コラム/原宿の占い師 中島多加仁 紫微斗数占い

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気合や根性を手放して、設計による継続を

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今日は、少し時間を使って、今年の話をさせてください。
昨年、ぼくは【ほしよみ堂】を10店舗増やしました。
数字だけ見れば、勢いがあった一年です。

でも、内側にいた人間からすると、決して楽な一年ではありませんでした。



「増やす」ことは、エネルギーを使う

「増やす」というのは、楽しい反面、大きなエネルギーを消費します。

・人材の問題
・現場の調整
・判断の連続

担当者が水面下で、かなりの仕事をしてくれています。
だから今年の最優先事項は、
昨年増やした10店舗を、すべて黒字化させること。
ここを、何よりも大事にします。
見るのは、売上だけではありません。

・粗利
・現場の安定
・人の定着

「数字が出ている」だけでなく、ちゃんと続く形にする。
それが、今年の仕事です。

直営は3か所だけ出す

その上で、直営は3か所だけ出します。
福岡、仙台、広島
理由はシンプルです。
この3か所は、すでに占い師が集まっているから。
「出せば伸びる」ではなく、拠点として意味がある場所。
数を追わず、意味を取りにいく。
今年は、そういう出店をします。

拡大はフランチャイズに任せる

それ以外の拡大は、フランチャイズに任せます。
直営と違って、フランチャイズは支え合う前提で始められる。
最初から、一人ですべてを背負わなくていい。
仕組みがあり、看板があり、相談できる相手がいる。
これは、甘さではありません。
挑戦を続けるための設計です。

姿勢や行動の差が、結果の差になる

ただし、支え合いには条件があります。
それは、「自分も場を支える側に立つ」という意識。
助けてもらうだけの人は、長くは続きません。
でも、助けを力に変え、現場に返せる人は、必ず伸びていきます。
フランチャイズは、守られる立場ではなく、育っていく立場。
支え合う前提があるからこそ、姿勢や行動の差が、はっきり表れるのです。
同じ条件で始まっても、結果には大きな差がつく。
その差は、才能でも運でもありません。
日々の向き合い方です。

支え合いを「安心」に変えられる人。
そして、いずれは誰かを支える側に回れる人。
そういうオーナーが、最後まで残ります。

今年の目標①12冊出版

そして今年はもう一つ、はっきり決めていることがあります。
本を12冊出します。
これは夢や目標というより計画です。
ぼくの仕事は、占い鑑定だけではありません。
言葉を通して、考え方や視点を世の中に渡すこと。
それも、重要な仕事です。
言葉を出さなくなった瞬間、思想は止まります。
だから今年は、意識的に、外へ出し続けます。

今年の目標②歴史小説を書く

さらにもう一つ。
実は今、歴史小説を書いています。
完成したら、どこかの賞に応募するつもりです。
受かるかどうかは、分かりません。

でも、世に出す前提で書くことそのものが、
自分を一段引き上げる。
評価を、自分の手元から離す。
それも、今年のテーマです。

利益と安定の2026年

今年を一言で表すなら、
『数を増やすより利益と安定をつくる』
そういう一年です。

昨年出した10店舗のうち、すでに6店舗は黒字化しました。
残りの4店舗も、夏までには黒字化するはずです。

積み上げ型の一年へ

書籍は、KindleとAmazonのオンデマンド出版。
元手は、ほとんどかかりません。
出せば出すだけ、利益化するのです。
つまり今年は、無理に賭けをしなくていい年。
すでにあるものを、丁寧に磨いていけばいい。

店舗は、赤字を埋めにいく段階から、利益を積み上げるフェーズへ。
書籍は、一冊一冊が小さな資産になっていく。

どちらも共通しているのは、「積み上げ型」だということです。
つまり今年は、無理に賭けをしないで、すでにあるものを磨いていけばいい年。

静かに、でも確実に強くなる

派手さはありません。
でも、確実に強くなるやり方。
今年は、一発逆転を狙う年ではありません。
静かに、でも着実に、足場を固める年。
気合や根性を完全に捨てて、設計による継続を。
それが、今年のテーマです。

星読み師taka(中島多加仁)

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【成功するためのマインド、占い師の心得をメールマガジンで受け取る

挨拶できない経営者の店は、静かに人が減っていく

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今日は、フランチャイズという仕組みについて、
少し長めに整理して書いておこうと思います。
この文章は、フランチャイズオーナーだけに向けたものではありません。
フランチャイズ店に所属している占い師の方。
そして、「いつか自分もフランチャイズをやってみたい」
と考えている方にも、共通して読んでほしい内容です。



フランチャイズは「楽な制度」ではない

まず、はっきりさせておきます。
フランチャイズというのは、「楽に店を持てる制度」ではありません。
また、「看板を借りて商売ができる仕組み」でもありません。
フランチャイズとは、空気と責任を引き受ける立場です。

