コラム/原宿の占い師 中島多加仁 紫微斗数占い

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拡大の味に幸せを覚える

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ぼくは三碧木星なので気性が激しい性格です。
小学生のころ周りが凡人に見えて、孤独感を強く覚えました。
周りにいる人間はいつも大衆迎合主義で平均を好み、平凡で、みなと同じ言葉を使い、感性が豊かでなく、つまらなくてしょうがなかった。
ことなかれ主義を嫌い、「必ず俺なら出来る」と思って行動しましたが周囲は冷ややかでした。

大学のとき自分は他人と違う特殊な感受性を持っていることに気がついて、周りと相容れない日々を過ごしました。
激しい感受性を持つ人間はどこまでいっても孤独なのかと、寂しさを募らせていました。
自分に合う人が世の中にいるはずだ。
そう信じて、若いころから東京に出て才気溢れる人間を探し求めました。
成長することに幸福を感じ、発展していく状態に歓喜し、拡大の味に幸せをおぼえます。

「これでいい」「ぼくはよくやっている」なんて思ったことないです。
ひたすら、状況を改善していきたい、という欲求で充満しています。
この感情を、なんと呼ぶのでしょう。
向上心かもしれないし、上昇志向と呼ぶ人もいますよね。
会社を作って大きくしたい、お店を美化していきたい、
その結果として、売り上げが伸びていくことがとても楽しいと感じるわけです。
好きなことをやって人生を豊かにしたい、楽しい毎日を送りたい、
というぼくの思いに共感できたら、ぜひ一緒に、ほしよみ堂を盛り上げていきましょう!

昨年は「京都河原町店」と「大阪アメ村店」そして「名古屋錦三丁目店」が誕生しました。
今年に入って1月に「新宿店」、そして3月は「小田原店」が矢継ぎ早にオープンしています。
まだまだ12店舗ですから、目標の30まで半数にも届きません。
今年は、あと3つ作って半数の15店舗にしたいです。そして来年も5店舗で20にしてあとは目標に向かって進むだけ。

メンバーも増えていますがこれから、もっと集まります。
いま欲しい人材は、同志をまとめるマネージャーと、マインドを育成できるリーダーです。
そういう逸材が、新年早々ひとり入ってきました。
目標を達成するためには、あと3名は必要なのです。

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曽祖父の禁忌の霊術

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ぼくの父は15歳の時、篆刻家の先生に弟子入りし、見込まれて一番弟子に。
日本書道展に年齢を偽って出展してみごと金賞を受賞。
さらに長唄の杵屋一門に入り、名古屋随一の三味線弾きに。
芸術家として天才でしたが実業家の曽祖父から
「芸術では裕福になれない」「お前は類稀なる霊能がある」と言われて、宗教家になりました。

父は病弱で短命だと宣告されていました。
しかし、旧制中学の先輩から命を救われたのです。
その先輩は若干17歳で特攻隊に志願するも肺を患って除隊。
ある有能な霊能者から病気を治す霊術を授かって、後輩だった父の病気を完治させたのです。
それをみた曽祖父は、その17歳の青年を師と仰ぎ、彼を担ぎ上げて神霊治療所をつきりました。
その縁があって父は青年の妹と結婚しました。それが、ぼくの母です。

実は、母は別の男性と結婚する予定でしたが、その時婚約者の街を伊勢湾台風が襲いました。
婚約者は行方不明になり、母は結婚を諦めていたとき、不思議な縁で父と結婚しました。
しかし、結婚して8年経っても子宝には恵まれなかった為、曽祖父が禁忌の霊術を使ったのです。
そしてちょうど10年後に長男を差受かりました。それが、ぼくです。

ぼくは生まれたとき、ヘソの緒が三重に巻きついて仮死状態でした。
ぼくを取り上げた助産師さんは自然分娩で取り上げた赤ちゃんの数が日本一という実績を評価され天皇陛下より紫綬褒章を受けています。
その助産師の妹さんは霊能力が強い人物で、ぼくが生まれる前夜に、ある不思議な夢を見たそうです。
荘厳な雲の中から一筋の光が差し込み、白い着物を着た赤ちゃんがゆっくり舞い降りる。そんな夢を見た翌日、ぼくが生まれたのです。
泣きもせず、心臓が止まりそうな状態でしたが曽祖父の祈祷によって一命を取り留めました。
その奇跡を見た助産師姉妹は、曽祖父に弟子入りしました。

