日は『節分』です。
多くの人にとっては、

  • 豆まきをする日
  • 恵方巻きを食べる日

そんなイメージが強いかもしれません。
けれど、節分の本質はそこではありません。
節分とは、季節を分ける日。
もっと正確に言うと、流れが切り替わる直前の境目の日です。
鬼というのは、外にいる存在ではありません。
それは、

  • 習慣
  • 勘違い
  • 思い込み
  • 気づかないクセ

そうしたものを「まあいいか」と抱えたまま、
一年をまたいでしまわないための区切りの日です。
そして明日の立春から、新しい季節が始まります。
今日はその前の、調整の日なのです。



大文字メロウさん、浅草に期間限定で復帰!

今日は、ほしよみ堂からひとつ嬉しいお知らせがあります。
大文字メロウさんが、ほしよみ堂浅草店に復帰します。
出演開始は【2月9日】から。
毎週月曜日11:00〜19:00の時間帯で、対面鑑定のみを行います。

本題に入る前にひとつ。
大文字メロウさんとの対談、
YouTubeに新着動画がアップされています。

▼対談動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=uwpSKfCDoxk

ぜひ、チャンネル登録と高評価、コメントも忘れずにお願いします。

浅草店の“原点”にいた占い師

実は浅草店、初期メンバーの中心に大文字メロウさんがいました。
しかし彼女は、瞬く間に売れっ子となり、すぐに原宿本店へ。
ただ、ここだけの話、原宿は自宅から少し遠くて。
そのため昨年一年は、原宿本店での鑑定を完全予約制にしていました。

誰にでも合う占い師ではない

メロウさんは、「誰にでも合う占い師」というわけではありません。
元気づけるだけでもないし、希望だけを並べるタイプでもない。
どちらかというと、余計な言葉を削り、
その人の中にすでにある答えを、浮かび上がらせる人です。
だからこそ、刺さる人には、驚くほど深く刺さる。

浅草という土地との相性

浅草という場所は、不思議な土地です。
笑顔で歩く人が多いのに、胸の奥には、誰もが少し重たいものを抱えている。
観光地でありながら、なぜか「人生の分岐点」に立つ人が
集まってくる場所でもあります。
そんな場所での鑑定は、どうしても表面的な話では終わりません。
メロウさんの鑑定が浅草に合う理由は、まさにそこにあります。

期間限定の特典について

今回は、特典があります。
4月27日までの期間限定で
指名料 1,100円オフ!(通常 2,200円)

  • 合うかどうか
  • 話せるかどうか
  • 信頼できるかどうか

それを、実際に会って確かめてもらうための価格設定です。

占いは「誰に話すか」で結果が変わる

占いというのは、「当たるかどうか」よりも前に、
「誰に話すか」で結果が変わります。
同じ言葉でも、誰が言うかで、受け取り方はまったく違う。
メロウさんの言葉は、急かしません。煽りません。
でも、逃げ道も与えません。
だからこそ鑑定後、多くの人がこう言います。
「静かだけど、なぜか、決断できました」

いま、必要なのは答えより「整理」

もし今、

  • 答えよりも「整理」がほしい
  • 考えすぎて動けなくなっている
  • 誰にも言えない悩みを抱えている

そんな状態にあるなら、浅草でメロウさんに会ってみてください。
壮大な言葉は、もらえないかもしれません。
でも、自分の中にあった声を思い出すことはできるはずです。

気になった今が、いちばん確率が高い

出演は、毎週月曜日のみ
期間も、4月27日までと限られています。
「そのうち行こう」は、たいてい来ません。
気になった今が、いちばん確率が高いタイミングです。

▼ご予約・詳細はこちら
https://hoshiyomido.com/u/15669/

必要な人に、必要な言葉が届きますように。

星読み師taka(中島多加仁)

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心配性で、臆病で、 人を見る目がない社長の話

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今日は、ずっと自分の中で引っかかっていたことを、言葉にしてみようと思います。
ぼくは、心配性です。
たぶん、臆病なほうでもあります。
それに加えて、自分でもはっきり自覚している欠点があります。



社長なのに、人を見る目がない

とにかく、ぼくは人を見る目がない。
社長をやっているのに、何度も人でつまずく。
期待した人に裏切られ、信じた人に失望する。
正直、「向いていないんじゃないか」と思ったことは、一度や二度ではありません。
そんなぼくに、これまで何度も投げられてきた言葉があります。
「社長のくせに、大事なことを自分ひとりで決められないのか」
この言葉は、正直かなり刺さりました。

徳川家康という“心配性のリーダー”