売上や集客、数字の話はもちろん大切。
しかし、それ以前に、その店に流れる空気は、
オーナーや関わる人たちの姿勢によって決まります。

・挨拶。
・言葉づかい。
・距離感。
・日々の、ちょっとした振る舞い。

そうした目に見えない部分が、お客さまの居心地や、
占い師同士の関係性に、強く影響していきます。
これは精神論ではありません。
長く現場を見てきたうえでの、ごく現実的な話です。

フランチャイズオーナーに向けて

オーナーという立場は、守られる側ではありません。
誰かが何とかしてくれる側でもありません。
むしろ、何かが起きたときに、最初に矢面に立つ立場です。

・所属占い師の不安や迷い。
・現場の空気の乱れ。
・小さなトラブル。

それらを真正面から受け止め、判断し、整えていく。
それが、オーナーという役割です。
だからこそ、FCオーナーという立場は、簡単ではありません。

フランチャイズ所属占い師に向けて

一方で、その店に所属している占い師の方にも、
知っておいてほしいことがあります。
自分が、どの店に所属しているのか。
その店の空気が、どう作られているのか。
それは、自分の鑑定の質や、お客さまとの関係にも必ず影響します。
店は、単なる「場所」ではありません。
人の集合体です。

だから、所属している立場であっても、
挨拶や姿勢、場への向き合い方は、無関係ではないのです。

フランチャイズを目指す人に向けて

これからフランチャイズを目指したいと考えている方へ。
フランチャイズは、逃げ道ではありません。
近道でもありません。
ですが、覚悟を持った人にとっては、大きく成長できる立場です。
責任を引き受けるからこそ、視座が上がり、見える景色も変わる。
人として、一段階、鍛えられるでしょう。

役割と責任を尊重する関係へ

ぼくは、すべてのフランチャイズ店に、発展してほしいと思っています。
これは本心です。

しかし同時に、すべてを同じ熱量と距離感で背負い続けるフェーズは、
少しずつ終わりつつある、とも感じています。
これからは、役割と責任を尊重する関係へ。
それは冷たさではありません。
長く続けるための、健全な形です。

慢心から生まれるもの

立場が上がるほど、責任は増えます。
その現実を理解したうえで、それでも前に進める人は、必ず伸びます。
年のはじめに、この前提だけは、共有しておきます。
このメルマガを読んでくれればいいのですが、
人間はすぐ、慢心してしまうものです。
オーナーの没落は、慢心から生まれるのです。
「慢心しないで、謙虚でいてほしい」
という言葉を、直接お伝えすることができません。

だから、こうしてメルマガで書いてみました。

行動する人だけが、前に進む

発展していくオーナーは、今日のメルマガを読んで、行動を起こすはずです。
それは、ぼくへの連絡かもしれないし、姿勢の変化かもしれない。
現場の空気を整えることかもしれません。
どれであっても、それが「答え」だと思っています。

挨拶できない経営者のもとに、人は集まらない

ただ一つだけ、はっきり言えることがあります。
挨拶できない経営者のもとには、良質な人材は集まりません。
「いい人材が来ない」という嘆きの裏側には、
経営者自身の姿勢や、基本的なリテラシーの問題が隠れていることが多い。
これは理屈ではなく、現場で何度も見てきた事実です。

今年も、それぞれの立場で、それぞれの責任を果たしていきましょう。



星読み師taka(中島多加仁)

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占い師は毎日が休みだから、 あえて休みを欲しがらない

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正月三が日も終わり、今日から仕事という方もいれば、
元旦から鑑定三昧だった、という占い師も多いかと思います。

ということで今日は、
「1日に1人もお客さんが入らない時のマインドセット」
― 坊主に対する考え方 ―

こちらの動画をおすすめします。

https://www.youtube.com/watch?v=Sj8nFEB52j0

そもそも、ぼくら占い師に休みなんてありません。
なぜなら休日でも、必ず誰かから相談を受ける。
それが人気の証明でもあります。



人気占い師に完全な「休み」はない

これは精神論でも、根性論でもなくて、職業構造の話です。
ぼくは若い頃、毎年のように31日も元旦も必ず鑑定を受けていました。
理由は、とても単純です。
年の切り替わりは、人の心がいちばん無防備になる瞬間だから。
一年を振り返り、失ったものを思い出し、これから先を想像して、不安になる。

普段は理屈で生きている人も、強がっている人も、
年末年始だけは、心のガードが外れる。
だから人は、占い師を探すのです。
それは、弱い人だからでも、依存心が強いからでもありません。
節目に立ったとき、人は誰かに確認したくなる。
それが、人間です。

鑑定をしなくても、相談は来る

いま、ぼく自身は鑑定を受けることは、ほとんどありません。
それでも、大晦日や元旦になると、必ず起きることがあります。
たくさんの「あけましておめでとうございます」という挨拶。