曽祖父の跡を継いだ父は、3000人の命を救うということで【三千彦】と改名しました。
その父は35歳のとき、所属団体から抜け出して自分の組織を旗揚げするか迷っていました。
幹部会の席で当時3歳だったぼくは、雪見障子に頭から飛び込みました。
割れたガラスの上で、ぼくは無傷のままニコニコ笑っていたそうです。
その事件によって父の迷いは吹っ切れて独立を決断しました。

ぼくが大学に入学したとき、「おまえはこれからわしより多くの人を救う使命だ。
だから名前を【多加仁】にした」と教えてくれました。
ぼくの名前は、カタカナでできています。【タ・タ・カ・ロ・イ・二】これは芸術家だった父のジョークです。

父が好きだった東京で、ぼくは会社を創業しました。
父の親父は東京人で早稲田大学大学院卒、陸軍の近衛兵でした。ぼくの守護霊には、その人がついています。
曽祖父も祖父も、そして父も創業者です。
だから、ぼくは父の組織に甘んじないで東京に出て会社を創業しました。

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伏吟(律音)が巡る今年

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春分(しゅんぶん)の日は昼と夜の長さがほぼ同じになる日。
文字通り「春を分ける」という意味があり、春の暖かさを実感できる頃。
季節の変化を表す二十四節気のひとつで、夏至や冬至、秋分、立春、立秋などと同じ。
天文学では春の始まりで、日本政府は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として国民の祝日に制定しています。
この春分から数えて7日目にぼくは生まれたわけですから、とうぜん牡羊座ということです。
毎年3月20日ごろから翌月4月19日ごろまでが牡羊座となります。

さて、ぼくが生まれた日は乙巳(きのと・み)です。乙は《陰の木性》で草花を象徴しています。柔軟性があって、仲間を集めて守ろうとします。いわずもがな、今年は乙巳(きのと・み)。
このように、自分の日干支と巡ってきた運気の干支が一致している年のことを、四柱推命では伏吟(ふくぎん)算命学では律音(りっちん)と読んでいます。
これは、自分の生まれ持った性質と社会の流れが一致しているという意味。
つまり、実現したいことと社会から求められる役割が重なっている時期なのです。
年運で伏吟=律音が巡ると普段では成し遂げられないことが成功しやすいタイミングです。
自分の背中を、もう1人の自分が押してくれるそんな強さを感じるのです。

巳は《火性》ですから、草を照らして育てます。
しかし、おなじ乙巳でも春夏秋冬の季節によって性格は大きく変わります。
ぼくは3月下旬ですから春生まれで春の花。
ちなみに…冬だと蕾、夏は雑草、秋はススキという具合です。
これが四柱推命の基本的な考え方です。

理系の人にとっては理解できるけれど的確に伝えるのが難しい。
文系の人にとっては理解するまでに時間がかかるが、分かってしまえば伝えられる。
なので、まず理系思考で捉え、それを文学的に伝える、という二段階のプロセスをやる。
この能力を鍛えれば、四柱推命が楽しくなります。
伏吟(律音)が巡る今年のぼくはこれまでと一味違います。

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どこかで誰かが、勝手に救われていく

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人は何のために働くのか?
どうして仕事を続けなければいけないのか?

『そんなの生活のためだよ』と答える人が多いでしょう。
しかし人は、やりがいや生きがいがないと苦しくてたまらなくなるのです。

「自分はいったい何をすればいいのか?」
そんな相談が毎日寄せられます。

仕事でうまくいかないと他人のせいにして、
「自分は悪くない」と正当化してしまう…そういう価値観の人は、人間関係がこじれます。
とは言え、好きでもなく我慢ばかりの仕事では、誰もがこのような状態に陥るでしょう。

そもそもやりがいのある仕事ではない。
すべては生活のため、と我慢しながら嫌いな仕事をするから、仕事が続かないのは当然。

では、何のために働くのか?