歴史を振り返ってみると、心配性で、人を簡単に信用しきれなかった人物が、
長い時間を支配した例は少なくありません。
代表的なのが、徳川家康です。
家康は、人を見る目が鋭いカリスマ型ではありません。
むしろ何度も裏切られ、人質に出され、人間関係では相当な失敗を重ねています。
その象徴的な出来事が、石川数正の出奔です。
家康の最側近で、外交・内政の要だった人物が、突然豊臣秀吉のもとへ去った。
これは家康にとって最大級のショックで、
軍制・城郭・情報管理を根本から見直す転機になると同時に、
「人は突然いなくなる」
「内部情報は分散させる」
という重要な学びを得る転機にもなりました。

人を「すぐに信じない」という判断

次に、穴山梅雪。
武田家重臣から家康に仕えるも、情勢不利と見るや、
北条方へ寝返ろうとして落武者狩りに殺害されました。
この件以降、家康は「元・他家重臣を即重用しない」という
姿勢を強めていきました。
一気に信用せず、役割と距離を管理するように。

さらに、裏切り未遂に近い例として本多正信が挙げられます。
一時期、家康と袂を分かち出奔。
ただし後に復帰し、家康の最重要ブレーンに。
家康は「一度離れた=永久に敵」とはしませんでした。
だからこそ彼は、「人を信じない」のではなく、
「人を一回では信じなかった」のです。
すぐに切らない。
すぐに任せない。
役割を分け、距離を取り、時間で見たのです。

勝利を確信しなかったから、勝てた

関ヶ原の合戦ですら、家康は最後まで勝利を確信していませんでした。
最悪の裏切りや、最悪の展開をすべて想定して、逃げ道を残した。
その結果、260年続く政権が生まれました。
もし家康が、
「この人は信用できる」
「あいつは大丈夫だ」
と、人を見る目に自信を持ちすぎていたら、江戸幕府は存在しなかったでしょう。

リンカーンもまた「決断が遅い人」だった

もう一人挙げるなら、アメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンです。
彼もまた、
「人を見る目がない」
「決断が遅い」
と批判され続けた人物でした。
重要な決断の前には、何度も意見を聞き、何度も書き直し、何度も悩んだ。
側近たちは苛立ったそうです。
それに対し、彼はこう言っています。
「私は決断を先延ばしにしているのではない。間違った決断を急がないだけだ」

リンカーンは、人を見抜く才がありません。
だからこそ、制度で人を使い、時間で人を判断したのです。

人を見る目がない人は、ダメな経営者ではない

ここではっきり言います。
人を見る目がない人は、ダメな経営者ではありません。
人を単純化できないだけです。

心配性な人は、弱いのではありません。
心配するだけの材料を見てしまうだけ。

臆病な人は、逃げ腰なのではありません。
失敗した後の現実を想像できてしまうだけです。

本当に危ないのは、
「人を一瞬で見抜ける」
「自分は人を見る目がある」
と思い込むこと。

「この人はいける」
「この人は信用できる」
と、確認もせず、時間もかけず、すべてを預けてしまうこと。

決断とは、勢いではない

決断とは、勢いではありません。
最後に責任を引き受ける覚悟です。

ぼくは今でも、人を見るのが下手です。
だからこそ、

・一人で決めない
・すぐに任せない
・構造と時間で判断する

それでも最終的には、「ここは自分が引き受ける」と決めて前に出ます。

心配性は、リーダーの資質になる

もしあなたが、自分は心配性だと思っているなら。
人を見る目がないと悩んでいるなら。
それは、欠点ではありません。
長く続くものを壊さないための、リーダーに必要な資質です。


星読み師taka(中島多加仁)

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何を学ぶかより、 誰と同じ空気にいるか

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今日は、かなり予定がみっちり詰まった一日です。

まず12時から、メロウさんとのグループレッスン。
こちらは【満員御礼】

続いて16時からは、ダイヤモンドコースのリアルコンサル。
少人数で、かなり踏み込んだ話をします。

さらに17時30分からは、オンラインサロン。
ここは、情報というより「空気」と「感覚」を揃える時間です。

そして19時からのオフ会。
珍しく【残席が2名】だけ空いています。



一本の線でつながっている、今日の流れ

こうして並べてみると、今日の流れはとてもシンプルです。

【学ぶ】
  ↓
【深める】
  ↓
【つながる】
  ↓
【リアルで会う】

すべてが、一本の線でつながっています。
無理に盛り上げたり、がんばって何かを足したりする必要はありません。
ただ、その場に来て、同じ空気を吸って、同じ時間を共有する。
それだけで、ちゃんと次の場所に進める人が出てきます。