そして、その中に必ず混ざってくる相談事例。
・ちょっと聞いてほしい
・これってどう思いますか
・実は今年、不安で

明確に「鑑定してください」と言われなくても、
相談は自然に流れ込んでくる。
これが、占い師という仕事のリアルです。

占い師は「思い出される存在」

占い師は、鑑定台に座った瞬間だけ占い師になるのではありません。
「思い出される存在」であること自体が、仕事なのです。
だから、
「今日は休みだから」
「今日はオフだから」
と、心まで閉じてしまうと、流れも一緒に止まります。
逆に、休みの日でもアンテナを下ろさないからこそ、相談は集まる。

これは、努力の問題でも、才能の問題でもありません。
姿勢と意識の問題です。

「休みが欲しい」は占い師の価値観ではない

ここで、はっきり言います。
「休みが欲しい」という価値観は、占い師のものではありません。
それは、

・サラリーマン
・フリーター
・専業主婦

つまり、時間を区切って生きる人の発想です。
もちろん、それが悪いわけではありません。
ただ、占い師とは別の生き方だというだけです。

占い師は「信頼を預かる仕事」

占い師は、時間を売る仕事ではない。
シフトに入る人でもない。
信頼を預かる仕事です。
だから、完全に切り離された休日は存在しません。
それを辛いと感じる人は、この仕事が、どんどん苦しくなる。
でも、誇りだと思える人は、年数を重ねるほど、楽になっていくのです。

占い師に必要なのは「休み」ではない

占い師に必要なのは、休みではありません。
信頼の循環です。

・この人なら聞いてくれる
・この人は受け止めてくれる
・節目には、この人に

そう思われるかどうか。
年末年始に相談が来るというのは、
忙しいことではなく、選ばれている証拠です。

坊主の日は、失敗ではない

逆に、坊主の日も同じです。
1日に1人もお客さんが来なかった。
これは、失敗ではありません。
占い師としてダメな証拠でもない。
問題なのは、坊主の日を理由に、このような行動をとることです。

・待機を減らす
・現場から降りる
・自分を否定しすぎる

毎日売れる人がプロなのではありません。
坊主の日でも、立ち続けた人がプロです。

占い師とは、どんな仕事か

占い師とは、「休みがある仕事」ではありません。
「必要とされ続ける仕事」です。
その感覚が薄いなら、この仕事はつらい。
でも、その覚悟を引き受けた人にとっては、これほど意味のある仕事はありません。

人生の節目で、思い出される人になる

ぼくは若い頃、年末年始に鑑定を受ける占い師たちの姿を見て、
この仕事を学びました。
だから今も、大晦日や元旦に相談が混ざることを、自然なことだと思っています。
占い師とは、時間で区切られる人ではない。
人生の節目で思い出される人です。
ここを引き受けた人だけが、この世界に残っていきます。

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謹賀新年2026年は 丙午(ひのえ・うま) 「火が極まる年」です

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新年あけましておめでとうございます。

……とはいえ、ぼくら東洋占術家にとって、
元旦は「区切り」であって、本当の年明けではありません。
紫微斗数では旧暦元旦、四柱推命と九星気学では立春が年の切り替わり。
つまり、2026年はまだ完全には始まっていない。
それでも——今日という日は特別です。
なぜなら、心が切り替わる日だからです。



干支と九星は、役割が違う

2026年は一白水星で丙午(ひのえ・うま)。
干支とは、避けられない大きな流れ。
九星は、その年・その人の「立ち回り方」を見ます。
どう動くとよくて、どんな態度が吉か。
勢いか、慎重さか前に出るか、裏で整えるか。

つまり——戦い方・使い方です。
たとえば一白水星なら、静かに流れを読む、
水面下で準備する、情報・知恵・人脈を活かす。
九星は、自分でコントロールできる部分です。

天候と装備の関係

はっきり分けると、

干支=空・天気
九星=歩き方・装備

となります。
たとえば、丙午の年は、「火事が起きやすい天候」。
でも一白水星の年は、「水をどう使うか」が問われる。
同じ年でも、

・火に焼かれる人
・火を燃料に飛ぶ人

が出る理由は、九星の使い方が違うからです。

よくある、危険な見方

よくある間違いがあります。

「干支だけ見て怖がる。」
「九星だけ見て楽観する。」

これは、どちらも違います。

「干支で現実を直視し、九星で戦略を立てる。」

これが、東洋占術の正しい使い方です。

干支=逃げられない流れ、何が起きるか
九星=選べる行動、どう生きるか

だから、占いとは未来を当てるためではなく、
未来に対処するためのものです。

一白水星という「水」

一白水星は、文字通り「水」の星です。
水は、低きに流れ、形を持たず、しかし——
もっとも遠くまで届く力を持ちます。
火の干支に、水の星。
これはつまり、勢いだけでは生き残れないという配置です。
声が大きい人、目立つ人、派手に動く人ほど、火に煽られて消耗しやすい。
一方で、静かに考え、水面下で準備し、流れを読める人は、火を制御できる。