仕事に生きがいを感じないと自分を支える忍耐力が弱まり、
プレッシャーが過度に掛かれば、仕事を辞めることに。

仕事が続かない人は、《続ける理由》が弱いから。
逆に、辞めない人は【続けなければいけない理由】があるのです。

好きなことを仕事にしている人はほんの一握り。
やりがいを見出せない人が多いのは事実。

仕事に不安があるのなら別の違う世界を見てみること。
じつは、ぼくも古着屋をはじめて5年目に、そんな不安を持ったので思い切って占術を学ぶことに。
その世界で出会う人々や占術を学ぶことで知っていく神秘。

学び始めて、すぐブログで発信をはじめ、占いを学んだ翌月からなんと30名の鑑定が入りました。
そこからクチコミは広がり続け、鑑定の依頼が絶え間なくなり、半年後には生徒が10人に。
結果、古着屋の経営不振は占いの収入で挽回できたのです。

これがブログの力です。
違う世界に触れたことで、精神的にも落ちつき、あたらたな夢が生まれ、道が開けたのです。

あなたが、もし「いまの仕事では将来が不安」
そんな悩みを抱えているのなら、占術を学び自分の本質を知ることで解決するかもしれません。

「いまの仕事が続きそうにない」と悩んでるのなら、
未来に希望が持てるよう、生き方にイノベーションを起こすべき。

人生を変えたいのなら、占いを勉強すること。そして、学んだ知識をブログに書いて配信する。
これがオススメです。

占い師になったら、ブログを書くことで充実した毎日が過ごせ、
ブログを書くことで、読んだ人たちが必ず救われてしまうのです。
救いの自動販売機、それが占い師のブログです。

自動販売機と一緒で、誰が読んでるかわかりません。
あなたの家の前に、自動販売機があったとして、いつ誰が買ったかわからないけど、
鍵を開けてみると、そこに小銭がジャラジャラ入っている。

必要経費は電気代のみ。

しかもブログは、飲み物の自販機と違って、読んだ人の傷を癒し、落ち込んだ気持ちを励まし、乾いた心を潤します。

どこかで誰かが、あなたの知らない場所で勝手に救われていく。
それがブログの効果であり、運が良くなる徳積み行為である。

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他人に嫉妬せず、感謝を忘れないこと

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今日は、幸せになる人と成功する人との共通点を探してみましょう。幸せになる人と成功する人、彼らは似ているのです。それは、ねたみ・そねみの感情が弱く、自分のやるべき使命を全うしている、という点です。幸せな人や成功する人は、第三者から嫉妬されます。でも、自分が誰かを嫉妬するなんてしません。

「ねたみ」とは、他人の幸運や長所をうらやんで、その邪魔をしたいという気持ち。
「そねみ」とは、他人の幸運や長所を見て、自分にそれがないと不満に思い、相手に悪いことが起きればいいのにと願う気持ち。「妬み」はやきもち。「嫉み」はヒステリー。両方合わせて「嫉妬」になります。

嫉妬が強いと、なかなか成功できないんです。なぜなら、嫉妬心から生まれた成功願望は、陰の気を発するからです。嫉妬する人は、無意識に「自分が成功すると嫉妬される」「幸せになると嫉妬される」と思っているのです。

頭でそう考えるのではなく、心のなかで思っている感情です。だから、「嫉妬されるくらいなら不幸でいい」という発想につながるので、成功しないんです。しかも、陰の気を発するので、えげつない人脈が集まってきます。周囲が、嫉妬しやすいタイプの人で構成されてしまいます。

富を得ることだけが、幸福ではありません。喜びを分かち合える仲間が、最高の財産なのです。嫉妬やひがみのないシンプルな関係です。

世間には、政治一家とか、事業一家という、家系がありますよね。そうした家系は、先祖代々お墓を大切にして、先祖供養をきちんとやっているから『徳分』や『福分』があるのです。生まれながらの『福分』は、四柱推命や紫微斗数という命理占で分かります。

『徳分』とは、目に見えない幸運の貯金です。芸能界だって、美貌と才能だけでは成功しません。前世の徳分が必要なのです。それが美人や天才に、生まれ変わる要素なのです。

人気のある女優やアーティストという人たちは、前世で僧侶やシスターで、神仏に仕えた人が多いのです。前世で神に仕えた人が、今世で成功しているわけです。

ぜひ次の世では、いまよりも美貌と才能に恵まれて生まれたいですよね。もちろんそれは可能です。今の世を、精いっぱい生き抜くことです。現実逃避をせず、課題から逃げないで、やるべきことをやるのです。他人に嫉妬しないで、自分の人生を楽しむのです。