誰でもいいわけではない、という話

オフ会の残席2名も、正直に言えば誰でもいいわけではありません。
この流れを「面白い」と感じる人。
今の自分を、一段階上にずらしたい人。
そういう価値観で、十分です。
もし、今日という一日を一緒に過ごしたい方がいれば、お待ちしています。
info@hoshiyomishi.com

今夜、自然に集まったメンバー

今夜のオフ会には、メロウさん、うさぎさん、ロザリンさんも参加します。
正直に言うと、この組み合わせが同じ場に揃うのは、かなりレアです。

・前に出る人。
・裏を整える人。
・現場を回す人。
・人の感情に深く寄り添う人。

普段はそれぞれ、別の役割で、別の場所で、別のリズムで動いている人たち。
全員が同じ方向を向いてはいるけれど、
同じ場所に長く留まるタイプではありません。
だからこそ、今夜のように自然に集まる日は、とても珍しいのです。
誰かが声をかけたわけでもなく、特別な企画を用意したわけでもない。
ただ、今日という一日の流れの延長線上で、
気づいたら自然とこのメンバーになりました。

芯のある場には、派手さはいらない

こういう日は、場そのものに芯があります。
何かを教えるための場でもなく、誰かが主役になる場でもありません。
それぞれが、必要な距離感を保ちながら、必要な言葉だけを置いていく。
たぶん今夜は、派手な話は出ません。
でも、

・なぜこの人は長く続くのか
・なぜこの人は信頼されるのか
・なぜこの人は無理をしないのか

そんな答えの輪郭が、自然と見えてくる夜になるでしょう。

学びよりも、空気を感じるということ

こういう日は、「何を学ぶか」よりも、「どんな空気で人が集まっているか」を
感じてもらうことが大切だったりします。
距離の取り方と、言葉にされないやり取り。
そういうものを、すぐ隣で見られる夜です。
情報やノウハウは、あとからでも手に入ります。
でも、人と人との間に流れる空気や、
言葉にしない判断基準は、その場にいないとわかりません。

来る・来ないに、正解も優劣もない

そして、こういう場に来るかどうかは、優劣の話ではありません。

・今日は疲れている人。
・今は静かに整えたい人。
・タイミングが合わない人。

それも、正解です。
ただ、もし最近、

「少し停滞している感じがある」
「次にどう踏み出すか考えている」

そんな感覚があるなら、今夜はちょうどいいかもしれません。
何かを決断しなくてもいい。
何者かになろうとしなくてもいい。
ただ、同じ時間を共有するだけで、視点が一段、ずれる。
そういう夜です。

同じ時間を共有するだけで、視点がずれる

オフ会は、本日1月31日(土)19時から。
残席は2名。
参加費は5,000円。
飲み放題&食事付きです。

直前でも構いません。
気になった方は、ご連絡ください。

info@hoshiyomishi.com
こちらのメールアドレスまでお願いします。

必要な人だけでいいのです。
静かにお待ちしています。

星読み師taka(中島多加仁)

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伸び悩む占い師に、必ず起きている致命的なこと

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今日は、占い師を続けていく上で大事な話をします。
少し厳しく感じるかもしれません。
でも、本気で伸びたい人にとっては、避けて通れない内容です。



手応えがない鑑定の正体

占い師として活動していると、こんな瞬間はありませんか。

・鑑定は間違っていないはずなのに、手応えが残らない。
・「当たっていました」と言われたのに、次につながらない。
・何が悪いのか、自分ではよくわからない。
・でも、なんとなく不安だけが残る。

これは、才能の問題でも、努力不足でもありません。
修正されていないだけなのです。

占い師は「自分を客観視できない」仕事

占い師という仕事は、とても特殊です。
なぜなら、自分の鑑定を自分で客観視することが、ほぼ不可能だからです。

・声のトーン
・間の取り方
・言葉の選び方
・お客様との距離感

これらはすべて、自分では「正しい」と感じてしまいます。
しかし、お客様から見ると、まったく違って見えていることも多い。

ひとりで修正しようとする限界

そもそも、占い師ほど他人の目が必要な仕事はありません。
それにもかかわらず、多くの占い師は
ひとりで考え、ひとりで悩み、ひとりで修正しようとします。
しかし、それではズレはズレたままです。

そこで、毎月行っているのが対面鑑定グループレッスンです。
これは「勉強会」でも「座学」でもありません。
現場の鑑定を、その場で分解し、修正する時間です。

このレッスンが向いていない人

正直に言います。
このレッスンは、「優しく励ましてもらいたい人」には向きません。
その代わり、

・どこが弱いのか。
・なぜ伸びないのか。
・何を変えればいいのか。

ここを曖昧にせず、言葉にします。

今回のレッスンについて

今回のレッスンは、
来月2月14日(土)、オンラインZOOMで開催します。
講師は、大文字メロウさん。
そして、ぼくが特別アドバイザーとして、直接フィードバックに入ります。