「怖れ」を知っているかどうか

一白水星は、「知恵」と「怖れ」の象徴でもあります。
怖れを知らない人は、無謀になってしまうでしょう。
しかし、怖れを知っている人は、判断が深くなる。
だから2026年は、感情で動く人より、構造を理解している人。
ノリで決める人より、一度立ち止まれる人。
この差が、結果として大きく開いていきます。

丙午という「火」

水は、火を消すこともできるし、正しく使えば火を活かす。
丙は火であり、午も火。
火の性質が二重に重なる干支です。

火とは何か。それは——
情熱、衝動、破壊、再生、そして「表に出る力」。
隠していたものが、隠しきれなくなる年です。
誤魔化していた人は一気に崩れ、腹を括ってきた人は燃え上がる。
はっきりと、差がつく年です。

丙午が怖がられてきた理由

歴史的にも、丙午は極端な年として語られてきました。
有名な迷信もありますが、あれは迷信というより、集合無意識の警告。
「生き方を誤ると、火に呑まれるぞ」と言われているのです。
ただし、火は怖いだけではありません。
火がなければ、料理もできないし、鉄も鍛えられない。
火は文明を生み、人を前に進める力でもあります。

厳しさと飛躍が、同時に来る年

つまり2026年は、迷っている人、準備不足の人、
誰かのせいにしている人にとっては、過酷な一年。

そして、学び続けた人、覚悟を決めた人、
自分で人生を握る人にとっては、人生が跳ねる一年です。

偶然は、起きません。
この年にうまくいく人は、2025年までに下地を作っています。

知識、技術、体力、人脈、資金、運の使い方。
それらを積み上げてきた人だけが、火を味方にできます。
だから、占いは必要なのです。
未来を他人に委ねないために。
運を感覚論で扱わないために。

運は「鍛えられる」

運は、鍛えられるものだと考えています。

才能ではない。
血筋でもない。

知って、使って、積み重ねた人のものです。

2026年を、燃やされる側で終えるか。
それとも、燃やす側で生きるか。
その分かれ道は、もう始まっているのです。

今年も一緒に、現実的に。徹底的に。
運を、底上げしていきましょう。

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。


—— 星読み師☆taka

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この一年で10店舗、その裏で起きていたこと

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今日は大晦日なので、今年を振り返ってみます。

乙巳であり、同時に二黒土星の年でした。
ここが、今年をいちばん正確に言い表します。

二黒土星は、いたって地味で、派手に動く星ではない。
支える星です。

乙巳で表に出る出来事は多く、人・店舗・判断、どれも騒がしい一年でした。

でも、二黒土星が重なっていたから、一つ一つが軽くないし、全部が現実的でした。


数字よりも、人の話ばかりだった一年

二黒土星は「人の星」です。
だから今年は、数字よりも計画よりも、人の話ばかりでした。

・誰を入れるか
・誰に任せるか
・誰と距離を取るか
・誰が戻ってくるか

二黒は、人間関係を曖昧にさせません。
表面上うまくいっていても、根が合わなければ歪みが出る。
今年は、それがはっきり形になりました。

一年で10店舗という現実

一年で10店舗。
これも二黒土星的です。
派手に跳ねたというより、地面がじわじわと広がった。
土台が広がれば、管理も重さも増える。
でも逆に言えば、ここまで踏み固めた土は、簡単には崩れない。

あとから強さがわかる年

【乙巳 × 二黒土星】
この組み合わせの正体は「覚悟を地面に刻む年」
乙巳が皮を剥がし、表に出させ、二黒土星がそれを、現実として受け止めさせた。
二黒土星の年は、振り返ったときにあとから強さがわかる。
今年は、まさにそういう一年でした。
あとは静かに、年をまたぐだけです。

今年のはじまりと、象徴的な出来事

今年のはじまりは、とても象徴的でした。

まず1月。
赤羽ウサギさんが、本部の正式スタッフになった。
ここから、はっきりと流れが変わりました。

そして10月。
七年ぶりに、赤峰パメラさんが戻ってきた。
これは、ただの「復帰」ではありません。
去った人も多かった年だからこそ、戻るという選択の重さが、はっきり浮き彫りになりました。

石井貴士さんと知り合ったことも、大きな出来事でした。
視野も人脈も広がり、スケールの話も増えました。

ただし、道を示してくれる人はいても、決めるのは自分。
背中を押してくれる人はいても、前に立つのは自分です。

増えた数より、増やさなかった判断

今年、ほしよみ堂は一年で10店舗増えました。
でもこれは、勢いだけの拡大ではありません。
むしろ今年は、

・やめた出店
・見送った話
・踏みとどまった判断

そのほうが多かった。
増やそうと思えば、もっと増やせたけれど、そうしなかった。
だからこの「10」は、単なる数字ではありません。

楽ではなかった、でも逃げなかった

一店舗ごとに、人の問題とお金の問題があり、それぞれに責任がありました。
正直、楽な一年ではありませんでした。
想定外も多かったし、腹をくくる場面もあった。
でも——ぼくは、逃げませんでした。
今年は、