それにはまず、感謝を忘れないこと。「感謝しろ」と言っているのではありません。感謝なんて、意識してするものではありません。ただ、感謝を忘れてはいけないんです。

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小さい失敗をするほど、経験や知識は増えていく

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先日のグルコンで、「ヴェルニのスートで失敗してしまいました。私はもうダメでしょうか?」という質問がありました。ヴェルニとは電話占い最王手の会社で、ほしよみ堂は15年ほど業務提供しています。

たしかにヴェルニは、デビュー最初の10日間、ピックアップ期間となっており、めちゃくちゃお客さんがきます。最低でも5人は来るし、多いと12人と言われています。でも、スタートダッシュで失敗する人がいるのも事実。

なぜ成功する人と、失敗する人がいるのか。その差は、なんなのか?じつはその原因の9割が、考え方とマインドにあるのです。

「どうしても失敗したくない」「最初から成功したい」という声を聞きます。

答えから言うと、失敗をしない成功など、ありえません。成功は結果であり、その礎に失敗が多数あるのです。だから、失敗を恐れたり、極端に嫌がったりしていたら永遠に成功は訪れないわけです。

若者は失敗を恐れず、チャレンジすべきである、という言葉は聞き飽きているのではないでしょうか。やったことがない領域に挑むとき、その方法や失敗例などを確認して、いろいろ仮説を立てる人がいます。しかし、それはすべて他人が過去にやった情報なのです。あなたが成功するかどうかは、実際やってみないとわかりません。

大事なのは、あなたが新しいことをやろうとしたとき、フットワーク軽く動けるかどうか。やらなくちゃと分かっていても、行動に移せないのが人間の弱さ。腰の重さというのは、失敗経験の量によって変わります。つまり、失敗が少なくて、恥をかいた経験が足らない人は腰が重くなるのです。

「恥ずかしい自分を見られたくない」という防衛の心理は、誰もが持っています。しかし、保守的で臆病な気持ちが強いと、腰はどんどん重くなっていくものです。

失敗をしたところで、その恥ずかしさは瞬間であり、すぐに慣れてしまいます。失敗のメリットは、正しい情報と反省が得られること。失敗のデメリットは、わずか一瞬の恥を味うだけ。

あなたが頑固でなく素直であれば、失敗したとき、親切な人が優しく問いただしてくれます。何かに取り組めば、必ず失敗は経験します。失敗しても、気持ちを落ち着かせて詳しい人に礼儀ただしく質問し、教えていただいたあと、感謝の言葉を三度言うこと。

意識すべきは、なるべく感情を抜いて、専門家や先輩に教えを請うことです。
「こんな質問したらマヌケだと思われないか」と勘ぐるかもしれませんが、何度も同じ失敗を繰り返さなければ、評価が落ちることはありません。小さい失敗をすればするほど、経験や知識は増えていきます。

逆に、慎重にしているだけで、機会は逃げていくでしょう。歳を取れば取るほど、失敗に対する恐怖の心はますます強くなっていきます。まるで批評家のような思考になり、生意気な態度が身についてしまうでしょう。言いわけや欠点探しが癖となり、成長しない人間が完成します。

苦手なことや、理解ができないことをやるとき、できない理由を言って抵抗するのをやめませんか?
さっさと行動に移して形にすれば、次のステップに進むことができます。そのほうが楽しいですし、報酬もどんどん増えていきます。

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やっかいな正義感は なるべく持たないほうがいい

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【一問即答・占い編】
肥満と檜原、モテるのはどっち?
ママタルトの人生のピーク、勝手に占ってみた。(後編)

https://www.youtube.com/watch?v=DkTzQ2Ej6x8

前編に引き続き、はやくも後編がアップされました!

ぜひコメントを書いて、応援してくれませんか?

やっかいな正義感はなるべく持たないほうがいい

いまから25年ほど前、ぼくは正義感を捨てました。正義感って聞くと、素晴らしいものだと思いがちです。でも、この正義感というのは、それぞれ質が違うのです。

じつは、争いの原因は、正義感のぶつかり合いなのです。喧嘩や争いは、すべて『自分が正しい』という感情から生まれるのです。夫婦喧嘩や恋人の喧嘩、家族や職場、友達との喧嘩、誰しも経験しているはずです。