すでにお伝えしておきますが、今回のレッスンは開催確定です。
人数を集めるための回ではありません。
ちゃんと伸びる人に、しっかり時間を使う回です。

対象となる人、ならない人

対象は、とてもシンプルです。

・鑑定歴は少しある
・でも、次の壁を感じている人
・感覚だけで続けることに限界を感じている人

このどれかに心当たりがあるなら、今回のレッスンは必ず役に立ちます。
逆に、

・ただ安心したい
・指摘されるのが苦手
・「そのうち何とかなる」と思っている

そういう方には、おすすめしません。

▼ 詳細・お申し込みはこちら
https://uranai-gakuin.stores.jp/items/696da27331cf64f4e64772a5

伸びるかどうかを分ける決定的な違い

占い師として伸びるかどうかは、才能よりも「どこで修正されるか」で決まります。
もし今、少しでも立ち止まっている感覚があるなら、
それは次の段階に進む合図かもしれません。
占い師という仕事は、派手な成功より先に、静かな停滞がやってきます。

・勉強もしている。
・経験も積んでいる。
・それなりに鑑定もできる。
・それなのに、爆発的に伸びない。

足りないのは「知識」ではない

この段階で多くの人は、「もっと勉強しなきゃ」と考えます。
でも、ほとんどの場合、足りないのは知識ではありません。
必要なのは、正確なフィードバックです。

・どこがズレているのか。
・どこは問題ないのか。
・どこを直せば、一気に変わるのか。

それを、

・曖昧にせず。
・感情論にせず。
・現場レベルで見てもらえるかどうか。

正しく修正が入るかどうかで、その後の数年が変わります。
今回のレッスンは、まさにそのための時間です。
必要な人に、この機会が届けば嬉しいです。

星読み師taka(中島多加仁)

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教えすぎる人ほど 育てるのが下手な理由と、 その対策法

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今日は、少し意外に感じるかもしれない
「人が一番伸びる教え方」についてお話しします。
子育てでも、部下の指導や後輩育成でも実は同じ話です。



無意識にやってしまう「教える側のクセ」

いきなりですが、質問です。
あなたは、誰かに何かを教えるとき、こんな言葉を使ったことはありませんか?

「そこ、違うよ」
「それはダメ」
「こうした方がいいよ」

実はこれ、ほとんどの人が無意識にやっています。
けれど——残念ながら、このやり方で人が伸びることは、ほとんどありません。
今日は、少し意外に感じるかもしれない
「人が一番伸びる教え方」についてお話しします。

人は「正しい」と思って生きている

なぜかというと、人は基本的に
「自分は正しい」と思って生きているからです。
だから、いきなり否定されると、改善しようとするより先に、

「いや、でも…」
「自分なりに考えたし…」

と、無意識に守りに入ってしまいます。
ここから先、どんな正論を言っても、言葉は届かなくなります。

正解を教えない、という選択

では、どうすればいいのでしょうか。
答えは、とてもシンプルです。

正解を教えないこと。

代わりに、問いだけを置きます。

「今のところ、どう思う?」
「それを続けたら、どうなりそう?」
「自分で点数をつけるとしたら何点?」

評価をせず、答えも言わず、ただ問いを投げる。
すると不思議なことに、多くの人は
自分で自分のズレに気づき始めます。

「下手=ダメ」にしない関わり方

ここで大事なのは、「下手=ダメ」にしないことです。

「下手だってことは分かってるんだね」
「自覚があるなら大丈夫だ。それは伸びしろがあるってこと」

こう伝えるだけで、相手は一気に安心します。
人格を否定されていない。
今は、できていないだけ。
この安心感があるからこそ、人は前を向けるのです。

人格ではなく「状態」を見る

もうひとつ、とても大切な考え方があります。
それは、人格ではなく「状態」を見ること。
たとえば、感じが悪い人がいたとします。
そこで「あの人、性格悪いよね」と決めつけてしまえば、関係はそこで終わります。
…もちろん、終わらせたい関係であればそれでいいですよ。
でもそんなとき、こんなふうに聞いたらどうでしょう。

「なんか今日、雰囲気違うけど大丈夫?」
「体調、悪いのかな?」

人格ではなく、状態として捉えて聞く。
相手の反応を見てから、
「なるほど、だから今日は感じ悪く見えたんだね」と切り返してみます。
この整理ができると、責めずに済むし、流さずに向き合うこともできます。
これは、仕事でも家庭でも一生使える視点です。