・腹を決めた年
・中途半端をやめた年
・ごまかしをしなかった年

でした。


乙巳は、「脱ぎ切る年」

乙巳は、「始める年」ではなく、「脱ぎ切る年」です。
乙は、弱い木。
まっすぐ太く育つのではなく、曲がりながらしぶとく残る草木。
環境を読み、空気を読み、生き残る側の木です。

そして巳は、破壊でも革命でもなく、脱皮。
つまり乙巳とは、新しい何かを足す年ではなく、
もう合わなくなった皮を、無理やり脱がされる年でした。

この一年で、起きたことを見てほしい

この一年で起きたことを、よく見てください。
少しだけ問題児が去り、有能な人がたくさん残った。
戻る人が多かった一方で、戻れない人もいた。
拡大したが、無制限ではなかった。
これは、偶然ではありません。

乙巳の年に、

・名前が出た
・看板を背負った
・立場がはっきりした

こういう人は、もう途中には戻れません。
今年は、成功を積む年でも、失敗を清算する年でもない。

覚悟を、強制的に確定させられた年でした。

大晦日。最後にこれだけ

逃げた人もいます。
でも、逃げずに前に立った人は、すでに次の年を生き始めています。

大晦日の最後に、これだけ覚えていてください。

乙巳の年を、無傷で終えた人はいない。

でも、乙巳の年を本気で生きた人には、必ず次が用意される。

ここまで来たら、もう十分です。

あとは、元旦に。

今年最後のメルマガ(コラム)を読んでくださり、ありがとうございました。
感謝を込めて。

中島 多加仁

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失敗したことよりも、一人で抱え込んでいた時間が 一番辛かった

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昨日は大掃除で、原宿ほしよみ堂メンバーと忘年会をやりました。
明日は、いよいよ大晦日ですよね。

とはいえ、ほしよみ堂は年末年始休まず営業する店舗もありますので、
体は休んでも、頭と心は動いています。
それが経営者というものです。

まあ、そんな年の瀬をいつも過ごしています。



似たような相談に、出て来る言葉

最近、何人かの占い師から、似たような相談を受けました。
内容はそれぞれ違うのに、話を聞いていると、
不思議と同じ言葉が出てくるんです。

「誰に相談したらいいか、分からなかったんです」

この言葉を聞くたびに、胸の奥が、ほんの少しだけチクっとします。
でも、これは責められることじゃないと思っています。

追い込まれるほど、一人で抱え込む

人は追い込まれるほど、自分で何とかしようとします。

・迷惑をかけたくない。
・弱いと思われたくない。
・まだ自分で頑張れる気がする。

そうやって、
「もう少しだけ」
「もう少し様子を見てから」
と、時間が過ぎていく。

・お金のこと。
・家族のこと。
・将来のこと。

考えなくてはいけないことが増えれば増えるほど、
頭の中は「なんとかしなくちゃ!」と、いっぱいになります。

誰かに話すことが一番後回し

でも不思議なもので、そういうときほど、
誰かに話すことが、いちばん後回しになるものです。

「今さら聞いてもいいのかな」
「こんなこと言ったら、どう思われるだろう」

そんな考えが先に立って、言葉を飲み込んでしまうんですね。
あとから振り返ると、多くの人がこう言います。

「もっと早く話しておけばよかった」

答えが出なかったことよりも、失敗したことよりも、
一人で抱え込んでいた時間が、いちばんつらかった、と。

成功者の共通点

うまくやっている人たちには、ある共通点があります。
占い師に限った話ではありません。
その共通点とは、悩みがないことでも、強いことでもありません。

ただ、悩みを外に出すのが早い

整理できていなくてもいい。
正解が分からなくてもいい。

「今、こういう状態なんです」
「正直、迷っています」

その一言を、早い段階で口に出せるのです。

それだけで、状況が大きく動くことが、本当にあります。
相談すると、何かが一気に解決するわけではありませんが、
自分の頭の中だけでぐるぐる回っていたものが、少しだけ外に出る。

その瞬間、呼吸がしやすくなったり、次の一手が見えたりする。
それだけで、十分な前進なのです。

「まだ大丈夫」になる前に

もし今あなたが、

・どう判断していいか分からない
・不安だけが大きくなっている
・本音を誰にも話せていない

という状態なら、「まだ大丈夫」になる前に、言葉にしてみてください。
相手は、完璧な答えを持っていなくていい。
ただ、聞いてくれる人でいい。
相談することは、弱さではありません。
それは、流れを変えようとする、ひとつの選択です。

遠回りしてきたからこそ、思うこと

ぼく自身、これまでにたくさん遠回りをしてきました。

「あのとき、誰かに話していれば」

と思う場面も、正直、何度もあります。
だからこそ、一人で抱え込んでいる人を見ると、もったいないなと思うのです。
今日の話が、すぐに役立たなくても構いません。
ただ、どこかで思い出してもらえたら、それで十分です。

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稼げない占い師は 話が、おもんない

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昨日は、「占いでは稼げないんじゃない!設計しない占い師が稼げないだけだ。」
という話をしました。今日は、その続き。
もっと踏み込んで、具体的な話をします。



稼げない理由

結論から言います。
稼げない最大の理由は、「話が、つまらない。」

当たる・当たらない以前の問題です。

こんな特徴、心当たりはありませんか?