ぼく自身、二度の結婚と離婚を経験し、もちろん夫婦喧嘩は数え切れません。そのたびに、相手に憎しみを持ったり、自分を正当化させたりしました。

ぼくは30代前半に、そうとう考え抜きました。
「なぜ自分を正当化させるのか」「なぜ他人を否定しちゃうのか」

その理由は、自分を否定してしまうと、自我が崩壊してしまって、自身を見失ってしまうのでは、という恐怖心から来ている、と思いました。つまり正義とは、自分自身を守る防衛本能ではないかと。

ちなみに、困っている人を助ける行為は、正義とは関係のない感情だと思います。困っている人を助けることが、正しい道だから助ける、でありませんよね。困っている人を助けたい、弱い人の力になりたいという、その人を思う気持ちは、正義とは違うんです。

正義とは、相手に押し付けようとする、自分の価値観です。

たとえば、ぼくは酒を飲みます。ある人から、お酒は身体に悪いから、毎日飲むのはおよしなさい、と言われたとしましょう。この人が言っているのは、ぼくの身体を心配して酒をやめろ、という正義ですね。

ぼくにとってお酒は嗜好品で、ストレス解消の立役者です。なるべく人に迷惑をかけないよう、飲みすぎには注意しています。甘いものをたくさん食べる人や、タバコを吸う人よりも健康です。

人間は誰も完璧ではないのに、他人への要求はしてしまう。このやっかいな正義感は、なるべく持たないほうがいいです。自分が生きて行く上で、出来ること、出来ないことを把握する。

道端にゴミを捨てる人を見て、あなたはどう思いますか?
ぼくはですね、「美意識が欠如した環境で育ったんだな」と哀れむだけです。

挨拶しない人を見て、あなたはどう思いますか?
「シャイなのかな?コミュ障かもしれないよね」と思って、距離をとります。

仕事をサボる人や、時間にルーズな人を見て、あなたはどう思いますか?
「向上心が薄い人なんだな」と、ぼくは認識するだけです。

そして、それと同時に、「許せないことなのか」「自分はそれをしないか」という発想をします。そういう思案によって、怒りとか苛立ちを感じなくなり、まぁしょうがないよね、となったりします。

自分の中に育くまれた正義感を、少しずつ整理するといいでしょう。嫌な行動を見てしまったり、自分の考えと違う意見を聞いたら、「そういう人も多いんだ」「世界って広いな、人間って多様だな」と感心するのです。

いつも帰りが遅いパートナーに、文句を言いたくなったら、どうしても遅くなるものなのか?遅くなるのはなぜ駄目なのか?自分は大きな損害を受けるのか?という感じで分析してみます。冷静に考えるだけで、争いは避けられるからです。

夫婦であっても親子でも、人それぞれ価値観は違います。上司と部下も、もちろん価値観は違います。自分の価値観を主張すると、必ず争いが起こります。似たような価値観同士が結託し、違う価値観を攻撃したら戦争になります。

相手の価値観を尊重する。
そんな習慣を身につけておくと、「許せない」という感情が起こらないので、争いは起こらないわけです。

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日々の会話でコミュ力を磨き、語彙を増やす

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「私は頭が良くありません。どうしたら賢くなれますか?」
という質問があったのでお答えしたいと思います。

一般的に「頭がいい」と聞くと、勉強ができて難しいことを知っている、というイメージを抱く人が
多いかもしれません。しかし大人の社会では、勉強ができることと頭の良さはイコールではないのです。
学歴が高くても、コミュニケーションが苦手だとか、うっかりミスが多かったりすれば、要領が悪い人と思わるからです。

普段からたくさん人と話してコミュニケーション能力を磨き、さらにボキャブラリーを増やす

頭がいいと褒められる人は、コミュニケーション能力が高く、行動に無駄がありません。ようは、頭がよく見える振る舞いを心がけているのです。

仕事でトラブルが起きたとき「きっと誰かがやってくれる」と逃げてしまう人いますよね。しかし頭が良い人は、「どうしてそうなったのか」という原因を突き止め、今すべきことは何かを、意識しようとします。論理的に考える癖がついていて、トラブルが起こっても解決を導き出せるのです。

優先順位が意識できるので「先にすべきこと」と「今やらなくていいこと」を見分けられ、効率よく仕事をこなします。頭が良くなるとスケジュール管理が得意になり、仕事とプライベートの両立を柔軟に対応できます。優先度をすばやく判断し、必要に応じて変更させるのが機転の利く人です。