人は「変えられる」と抵抗する

最後に、とても大事な話をします。
人は、「変えよう」とされると抵抗します。
でも、自分で気づいた瞬間、勝手に変わります。
だから、

・正解を渡さない。
・すぐ助けない。
・代わりに考えない。

その代わりに、安心できる場だけを整える。
人は、安心したときに、自分から前に進み始めます。

正しさより、問いを

もし今、
・誰かを育てる立場にいる
・家族や部下にイライラしている
・つい正しさを押しつけてしまう

そんな状態なら、今日の話を思い出してください。

「正しさより、問い」

それだけで、関係も、成長も、驚くほど改善していきます。

星読み師taka(中島多加仁)

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なぜ、発展している現場ほど 人材が次々と入れ替わるのか

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年が変わり、まもなく1月が終わろうとしています。

現在、ほしよみ堂は19店舗。
ありがたいことに、想像以上に成績好調です。
お客さんの数は、過去最多を記録しました。
生まれたばかりの店舗は、最初の1〜2か月こそ静かですが、
3か月目あたりから急成長するのです。



なぜ「売れてきた占い師」が辞めるのか

年末から年始にかけて、ちょうど中堅クラスの占い師が辞職モードに入ります。
理由は単純です。
一年間走り切り、結果が出たことで、ふと気持ちが立ち止まる。
人間にとって最大の敵は、マンネリズムと燃え尽き症候群。
この壁を乗り越えるのが、選ばれし一流の証なのです。

「売れてきたなら、続ければいいのに」
「むしろ、ここからが本番じゃないか。」

外から見れば、そう思うのが自然でしょう。
しかし、長年現場を見てきてはっきり言えるのは、
これは珍しいことでも、悪いことでもないということです。
むしろ、成長している現場では必ず起きる現象なのです。

占いが「趣味」から「仕事」へと変わるフェーズ

売上が伸びるというのは、単にお金が増える話ではありません。

・期待される。
・責任が乗る。
・鑑定数が増える。
・簡単に休めなくなる。
・相談の内容が重くなる。

つまり、人生の決断に関わる場面が増えていくということです。
占いが「趣味」や「居場所」から、完全に「仕事」へと変わるフェーズ。
ここで向上心の弱い人には、強烈な内的抵抗が生まれます。

売上アップを「自由が増えた」と感じる人。
一方で、「自由が減った」と感じる人。

前者は、ぼくと同じでプロの土俵に立っている人。
しかし後者にとっては、売れてきた現実そのものがプレッシャーになるのです。

・忙しくなる。
・穴を空けられない。
・さらに大きな期待に応えなければならない。

すると、「楽しかった頃の占い」と「いまの現実」にズレが生じる。
気軽な感覚で始めた人や、人生の中心を別に置く人などは、このズレが辛辣に感じます。
だから、いったん辞めてみようという気分になるのです。
(まぁ、「魔が刺す」…ということです。)

無意識に持っている「自分の上限」

もう一段、深い理由もあります。
売れてきた占い師は、自分の無意識の上限と向き合わされます。
多くの人は「売れたい」と口では言いますが、本音では、

・楽に稼ぎたい
・週3日で十分
・深い相談は怖い
・嫉妬されたくない
・責任は持ちたくない

こうした低めのラインを無意識に設定しています。
彼らは現場が急成長すると、心がブレーキを踏むのです。
遅刻が増え、欠勤が目立ち、理由をつけて距離を取る。
これは、自分の想定外の場所に長くはいられないからです。

現場が伸びると、人間関係も変わる

さらにもう一つ。
現場が発展すると、人間関係の性質も変わります。
売れていない時は、みんな横並び。
表面的には仲良くやれます。
しかし、誰かが売れ始めると、

・発展した人/低迷する人
・貢献する人/しない人
・本気の人/ゆるい人

その差が、はっきり可視化されていきます。
サークル感覚で所属していた人にとっては、居づらくなる。
一方で、プロとして本気の人は、鑑定が増えて忙しくなっていく。
つまり、売上が伸びると辞める人が出るのは、
その現場が「仲良しの場」から「プロの現場」へ昇華したサインなのです。

浅草と新宿はいま、次のフェーズへ

いま、浅草と新宿で起きている状態がまさにこれです。
お客さまの数は過去最多。
ほしよみ堂全店舗の中でも、もっとも収入が多いのが浅草と新宿です。
それなのに、辞める人がいる。
理由は、人間関係でも業績不振でもありません。
現場が一段上のフェーズに入り、自然淘汰が起きているからです。
生活や意識が合わず、静かに抜けていったのです。

ビッグチャンスの波に乗れ!