  • どもる
  • 話が長い
  • オチがない
  • 抑揚がない
  • かたぐるしい
  • 言葉にすぐ詰まる
  • 吶々(とつとつ)と喋る
  • 何が言いたいのか分からない

はっきり言います。

それを「味」だと思っている限り、あなたは一生、選ばれません。

お客さんは、勉強しに来ていない

お客さんは、知識を浴びに来ているわけでも、
理論を聞きに来ているわけでもない。

・「この人と話したい」
・「この人の言葉を聞きたい」

そう思えたときに、人は財布を開きます。
つまり占いとは、
エンタメ × カウンセリング × 教育
この3つを、同時にこなす仕事です。

どれか一つ欠けたら、売れません。

「話すのが得意じゃないから」は言い訳

「でも私は、話すのが得意じゃないから」
そう思った人。
そこが、分かれ道です。
話すのが得意な人が売れるんじゃない。
話し方を磨いた人が、売れるのです。

同じ内容でも、選ばれる人は違う

たとえば、同じ結果を伝えるにしても、このような違いがあります。

・Aさんは、専門用語を並べて淡々と説明する。

・Bさんは、たとえ話を交えながら、相手の人生に引き寄せて語る。

内容が同じでも、選ばれるのはBさんです。
なぜか。

人は、正しさではなく「体験」にお金を払うからです。


訓練したら変わること

これは、生まれつきではありません。
訓練です。

たとえば、最低限これだけでいいのです。

・間を取る
・結論から言う
・一文を短くする
・例え話を入れる
・最後にまとめる

これだけで、印象は別人になります。
それすらやっていない人が、9割いるのです。

伝わらなければ、ゼロ

話がつまらない人は、その時点で商品価値が低い。

どんなに当たっても、どんなに知識があっても、
伝わらなければゼロです。

プロとは、相手に合わせて自分を変えられる人。

・「私はこういうタイプだから」
・「性格なので仕方ない」

それは、プロの言葉じゃない。
話がつまらない人は、その時点で商品価値が低いのです。

もし、こんな違和感があるなら

もし、あなたが、

・指名が増えない
・リピートが少ない
・時間が長く感じる
・会話が盛り上がらない

そう感じているなら、疑うべきはここです。

あなたの話、本当に“おもろい”ですか?

今日の結論

占い師として売れたいなら、
カードの前に、自分の「話芸」を磨け。

これが、今日の結論です。

そして、今日のメルマガの最後には「今日の宿題」があるのですが…
あまりにも内容が盛りだくさんの為、また別の記事で!

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稼げるかどうかは、 職業では決まらない

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今日は、あるメッセージから話を始めたいと思います。

「本当に稼げるのは政治家、医者、弁護士、大手企業勤務だと思います。
占いでは稼げません!」

とてもリアルで正直な声です。
そして多くの人が、心の中で同じことを思っているはずです。


「半分は正しい」という事実

まず、半分は正しい。

・医者
・弁護士
・大企業勤務

これらの職種は、たしかに社会的信用があり、
仕組みとして収入が保証されやすく、平均点が高い業界です。
普通にやっていれば、生活に困らないでしょう。
これは事実です。

でも、もう半分は間違っている。
それは、「本当に稼げる=その職業だけ」という思い込みです。
しかし現実を見ると、医者の多くは年収1000〜2000万で頭打ち。
弁護士も競争が激しく、サラリーマン並みの収入の人も多い。
大企業も、上に行けるのはごく一部。
つまり、ほとんどの人は「そこそこ」で止まる世界。

これもまた事実です。

占い業界のリアルな現実

一方、占いの世界はどうか。
はっきり言います。
平均は、めちゃくちゃ低い。
9割は月収20万円以下ですし、安定性もほぼゼロです。

だから、「占いでは稼げない」と感じる人が多いのも、無理はないのです。

それでも、占いには“別の顔”がある

でも、占いの世界にはもう一つの顔があります。
それが、上限がない世界だということ。

商品は自分自身。
場所は対面だけではありません。
館、電話、チャット、育成、出版、講座、仕組み、オンライン、AI……。
設計次第で、桁が変わる世界です。

ぼくが知るだけでも、月収50万円を超えている女性は60人以上います。

つまり正確には、占いは「ほとんど稼げない」。
けれど「1割は、普通の職業では届かないレベルまで稼げる」。
そんな業界なのです。

「占いでは稼げない」と言い切る理由

では、なぜ一部の人は「占いでは稼げない」と言い切ってしまうのか。
理由はシンプルです。
その人自身が、稼げていないから。
そして、こう続きます。

・「私はそんなに下手じゃない」
・「でも稼げない」

だから「信じられない」という思考になってしまうのです。
ここに、売れない構造のすべてが詰まっています。

伸びない人の、いちばん危険な位置

まず、「自分が稼げていない。だから業界全体も無理だろう。」という一般化。
正確に言えば、「私は、まだこのやり方では稼げていない状態」なのです。
それだけの話なのに、 世界そのものを「無理なこと」にしてしまう。