また、相手の身になって考えられるのも賢い人の特徴ですよね。誰かに意見を伝えるとき、主観的な発言をしないので頭が良く見えるわけです。逆に、自分の意見ばかり主張すると頭が悪く見えるのです。

つまり、周囲から一目置かれるのは、説得力が関係しています。組織をつくってリーダーになる人たちは、広い視野を持っているのでリスク回避ができます。予想外のアクシデントが起こると、パニックになってしまうようでは人の上には立てません。

知性のある人は冷静ですが、なぜかというと予測を立てるからです。要領が悪い人は、頼りない話し方をします。しかし、仕事のできる人は知的な話し方をします。要点をまとめるのが上手で、話が脇道に逸れても「では、そろそろ本題に戻ろうか」と、方向性を正せるので司会や進行役を任せても安心です。

頭の悪い人は、大事な話をさえぎったり、まったく別の話で盛り上がってしまいます。その理由は、本筋を理解できないからでしょう。

人の気持ちを汲み取り、周囲の話題に耳を傾け、黙って聞いていていざという時に発言する。それができると、頭がいい人に見えるのです。難しい専門用語を使わないで、誰もがイメージできるような分かりやすい例え話で説明する。

頭がいい人になりたければ「どう言えば相手に伝わるか」という意識を持って話すこと。そのマインドがあって、さらにボキャブラリーを増せば、伝わりやすい説明ができます。普段からたくさん人と話してコミュニケーション能力を磨き、さらにボキャブラリーを増やす。

頭を良くしたいのなら、まず、頭のいい人をよく観察しましょう。
「どうしたら、あの人のように頭が良くなるのか?」という姿勢で、質問を投げかけるのです。

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シャイで口下手の人が占い師になる方法

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BRUTUSの公式チャンネルでYouTube動画が公開されました!

【一問即答・占い編】
M-1ファイナリスト・ママタルト、勝手に占われる。(前編)

https://youtu.be/Ys22vPrs_y4?feature=shared

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Twitterでも告知していますので、拡散のご協力をお願いします。

また後編もありますので、どうぞお楽しみに!

シャイで口下手の人たちが、どうやって占い師になったのか

占いが好きなんですが、口下手でも占い師になれますか?という質問をよくされます。
日本人は、他のアジア諸国や欧米人と比べて、かなり口下手ですよね。性格的にシャイだからでしょう。

シャイで口下手な人は、プライベートでも心を許して会話ができないようです。
「自分は口下手だ」と思っているがゆえに、職場や友達との会話が億劫に感じてしまうから。

「好かれていない」
「嫌われているような気がする」
「自分が失礼な発言をしているのかもしれない」
など、口下手な人は、『相手との人間関係が作れない』と思ってしまうようです。

シャイで口下手な人は、周りからどう思われるのか、気にしすぎる傾向があります。

自分が人からどう見られている?
嫌われているんじゃないか?
信頼されてないのでは?
自分は劣っている?

と、このように、周囲の目を気にしてしまう性質があります。
自分の発言に対して、「人からバカにされたくないし、恥をかきたくない」と強く思ってしまうと、自分の気持ちを上手に話すことができなくなります。

また、話題が豊富じゃないから、何を話していいか分からない、という人もいます。話題が少ないと会話が続かないですし、「自分と話していてもつまらないと思われそう」と考えてしまい、さらに人と話せなくなって自信がなくなります。

人は口下手になると、認知機能が弱くなるので、感情の抑制が苦手になります。正しい選択ができなくなり、依存症や自傷に向かう危険性もあります。

仕事では、上司に報告や提案ができず、「仕事ができない奴だ」と思われてしまうでしょう。報告や提案をうまく伝えられないため、「何を考えているかわからない」と、評価されなくなり、昇進や昇給のチャンスを逃しまくります。

また、口下手な人が先輩の立場になると後輩に正しく仕事の指示ができず、ミスが多発してしまいます。口下手な人は「上手に話さないといけない」という強迫観念を持つため、話がやたらと回りくどく、しかもわかりにくいです。

では、なぜ、シャイな性格で口下手なのに「占い師になりたい」と思うのでしょうか?そもそも口下手な人は占い師に向いていないのか?もともと口下手の人でも、占い師になって成功したパターンがあります。

彼らは、ぼくの指導を受けて、ブログを書いたのです。ブログで発信することが頭の中を整理するからです。ぼくが毎日、こうしてメルマガを書くのも、口下手予防のためなのです。