だから今、浅草と新宿に残っている席は、「空席」ではありません。
次の人の番です。
週5日、本業として入れば、月収30万円は確実。
ゼロから集客する必要もなく、収入の場はすでに用意されています。
現場が伸び、人が足りない今こそ、占い師は一気に育つ。
これは、何度も見てきた事実です。
浅草と新宿はいま、「本気で稼ぐ人」にとって、最高のタイミングなのです。
このビッグチャンスの波に乗るのは、さて誰でしょう!

星読み師taka(中島多加仁)

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なぜ、占い師は 本を出すべきなのか

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大文字メロウさんとの対談動画が公開されました。
タイトルは
『占い師として本を出した方がいい理由3選』 です。
▶︎https://www.youtube.com/watch?v=btMKK7O0-As

すでにご覧いただいた方も多いと思いますが、
もしまだでしたら、ぜひ今すぐ観てみてください。
そして、高評価(いいね)とコメントもお忘れなく。

・あなたは、いつ本を出したいのか
・どんなテーマで書きたいのか

それをコメントに残すだけでも、立派な一歩です。
逆に「まだ本を出さない理由」があるなら、
それを書いてもらえるのも、とても意味があります。



占い師のキャリアで、一段上の話

今日は、占い師のキャリアの中でも、一段上の話をします。

テーマは、「占い師として、本を出した方がいい理由」

もちろん、本を出さなくても占い師はできます。
予約が埋まる人もいますし、SNSで人気が出る人もいます。
ただし、「長く・安定して・振り回されずに続ける」
となると、話は別です。

本を書くことは「背景」を作る作業

本は実力の証明であり、同時に「逃げ場をなくす行為」でもあります。
占い師の仕事は、どうしても「逃げ」が許される世界です。

・その場のノリ
・感覚的な言葉
・雰囲気の良さ
・キャラ立ち

これだけでも、一定の人気は取れてしまう。
でも、本を書くとなると、もう逃げられません。

・なぜ、そう読むのか
・なぜ、その言葉を選ぶのか
・どこまでが占いで、どこからが助言なのか

これを曖昧なままでは、本は一冊も書けません。
つまり本を書くというのは、占い師としての「背骨」を作る作業なのです。

「背骨」を持った占い師は、鑑定がブレない

本を書ける占い師は、鑑定がブレません。
逆に言えば、本を書けない状態というのは、
まだ自分の占いを説明できていない段階。
これは才能の差ではなく、整理の差です。
本は「価格」と「立場」を無言で守ってくれます。

トラブルが少なくなる理由

これは現場を長く見てきて、断言できることです。
本を出している占い師は、なぜかトラブルが少ない。

・依存されにくい
・値下げを迫られにくい
・無茶な要求をされにくい

理由はとてもシンプルです。
相手が「先生扱い」をするから。
ここで言う「先生」とは、偉そうという意味ではありません。
「この人は、自分より一段上の視点で世界を見ている人」
そう無意識に認識される、ということです。

本という媒体には、それだけで立場を一段引き上げる力があります。

だから結果的に、鑑定単価が安定する。
講座価格も下がらないし雑に扱われない。
これはブランディングというより、構造の話です。

本は思想を残し、仕事を消耗戦から救う

占い師が一番きつくなる瞬間は、ずっと人の悩みを聞いているのに、
自分が何者なのか分からなくなる時です。

鑑定は、その場で消えます。
SNS投稿も流れていきます。
でも、本は残る。

・自分は何を信じているのか
・どんな相談者を助けたいのか
・どんな生き方を肯定したいのか

これを言葉として残すことで、占い師自身が救われます。

そしてもう一つ。
本を出すと、価値観の合わない人は自然と離れていきます。
その代わり、話が早いお客さんだけが残る。
これは、仕事として本当に大きなことです。

占い師が本を出す、3つの現実的な理由

占い師が本を出す理由は、夢や自己満足ではありません。
理由は、次の3つです。

  1. 立場と価格を守る構造を持つ
  2. 実力を言語化し、背骨を作る
  3. 消耗しない働き方をする

「当たる占い師」より、「語れる占い師」の方が、最後まで残ります。

もし、占い師という仕事を10年以上続けたいなら、
本を書くという選択は、かなり現実的な戦略です。

星読み師taka(中島多加仁)

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なぜ料理が苦手な人は、 占い師になるとき苦戦するのか

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今日は、占い師という仕事について、少し意外に思われるかもしれない話をします。
テーマは「料理」と「占い師」の関係です。
結論から言うと、料理が苦手な人ほど、占い師になるときに苦戦しやすい。
これは根性論でも精神論でもありません。
はっきりした理由があります。