さらに問題なのが、「下手ではない」という自己評価。

下手だと認めた人は学ぶ。
うまいと自覚した人は磨く。

でも、「下手ではない」という位置にいると、何も変えなくなる。
そして、「でも稼げない」という現実だけが残る。

さらに危険なのが、「信じられない」という一言。
信じない自由はあります。
でも、信じない人に、結果が出ることはありません。

「信じない→試さない→変えない→当然、変わらない」という構図です。

稼げるかどうかは、職業では決まらない

ここで、はっきり言います。
稼げるかどうかは、職業で決まらない。
絶対に稼げる仕事もないし、絶対に稼げない仕事もありません。

稼ぐのは、情熱と設計です。
どのゲーム(職業)を選び、どう勝ちにいくか。
それだけ。

もしあなたが占い師として売れたいなら、
「当てる」より前に、選ばれる人間になること

・言葉
・所作
・反応
・設計

これらを整えずに、「稼げない」と言うのは、
あなたはまだ、スタートラインにも立っていません。
もし「占いでは稼げない」と思っているなら、こう言い換えてください。

「私は、まだ今のやり方では勝てていない」

この言葉に変えられた瞬間、人生は動き始めます。

最後にひとつだけ

厳しいことを、するどく書きました。
ここまで読んで「自分に腹が立った」という人は、本当に伸びるでしょう。

「いい話だった」
「勉強になった」

という感情が湧いた人は、残念だけど爆発力は弱いです。

あとは一つだけ。

今日、何を変えるか。

それを、具体的に決めてください。

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パートナーが欲しいのに、なかなか見つからない人へ

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メリークリスマス。

昨夜は、どんな夜を過ごされましたでしょうか。

ぼくは会社の仲間たちとささやかなパーティのあと、
行きつけのBARで、少し飲みすぎてしまいました。

占いをやっていると、
「いい人が見つからない」
「パートナーが欲しい」
という相談を、本当によく受けますよね。

そんなとき、ぼくが必ずお話しすることがあります。


思えば思うほど、遠のく理由

「そろそろ、いい人が欲しい」
「どうして自分だけ…」
「一人はもう飽きた」

そう思えば思うほど、なぜかご縁は遠のいていく。
これは不思議なことでも、運が悪いわけでもありません。

「足りない」という意識で探すと、
「足りない現実」を引き寄せてしまう。

それが、人間の脳と心の仕組みです。

本当の出会いとは

まず、ここは大事なので、はっきり言います。

パートナーがいない人は、欠けている存在ではありません。

誰かがいないと完成しない人生なら、
それは「ご縁」ではなく、ただの依存になってしまう。

本当の出会いとは、一人でも満たされている人同士が、
さらに豊かになるために結ばれるものです。

今日から使ってほしい言葉

だから、今日から使ってほしい言葉があります。

「私はすでに満たされている」
「私の人生は整っている」

これは、相手がいない現実を否定するための言葉ではありません。
今の自分の在り方を、先に整えるための言葉です。

出会ってから幸せになるのではなく、幸せな在り方に、出会いがあとから来る。

この順番を、間違えないでください。

理想の人がいない理由

「理想の人がいない」と言う人ほど実は、
“理想の関係にふさわしい自分” にまだなっていないことが多い。

これは、厳しい話ではありません。
誰にでも起こる、自然なズレです。

だからこそ、相手の条件を並べる前に、こう問いかけてみてください。

・私は誰かと一緒にいて楽な人か
・不安を相手のせいにしていないか
・ひとりでも楽しく生きているか
・一緒にいると、相手の人生が良くなりそうか

ご縁は、条件ではなく「状態」で引き寄せ合います。

寂しさの正体

もし今、焦りや寂しさが強いなら、それは「誰かが欲しい」のではなく、
誰かに埋めてほしい状態なのかもしれません。

でも、その穴を埋められるのは、本当は他人ではなく、あなた自身です。

・自分の時間を楽しめる。
・自分の人生を好きと言える。
・自分で自分の機嫌を取れる。

その姿こそが、強いご縁の磁石になります。

クリスマスに贈る言霊

最後に、今日から使える言霊を贈ります。

「私は満たされている。私にふさわしいご縁は、最高のタイミングで来る」

信じられなくてもいい。
嘘でもいい。

でも、向きだけは先に決めておく。

出会いは、探しているときよりも、整ったときに、ふっと現れます。
焦らなくていい。
あなたのご縁は、もう、動き始めています。

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新人が辞めない現場の条件、 それは「居場所」があること

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新人が辞めたとき、現場ではこんな言葉が飛び交いがちです。