口下手な人は、自分に対してプレッシャーを与えてしまうので、会話の単語を拾って、その一言に気持ちが持っていかれる、という傾向があります。それを許してしまうと、見当違いな言葉に気が取られて、主旨からずれてしまいます。

なので、まずは会話の全体像を想像し、どの方向へ向かっているのか考える。思考を整理したうえで、適切な単語を見つけ出せば、会話は上達します。上手に話そうとする前に、相手の話に興味を持って聞くこと。無理に自分が話そうとせず、相槌の練習からはじめましょう。

相手に気持ちよく話をさせて、聞き上手になるのです。沈黙を怖がらず、落ち着いてゆっくり話す。沈黙の時間があっても無理して話そうとしないこと。会話というのは、適度な沈黙がスパイスなのです。

心の中で落ち着いて理解し、会話を組み立ててから、はっきり伝えることが大切です。そして、本音をまとめてはっきりと声に出して明瞭に伝える。この繰り返しによって自信を持てるようになり、口下手から脱却できるのです。

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人材育成の達人は、成果が出た時に評価する

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昨今の人材育成のトレンドに、『部下を褒めて育てる』という方法があります。しかしながら、積極的に褒めているけど、なかなか部下の反応は鈍いもの。実際には、「褒めても成長しない」という悩みを、社長さんやマネージャーさんから相談されます。

ぼくは昔から部下を育てる時、ピグマリオン効果を活用しています。ピグマリオン効果とは、ロバート・ローゼンタールというアメリカの教育心理学者によって、提唱された心理的行動です。ピグマリオンとは、ギリシャ神話に出てくるキプロス島の王で、彫刻家でもあります。

彼は現実の女性に失望し、みずから彫った像に恋をし、人間になることを願いました。それを不憫に思った愛の女神アフロディーテがその像に命を吹き込む、という神話です。映画『マイ・フェア・レディ』の元ネタで、バーナード・ショーによる戯曲『ピグマリオン』はこの伝説から書き起こした作品です。

ちなみに、『教育期待効果』とも『ローゼンタール効果』とも呼ばれます。たとえばスポーツチームがあります。そのコーチが選手に「君はもっといいプレーができる」と期待をすればするほど、その選手は努力をするようになり、コーチの期待に応えるプレーをします。

このピグマリオン効果の反対が『ゴーレム効果』です。コーチが期待していない選手は成績が伸びることはありません。また、ピグマリオン効果と似ている『ハロー効果』というのがあります。似てはいますが、根本が違うのです。

ピグマリオン効果は、期待する態度をとり続けることで、実際に期待した通りにふるまい、結果に応えるという教育心理術です。わかりやすくいうと、雰囲気がよくて、顔が整った男性は仕事ができる、と感じてしまう感覚はハロー効果です。

使い方を間違えると悪影響を与えるリスクもあります。たとえば、仕事の能力が高くて、成果を出しているけれど、協調性が低い社員っていますよね。もし彼の業績を過大に評価すると、人物面での評価も高くされてしまう。彼をマネージャーに昇格したらパワハラやモラハラを繰り返し、退職者が増えてしまった。そんな上司は、業務を時間内でこなし、定時に帰る社員がいたら、「あいつは一生懸命やっていない」などと低評価を下してしまうかもしれません。このように人事の現場では、ハロー効果によるデメリットを把握しておかねばいけないのです。

部下を育てたいのなら、ある程度の裁量を与えること。「期待しているよ」と声を掛けつつ、上司が細かく指示を出していたら信じて任せているとはいえません。過保護にならないで、裁量を与える場面では細かく指示を出さないのが有能な上司です。

ハロー効果はその人の特徴から全体を判断してしまう心理ですが、ピグマリオン効果は相手の期待に応えるために自分の行動を変えようとする心理です。ハロー効果は、評価エラーを起こしかねません。でもピグマリオン効果は、期待以上の成果を出す可能性があります。

失敗してもいいので、自分でやらせて失敗させて、なぜ失敗したのかを考えさせる。でも、ちゃんと成果が出たら褒めるのです。能力や才能を褒めるのではなく、成果が出た時にだけ褒めるのです。人間の多くは偽善者なので、だいたい性格とか才能を褒めがち。でも、人材育成の達人はそこが違うのです。


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