占い師は工程型の仕事

占い師という仕事は、霊感やセンスだけで成り立つように見られがちです。
ですが実際には、かなり工程型の仕事です。

・相談を聞く
・情報を整理する
・占術に落とし込む
・結果を読み取る
・言葉に紡ぎ出す
・相手が受け取れる形で着地させる

この一連の流れは、料理と非常によく似ています。

・材料を選ぶ
・レシピを考える
・下処理をする
・火加減を調整する
・盛り付ける

どれか一つでも飛ばせば、味は必ず崩れます。

工程を軽視する人ほど、伸び悩む

料理が苦手な人の多くは、この「工程」を軽視しがちです。

・いきなり完成形を目指す。
・想像をしない。
・途中を省く。
・分量を間違える。
・失敗の原因を検証しない。

これらは、占い師として伸び悩む人の特徴と、ほぼ同じです。

自分基準か、相手基準か

次に大きいのが、相手基準で考える力です。
料理は、自分が食べたい味を作る仕事ではありません。
相手が「美味しい」と感じる味を想像して作る。

占いも同じです。
自分が言いたい言葉ではなく、相手が受け取れる言葉を選ぶ。
料理が苦手な人ほど、
「私はこう感じた」
「私はそう思う」
と、自分基準で物事を考えがちです。

占いでは、それだけでは足りません。
相手の状況、感情、理解力、タイミングまで含めて、
言葉を調整する必要があります。
料理は、この訓練を日常的にやらせてくれる行為なのです。

失敗を「自己否定」にするか「データ」にするか

もう一つ重要なのが、失敗の扱い方です。
料理は失敗します。

・味が薄い。
・火を通しすぎた。
・段取りが悪かった。
・調味料を入れすぎた。

料理が上達する人は、失敗を「データ」として扱います。

・なぜダメだったか。
・次はどう変えるか。

一方、料理が苦手な人は、「失敗」を自己否定に変えやすい。

・向いていない。
・センスがない。
・もうやらない。

占い師として伸びない人も、同じ反応をします。

「今日は当たらなかった」
「手応えがなかった」
「だから私はダメだ」

これでは、技術は積み上がりません。

見えない準備が、結果の9割を決める

料理は、見えない努力の塊です。
【仕込み/下処理/掃除/段取り】
お客さんの目には見えない部分が、味の9割を決めています。

占いも同じです。
【学習/準備/言葉の選び方/構成】

派手さはありませんが、ここをやらない占い師は、必ず頭打ちになります。
料理が苦手な人ほど、この「地味な部分」を軽視しやすい傾向があります。

感覚を翻訳できるかどうか

最後に、いちばん本質的な話をします。
料理は、感覚と理屈を往復する作業です。

「ちょっと薄い」
「ここで止める」
「もう少し火を弱める」

感覚を、具体的な行動に落とし込む。
占いもまったく同じです。

・直感
・違和感
・ひっかかり

それを、相手に伝わる言葉へ翻訳する仕事です。
料理が苦手な人は、この翻訳作業が弱い。

その結果、鑑定がこうなりがちです。

・フワッとする。
・抽象的になる。
・ダラダラと話が長い。
・何を言っているか伝わらない。

苦手は欠点ではなく、伸びしろになる

誤解しないでほしいのは、
「料理が苦手=占い師に向いていない」、という話ではありません。
正確には、料理を避けてきた人は、占い師に必要な
基礎力をまだ身につけていない、ということです。
逆に言えば、料理が苦手でも、ここから取り組めばいい。

・段取りを意識する。
・相手基準で考える。
・失敗を検証する。

それだけで、占いの伸び方は大きく変わります。
だからぼくは、占い師を育てるとき、料理経験を軽く見ません。
むしろ、飲食店経験がある人ほど、占い師としての伸びは早い。

・現実を知っている。
・工程を知っている。
・相手基準で考える。

これらは、あとから座学ではなかなか身につきません。
料理が苦手だと、占い師になるとき苦戦する。
でもそれは欠点ではありません。
気づいた瞬間から、伸びしろになるポイントです。


星読み師taka(中島多加仁)

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光は東方より(Ex Oriente Lux) AI時代に日本が持つ設計図

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昨日のメルマガには、予想以上の反響がありました。
「続きを読みたい」「久しぶりに希望を感じた」「日本の話で胸が熱くなった」
そんな声をたくさんいただき、ありがとうございます。

今日は、その続きを書きます。
テーマは、AIとロボット工学の未来。
そして、日本という国の性質についてです。



AI万能論の落とし穴

まずは、多くの人が誤解している点から指摘します。
「AIが進化すれば、ロボットも一気に賢くなり、すべてが自動化される」
という考え方です。
これは半分正解で、半分間違いです。