「やる気がなかったんだろう」
「思っていた仕事と違ったんだろう」
「この業界に向いてなかったのかも」

けれど、長く人を育てる立場にいると、
そう簡単に片づけてはいけない、と分かってきます。



「居場所がわからない」時間

多くの場合、辞めた理由は、能力でも根性でもありません。
もっと手前の、誰もが口にしないところに原因があります。

それは——
「ここに居ていいのか分からない時間」
が、あまりにも長く続いたこと。

居場所が分からないと、人は前に進めないものです。

初めての【場所、仲間、仕事、規則】。
新人は、そのすべてを一度に背負わされます。
けれど周りから見れば、「新人が来た」それだけのこと。

ここに、大きな温度差があります。

新人の頭の中で起きていること

本人の中では、

・何を優先すべきか分からない
・初歩的なことを聞いていいか迷う
・忙しそうな先輩に声をかける恐怖
・間違えたら評価が下がるという不安

そんな思いが、頭の中をぐるぐる回っています。

だから、手が止まる。
動きが遅くなる。
ミスも増える。

「能力不足」に見えてしまう瞬間

すると今度は、

「覚えが悪いな」
「主体性がないな」

という目で見られてしまう。
でも実際は、能力が足りないのではなく、安心が足りないだけ。

人は、
「ここに居ていい」
「失敗しても戻ってこられる」
そう感じられて、はじめて本気で動けるのです。

人が残る現場は、最初に「関係」をつくる

新人が定着する現場には、共通点があります。
それは、仕事を教える前に、関係をつくっていること。

たとえば、
「分からなかったら私に聞いてね」
「今日はここまで分かれば十分だから」
「最初は誰でも失敗するから大丈夫だよ」

そんな一言を、きちんと言葉にして伝えている。
たったそれだけで、新人の表情はまったく変わります。

人は、「正解」を知っているから安心するのではなく、
「聞いていい場所」があるから安心する。
ここを押さえている現場は、強いのです。

新人が萎縮していく現場の共通点

逆に、

・忙しいから後で
・空気を読んで動いて
・とりあえず見て覚えて

これが当たり前になると、新人は学ぶ前に、遠慮と萎縮を覚えます。

・質問しない。
・相談しない。
・失敗を隠す。

その結果、周りからは「何を考えているか分からない人」
に見えてしまうのですが、本人は、
「自分は向いていないのかも」と思い込む。

…そしてある日、何も言わずに辞めていく。
これは、珍しい話でも、特別な話でもありません。


最初の一週間は、その人の未来を決める

新人を迎えるとき、制度やマニュアルがなくても、本当は大丈夫です。
必要なのは、最初の設計を、少しだけ意識すること。

たとえば、次の三つ。

1)頼っていい人を決めておく
「この人があなたの窓口です」と明確にする。

2)数日の流れを先に伝える
「今日はこれ」「明日はここまで」と見通しを与える。

3)何度でも聞いていいと、はっきり言葉にする
当たり前と思わず、あえて伝える。

安心が生む、前向きな行動

これだけで、新人の中に生まれるのは、
「分からなくても大丈夫」という安心です。

人は安心すると、自分から動こうとします。
メモを取ったり、工夫しようとします。

逆に、不安なままだと、言われたことしかできなくなり、
少しの失敗で心が折れてしまうのです。

「お試し期間」ではなく「分かれ道」

最初の一週間は、お試し期間ではありません。

その人が、ここで踏ん張れる人になるか、
それとも、静かに去っていく人になるか…、

未来への分かれ道なのです。

人は、役に立てていると感じるから残るのではありません。

自分は、ここで必要とされている。
この人たちの一員なんだ。

そう感じられるから、多少つらくても、もう一歩踏ん張れるのです。

順番を間違えないということ

最初から
「いつ戦力になるか」
「どれだけ早く一人前になるか」
そればかりを求められると、
新人は、まだ居場所もないまま、結果だけを背負わされてしまう。
それは、根が張る前に、大木になることを求めるようなもの。

まず根を張る。
つまり、人として迎えられ、仲間になる。
その土台があって、はじめて技術も、責任も、成果も育つ。

順番を間違えてはいけません。

新人が辞めない会社、人が育ち続ける組織とは、
優秀な人材が集まる場所でも、給料が高いわけでもありません。
人を迎えるときの姿勢が、ほんの少し丁寧なだけ。

組織の未来をつくる、たった一つの問い

次に新人を迎えるあなたに、一つだけ問いを残します。

この人が、一日の終わりに、
「ここに来てよかった」
と思えるとしたら、
それは、どんな一日だろうか。

その一日を思い描き、ほんの少し設計すること。

それこそが、組織の未来をつくる、確かな一歩なのだと思います。

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