AIが得意なのは、情報処理やパターン認識、最適解を高速で出すこと。
一方で苦手なのは、想定外への対応や現場の微妙な違和感、
「今、止まるべきか」という判断です。
つまり、AIは「頭脳」にはなれても、「身体」にはなれません。

AIとロボットの時代において、日本は不利な国ではありません。
むしろ、これから価値が見直されていく国だと感じています。

ロボット工学という、日本の積み重ね

ここで重要になるのがロボット工学です。
ロボットは、
・どれくらいの力で触れるか
・人を怖がらせていないか
・どこまで近づいていいか
そうした言葉にならない判断を、身体で行う機械です。

この分野は、短期間で追いつけるものではありません。
日本が長年積み上げてきたのは、
・精密な制御
・人と共存する思想
・安全を最優先する設計
・失敗を前提にしない姿勢
派手ではありませんが、時間のかかる技術です。

そして皮肉なことに、AI時代になって初めて、
この「地味さ」が価値を持ち始めました。

なぜなら現実の世界は、正解が一つではありません。
状況は刻々と変わり、人の命や感情が絡みます。

医療、介護、災害、原子力、深海、宇宙。
これらはすべて、「失敗したらやり直せばいい」が通用しない現場です。
必要とされるのは、安さや数ではなく、信頼です。

東から昇る光

ここで、少しだけ暦と象徴の話をします。
今年の干「丙(ひのえ)」は太陽を表します。
太陽はすべてを照らしますが、支配しません。
競争もせず、ただ昇って沈む存在です。

日本は「日出づる国」と呼ばれてきました。
国旗も太陽を模した日の丸です。
そして西洋には、こんな言葉があります。

「光は東方より(Ex Oriente Lux)」
これは聖書の直接の言葉ではありません。
しかし、聖書的世界観の中で育まれたとても象徴的な表現です。

真理、救い、始まり…それらは、東からもたらされる。
面白いのは、日本がこれまで選んできた道が、
「丙=太陽、東から昇る光」という象徴と、
驚くほど重なっていることです。

支配しない技術という選択

日本は一貫して、こうした姿勢を選んできました。

・支配しない
・押し付けない
・置き換えない
・人を主役にしたまま支える

AIやロボットの分野でも同じです。
太陽は世界を操作しません。
でも、世界に太陽がなかった日は一日たりともない。

日本の歩みは、それに少し似ています。
派手に勝つことはしない。
声高に主張もしない。
でも、気づけば欠かせない場所にいる。

日本のロボット観の源流

AIとロボットの未来は、競争の物語ではありません。
共存の設計の物語です。
日本のロボット観は、アニメにも色濃く表れています。

世界で初めて「ロボットと戦争」を本格的に描いたアニメ、
『鉄人28号』は、戦争技術の後始末の物語でした。
鉄人28号は、正義の味方ではありません。
もともとは戦争のために作られた日本陸軍の秘密兵器でした。

『機動戦士ガンダム』では、ロボットは完全に「兵器」として描かれます。
正義も悪も単純ではなく、ロボットはただ戦争に使われる
道具として消耗されていく。

『装甲騎兵ボトムズ』は、もっとも戦場に近いロボットアニメ
英雄も正義もない、生き残るだけの戦争。

『新世紀エヴァンゲリオン』では、ロボットは人間の内面と結びつきます。
戦争と精神世界の融合、人類存亡を賭けた戦争。
ロボットではなく「人造兵器」で、操縦者の心が壊れていく描写。

このように日本のロボット作品は、
「勝つための兵器」を描いてきたわけではありません。
問い続けてきたのは、戦争を機械に肩代わりさせていいのか。
その責任は、最終的に誰が負うのか、ということ。

AI時代、日本が持つ設計図

ロボットは、人を守る存在であると同時に、
人間の罪や選択を背負わされる存在でもあった。
この感覚は、日本人がAIやロボットに向き合うときの
基本姿勢につながっています。

置き換えるためではなく、引き受けさせる。
支配するためではなく、危険を引き受けさせる。

だから日本のロボットは、どこか苦しそうに描かれるのです。
そしてそれは、AIとロボットの
未来を考えるうえで重要な出発点なのだと思います。

昨日は資源の話をしました。
今日は、知恵と技術、そして国の性質の話です。
共通しているのは、誰にも脅されず、自分の足で立つ姿勢。

そのための準備が、いま静かに進んでいます。
そう思うと、未来が少し楽しみになりませんか。


星読み師taka(中島多加仁)

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